2016年12月31日土曜日

バス停の不秩序

熊本交通センター前で、熊本空港行きのバスを待っていた時の話です。
バス停には長椅子があって、皆椅子に座ってバスを待ちます。
バスの乗り口が左側なので、左から順に右へ、皆暗黙の了解で、並んで座るのです。
日本人なので、ここは皆マナーを守り、順番通りに右側へ並び、バスを待っています。
私は4人目に並びました。
少しして5人目に来た25歳ぐらいの気持ち悪い顔の男性が、3人目のスペースに座ったのです。
「はあ?嘘やろ?」
確かに少し隙間があいていました。
しかし本来3番目だった男性と、4番目の私は、彼の無秩序な行動によって、自動的に4番目と5番目になってしまったわけです。
顔も気持ち悪いですが、やる事も気持ち悪すぎます。
こんなに堂々と順番を守らない日本人がいた事に驚きました。
「恥ずかしいわお前、熊本の恥や」
次に6人目に来た60歳ぐらいの男性は、なんと1番目の位置に何事もなかったかのようにスッと立っているのです。
「えーー」
続いて2人組の中年カップルが来て、その男性の後方に並びました。
一気に先頭に3人来たわけです。
「はぁ?どないなっとんねん熊本」
私は一瞬で8番目となりました。
また1人若い女性が来て4番目に並びました。
もう熊本は無茶苦茶です。
秩序もクソも熊本には存在しないようです。
中国人となんら変わらない考え方なのかもわかりません。
その後4〜5人来ましたが、彼らは普通に左側から後方に並びました。
まともな人も少なからずいるようです。
次に汚らしいオバハンが来て、私の一つ後方に割り込みました。
クソです、ホンマのクソです。こいつは。
しかもこのオバハン、バスが来た時に私の一つ前に割り込んで来ました。
「バスのステップに今すぐつまづいて前輪に頭を踏まれて死んでくれソッコー」
いや勿論、前に割り込んだ4人もクソ以下です。
こいつら本当に日本人なのでしょうか。自分がやった事が恥ずかしくはないのでしょうか。
家族や同僚、部下にこの自分の行動を見せられるのでしょうか。
しかも15人中、6人が順番を守らずに割り込んだのですから酷すぎます熊本。

2016年11月16日水曜日

50歳死亡説

あなたは50歳で死にます。
23歳の時、とある占い師に言われました。
占い師と言っても、プロではなく、少しかじった程度の趣味程度に人を占っている彼です。
彼から言われた事は数点あります。
その中で将来について言われた事は、28歳、32歳、そして50歳、の3つでした。
既に28歳、32歳は過ぎています。言われた当時は、あまり気にもせずに居たのですが、実は28歳、32歳に起きる事と言われた事が、事細かに当たっていたのです。
正直、衝撃的でした。
聞いた当時は、本当にネタ程度にしか思っていませんでしたし、なにしろまだ23歳です。あまり何も考えて生きていませんし、何よりも当たらないと思っています。
ところが、28歳、32歳と、ズバッズバッと当たってしまったものですから、50歳死亡説が非常に信憑性の高いものとなってしまったわけです。
それからというもの、50歳に近づく事に年々恐怖を覚えて生きて来ました。
そしてついに今月21日、50歳となってしまうわけです。
先日テレビに、とある占い師が出演していました。
彼女が占い師になったきっかけは、21歳の時、ある有名な占い師から、あなたは29歳で死ぬと言われた事だったと言っていました。
彼女は死にたくないので、自分で自分の運命を変えてやろうと自らが占い師となり生きてきたそうです。
それを見て、凄いなぁと思いました。
私も死にたくありません。
まだまだやり残した事だらけです。
ところが、健康診断で少し良くない事が書かれているだけで、やっぱり死ぬんちゃうかと思ってしまいます。
タバコを辞めたのも、実はこの事が大きく影響していたと思いますし、食事も思いっきり気をつけています。
ここ最近も、真剣にダイエットしています。
それもこれも50歳で死にたくないからです。
以前ここに、人は洗脳によって簡単に病気になると書いた事があります。
朝家を出て、会社へ着くまでに12人の人に「顔色が悪いけど大丈夫?」と言われると、それだけで自分が病気だと思い込んでしまい、本当に病気になっていしまうという話です。
癌だと診断されて、例えそれが誤診だったとしても、自身で癌だと思い込んで、本当に癌になってしまうという話もあります。
50歳で死ぬなんて言われたら、本当にそうなると思い込んでしまって、本当に死んでしまうのではないかと考えてしまいます。
10年以上前、テレビで中井貴一が「母親が死んだ年齢で自分も死ぬとずっと思って生きて来ましたが、それをすぎてもまだ生きています」と会見を開いていました。
それを見て「ひょっとしたら自分も50歳を過ぎても生きれるのかも」と、かすかな期待をしてみたりもしました。
やはり長生きしたいです。
もっと笑いたいですし、もっと美味しいものを食べたいです。
もっと美味しい酒も飲みたいです。
まだ行った事がない街も沢山ありあすし、食べた事がない料理も沢山あります。会った事がない人だって沢山います。

50歳を過ぎても生きるために、酒も減らしますしダイエットも成功させます。人間ドックにも行きます。
これまでずっと50歳以上の自分をイメージせずに生きて来ましたが、これからは50歳を過ぎても生きている自分をイメージして生きて行きたいと思います。

2016年11月9日水曜日

お食事処ふの

島根県松江市の住宅街にある、おそらく父親と息子、親子二代で切り盛りされている大衆食堂「お食事処ふの」



変わった名前だと思ったら、どうやら店主の本名のようです。
創業47年というから老舗と言っても過言ではありません。
デミグラスソースのかかったカツライスが美味いというので、途中下車して松江駅からトボトボ30分ほど歩いて行ってみました。






お昼のピークが過ぎたであろう13時頃に入店致しました。
入口を入って右側にカウンター席が10席ほど、左側はお座敷席が3卓12席あります。

先客は、お座敷に1組主婦グループワイワイと楽しそうに食事をしています。
私はカウンターの右奥へ腰掛けました。
すると息子と思われる若い方の店員が
「お一人様でしたらあちらへどうぞ」
と言うのです。
私は既に座っておりましたが、彼はカウンターの右奥には、私に座って欲しくないようなのです。
「は?」
「あちらにお願いします」
カウンターの左側へ行けと言うのです。
仕方なく左側へ移動し、バッグを一番左端の椅子に置き、左から二番目に腰を下ろしました。
「お荷物はこちらへかけてください」
彼は椅子に荷物を置いて欲しくないようなのです。
指さす方を見ると、座敷の横にコートや帽子をかけるような木製のコートハンガーがあります。
あんなものにこの2週間分の旅の一式が入った重い重いボストンをかけたら、一発で倒れて中のパソコンが壊れてしまいます。
こいつは何をゆーとんねや、、
私は無視をしてそのままにしました。
そもそもカウンターは私だけです。
椅子に荷物を置く事が、何故いけないのでしょうか。
何よりも、一旦座った席を変わらされた上に、今度は荷物にまでイチャモンを付けてくる、こんな店は初めてです。
「あー、そしたら真ん中に座って下さい、荷物はこちらに置かせていただきます」
彼はイラついたようにそう言うと、私のバッグを、最初に私が座ったカウンターの右端の席の後方にある長椅子に置いたのです。
そこまでして椅子には置いて欲しくないようなのです。
そして荷物は右端なのに、私にはカウンターの真ん中へ座れと言うのです。
何故右端ではダメなのでしょうか。
何故椅子にバッグを置いたらダメなのでしょうか。
この店相当やばいな、、、
そんな予感がプンプンします。
もしかしたら私のバッグの底が汚れていると思っているのでしょうか。
私は普段から電車内などで、膝上にバッグを置く事がありますので、絶対に地面には置きません。
だからこそ椅子に置いたのです。
もし普段から地面に置くようなバッグなら、そもそもこの店でも地面に置いています。
そんなに椅子に置かれるのが嫌なのなら、荷物入れを用意すべきではないでしょうか。
何故あんなに離れた場所にポツンと荷物を置かなければならないのでしょう。
しかも店員がいきなり勝手に荷物を持って行ってしまったので、バッグのファスナーも開いたままになってます。財布も見えています。
もしカウンターの右端に誰か座ったりしたら、ここからではハッキリ見えませんし、心配じゃないですか。
何を考えているのでしょうか。
私はコートを脱いで、隣の椅子に置き、カツライスをオーダー致しました。すると、
「荷物は椅子に置かないで下さい」
まだ言うんかいっっっ
あかんのかいっっ
どないやねん!!!
コートさえも置くなと言うのですから相当なものです。
私は仕方なく、自分のバッグの上にコートを置きに行きました。
その後、2人組みのお客さんが入ってきて、カウンターの右端の席に座りました。
店員は何も言いません。
1人客は右端の席は断るけれど、2人なら右端オッケーらしいのです。
どーゆーこっちゃねん!!!
なんかドンドン腹が立ってきます。
見ると先ほどの2人客は水が出ていますが、私にはありません。
もしかしたら、この若い店員は私の事が気に入らないのかも知れません。
だから席を何度も変われとか、椅子に一切の物を置くなとか言うのかも知れません。
そして水さえも出さないのかも知れません。
それなら納得です。
きっと私が、なんとなく生理的に受け付けない顔をしているのでしょう。
だから腹が立つのかも知れません。
そんなことを思いながら食べたカツライス、むちゃくちゃ不味かったです。
道具もフォークしかないので、カツを一口サイズに切る事も出来ず、かぶりつくしかなく、付け合わせのキャベツには一切何もかかっておらず、ご飯の量も少なく、、と腹が立っているので何もかもが悪いように感じてしまいました。
駅から30分も歩いて行ったのに、なんでこんな思いをして、しかもお金を払って不味い料理を食べなければならないのかと、つくづく後悔させられました。
その後、その若い店員がお座敷でワイワイとやっている主婦グループのところへ行き、そろそろお会計をお願いしますと言って追い出していました。
まだ営業時間が終了したわけでもなく、しかも我々がいるのですから、追い出さなくてもいいと思うのですが。
カウンター隣の2人組みの1人が、キャベツにかけるドレッシングがないかと訊ねると、返事は「ありません」の一言でした。
どうやら私だけではなく、客全員がうっとおしいようです。
そんなんなら商売なんて、辞めてしまうべきではなきでしょうか。
こんな商売やってたら、そのうち血の気の多い客に、顔面を真正面から思いっきり殴られると思います。
いや殴られてほしいです。

臭い荷物

JR草津線に乗っていると、ビニール袋を両手に持ったオッサンが乗ってきました。
オッサンは大きな右手のビニール袋だけを私の頭上の網棚に置き、そして反対側の向かいの席に座ったのです。
そもそも何故オッサンは自分側の網棚に荷物を置かずに、こちら側に置いたのでしょうか。
当初は全く理解できず、変わったオッサンやなぁぐらいに思っていたのです。
少しすると、私の頭上のビニール袋から、なんとも言えないオカズ臭が漂ってきました。
おそらくニンニクを使用した惣菜かキムチか、何か強烈な臭いを発する物が入っているのでしょう、正直臭い、臭いのです。
このとき初めてこのオッサンが確信犯だと気付かされたのです。
ここまでこの臭いビニール袋を持ってきて、自身でも辛かったのでしょう。
しかしいくら臭くて辛かったとしても、人を巻き込むのはやめて欲しいものです。
目の前の私が、臭くて顰めっ面をしている事は気付いているはずです。
しかしオッサンはそんな事は気にも留めず、手に持っていたもう一つのビニール袋から弁当を取り出し食べ始めたのです。
そもそも特急ではない在来線の横長の座席で、弁当を食べる人も珍しいと思うのですが、何よりも目の前の他人の頭上に、臭い臭い荷物を平気で置く人なのですから、それからすれば弁当を食べるぐらいは大した事ないのかもしれないとさえ思えてくるから不思議です。
隣に座っていたご婦人も、この臭いに耐えられなかったのか、少しして席を移動してしまいました。
私も席を移動すれば良いのですが、なんとなくそれはこのオッサンに負けたような気がして、席を立てずにいました。
30分が経過したでしょうか、オッサンは荷物を取って降りて行きました。
私は何とかこのビッグ異臭を耐えぬいたのです。
そしてオッサンに勝ったのでした。
私は小さくガッツポーズをしました。

2016年10月22日土曜日

肩で眠る少女

彼氏の肩へちょこんと頭を乗せて、すやすやと眠る少女がいます。
本当に眠っているのか、それとも甘えているだけなのか、彼とちょっとでもくっつきたいという現れなのか、こっちから見ていてもなんとなく可愛らしい光景といえます。
先日、京成線で成田空港へ向かっている時の事です。
目の前の8人掛けの座席に、偶然にも4組のカップルが座っていたのですが、4組中3組のカップルが彼女がそれぞれ彼の肩へ頭をちょこんと乗せて眠っていたのです。
日本人カップルが2組、韓国人カップルが1組、中国人カップルが1組です。
しかもそれぞれのカップルは、偶然にも右側に彼氏、左側に彼女が座っていますので、こちらから見ると1組を除いて同じポージングなのです。
あと日本人の1組さえ彼女がちょこんとやってくれれば、1座席全員が同じポージングとなるのです。
なんとかしてやってもらいたいのですが、さすがにテレビか何かの取材ならまだしも、ただお揃いを見たいからというだけの理由で、全くの他人からお願いしてやってくれるはずもありませんし、ただ祈る事しかできません。
おそらく、こちら側に座っている人全員が同じ事を思っていたはずです。
「ちょこんとやれ!ちょこんとやれ!」
一心不乱に念を送ります。
「ちょこんとやれ!ちょこんとやれ!」
なかなかちょこんとやってくれません。
「ちょこんとやれ!ちょこんとやれ!」
もしかするとこちら側に座っている見る側8人全員で念を送れば、伝わるのかも知れませんが、さすがにテレビか何かの取材ならまだしも、ただの一般人である私が、お揃いを見たいからという理由だけで一緒に念を送ってくれというわけにもいきません。
またそんな事を8人全員に言うぐらいであれば、本人1人に言った方がよほど早いです。
念を送り始めて10分が経過しました。
まだあの日本人カップルには念が伝わっていないようです。
それどころかペチャクチャと喋っています。
「何をしとんねん!はよちょこんとやれや!!」
だんだんイライラしてきました。
いけませんいけません、イライラしても人は動きません。
私は深い深呼吸をしました。
そして気持ちを落ち着かせ、再び念を送ります。
「ちょこんとやれ!ちょこんとやれ!」
また10分が経過しました。
長時間集中して念を送り続けたからでしょうか、少し息が上がり汗ばんできました。
例のカップルは、彼女が少し喋り疲れたのか、それともこちらの念を感じとったのか、会話をやめ、退屈そうに携帯を触っています。
彼は目を閉じています。
これはそろそろ来そうな予感です。
「ちょこんとやれ!ちょこんとやれ!」
念を送り始めて30分が経過しました。
彼らは2人とも目を閉じています。
私の念を感じとったのか、眠っているのです。
なのにちょこんとはやってくれていません。
もう少しすれば成田へ着いてしまいます。
結局、私の小さな夢は叶わずに到着してしまうのでしょうか。
まぁ、偶然でも目の前の4組全員が同じポージングを取るはずもありませんし、そもそも声を出さずに、いくら強く念じたからといって、思いが伝わるはずもありません。
私が念を送る事をやめようとしたその時です!
彼女は反対側にちょこんとやったのです!
「ちやーーーう!!」
思わず声が出そうになりました。

石鹸を使わない人々

先日、東京でとある有名ミュージック誌の編集長と飲んでいた時の事です。
彼との付き合いはとても長いのですが、先日はじめて実はタモリ式入浴法とやらを実施していると言うのです。
詳しくは知りませんでしたが、石鹸やボディシャンプーを使わずに、お湯で流すだけの入浴法だという事ぐらいは知っていました。
ローラや福山雅治もやっているという事は聞いた事はあります。
しかしながら、福山雅治だから何とも思わないのですが、普通のオッサンがやっていたら、不潔に感じてしまいます。
思わず「きちゃな!」と言ってしまいました。
だから彼もなかなか言えなかったらしいのです。
彼は皮膚が非常にデリケートで弱く、カサカサの乾燥肌だったらしく、アトピー性皮膚と診断された事もあったのだと言います。
ところがこのタモリ式入浴法に変えてからは、一切の皮膚トラブルが改善し、お肌もツルツルになったと言うのです。
私はにわか信じがたいという表情でこう言ったのです。
「ホンマかいな」
私にも彼のように人には言えないお肌のトラブルは多々あります。
特に頭皮や耳の周辺はアトピー性皮膚炎です。
一般的な市販のシャンプーを使用すると大変な事になりますので、デリケート肌用の無添加石鹸を長い間使用してきました。
またこの石鹸に辿り着くまでにも、いくつもの良いと聞く石鹸を使っては変え使っては変えを繰り返し、やっと巡り会えたものを愛用しています。
なのにそれでも完璧ではないのが現状でした。
現在愛用しているものも、一般的なシャンプーとは比べものにならないほど良いのですが、まだカサカサしますし完璧な状態とは程遠いのが現実です。
もしも彼の言うように、タモリ式に変えてお肌ツルツルになるのであれば、そんな素晴らしい事はありません。
まさに目からウロコとはこの事だと、心から思いました。
私は、朝と夜の2回シャワーを浴びますが、実は数年ほど前から、朝は石鹸やボディシャンプーは使用せず、シャワーだけを浴びていました。
これは特に何か理由があったわけではなく、ただなんとなく2回はやり過ぎのように感じて、夜だけにしていたのです。
これを夜も朝も2回共に石鹸やボディシャンプーの使用をやめるだけです。
嘘なのか本当なのか、ダメで元々なのでやってみる事にしたのです。
周囲の人にこの話をすると、実は私もという人が何人もいました。
やはり福山雅治やローラの影響はすごいようです。
調べてみますと、石鹸やシャンプーを完全にやめてしまう人もいれば、シャンプーだは続けている人、週に1回は石鹸やシャンプーをしている人、脇や足裏だけは石鹸を使っている人など、人によって様々なやり方があるようです。
またタモリや福山雅治はタレントです。
タレントは普通は汚れません。
でも職種によって、例えば、工場などで油にまみれて働いている人などは、タレントと全く同じというわけにはいかないはずです。
さらにウイルスなどが付着した手を、石鹸なしで洗っても、ウイルスは取れません。
一般的に、排便の後、トイレットペーパーなら27枚重ねないと、大腸菌はトイレットペーパーを貫通して手に移ると言われています。
となると、排便後に石鹸で1分以上は手を洗わないと、手に菌が付着したままになるわけです。
目には見えませんが、両手には約1万匹以上の菌が付着していると言われます。
そりゃ福山雅治やローラなら10匹ぐらいかもわかりませんが、普通の人なら1万匹いるわけです。
それでもタモリ式が良いなどとは言ってられません。
しかも以前にも書きましたが、そこらじゅうに存在する水虫菌から身を守るには、1日に1回は界面活性剤入りの石鹸で足裏を洗わないといけません。
となると、やはり手足は毎日石鹸で洗う必要があるわけです。
こういった点を考慮し、私は私に合ったタモリ式を実践する事にしました。

タモリ式を導入してちょうど1ヶ月が経過しました。
1ヶ月実施し「何もかわらへん」というのが素直な感想です。
良くなったわけでもなく、かといって悪くもありません。
石鹸やシャンプーを使っても使わなくても何もかわらないのであれば、使わなくてええやん、といったところでしょうか。

走って怪我したらどーすんの

「走って怪我したらどーすんの」
郊外にある大型のショッピングモール内にあるフードコートで、お婆さんが孫に注意しています。
子供は意味もなく走るものです。
エネルギーが有り余っているのです。
大人から見れば無駄なように見える動きでも、何かしら発散しておかないとエネルギーの持って行き場がないのでしょう。
だから何が面白いのかサッパリわかりませんが、キャッキャ言って走りまわっています。
「◯◯ちゃん!やめなさい!走ったらあかん!」
走り回る事が楽しくて仕方ないのです。
そんな年寄りの注意なんて全く聞いていません。
「怪我するよ!な、な!走ったらあかん」
そもそも、走って怪我なんてするのでしょうか。
骨がもろくなった年寄りなら、少しの振動で骨折するのかも知れません。
しかし目の前の子供が、走っただけで怪我なんてするはずがないわけです。
仮に怪我をするとしたら、走って転倒した場合です。
もし注意をするのならば
「走ってもし倒れて打ち所が悪かったら怪我するよ!」
が正しいと思います。
おそらくあの子供は、子供心にこう思っているはずです
「走っただけで怪我するかいっちゅー」ねん!」

朝食

毎朝、ホテルの朝食を食べてからユカリズムを30分実施し、シャワーを浴びてチェックアウトします。
朝食は基本的にサラダ、焼き魚、惣菜2〜3品、ご飯大盛り、納豆、生たまご、味噌汁、牛乳、珈琲というパターンです。
どこのホテルもバイキング形式なので、毎回ついつい結構な量を選んでしまいます。
選んだ以上は、食べ残しは嫌なので全部食べてしまいます。
毎回食べながら「たぶんサラダだけでもええんやろけどな実際」と考えながら完食しています。
私の場合、食べ過ぎてしまった場合は、必ずといっていいほどにクシャミが出ますが、毎朝食後にクシャミが出るという事は、毎朝きっと食べ過ぎているのだと思うのです。
そして部屋へ戻り、30分間ユカリズムを行うのです。
先日、いつものように朝のユカリズムをやっている時、ふと思ったのです。
このユカリズムで一体何キロカロリーを消費しているのだろう。もしかしたらさっきの朝食分のカロリーを消費している程度なのかも、いやひょっとしたらそれ以下なのかも・・・。
もしもそうだとしたら、朝食が物凄く無駄なもののように思えて来ました。
確かに、朝起きてすぐに何かを食べたいという欲求は強いです。
しかしながらお腹が減っているというわけでもなく、ただ単に習慣に近い感覚で食べています。
実際、食べなくても何ら問題ないと思います。
極端な話、珈琲でも1杯飲んでいればそれでいいはずなのです。
そうすれば、確実に痩せていくのではないかと思えてきました。
体重イコール、単純に1日トータルの摂取カロリーマイナス消費カロリーであれば、これで良いはずなのです。
ちょっと朝食をやめてみます。
おってまたご報告致します。

ユカリズム

「煙草をやめたから太った」
こんな言い訳を言うようになって1年半が経過しました。
「そらしゃーないわな」
皆、文句を言わず納得してくれます。
都合の良い恰好の理由を見つけたわけです。
しかし、そろそろ本気でダイエットしないと、ウエストがどえらい事になってきています。
以前のように毎朝1時間でも歩けば良いのでしょうが、なかなか各地のホテルでチェックアウト前に歩くのも大変ですし、またスーツや革靴では身体に負担がかかってしまいます。
そこで、10年ほど前、ダイエットに非常に効果的であったコアリズムを、毎日無理なく継続しやすいカタチにアレンジした「シャワリズム」を更にリニューアルした「ユカリズム」でダイエットする事にしました。
シャワリズムでは、どうしても実施時間が10分から長くても15分と短い為に、なかなか効果が現れないというリスクがありました。
ユカリズムは、朝やるので別名アサリズムとも呼ばれていますが、要するに床の上で毎朝30分間コアリズムの基本運動だけを行うというものです。
床でやるのでユカリズムと呼ばれるようになったわけです。
まだ開始後1ヶ月しか経過していませんので、どこまで効果が現れるのかわかりませんが、テレビを見ながらできるのであっという間ですし、そこまで苦痛ではありません、また30分やるだけでかなりの発汗をしますので、確実に痩せそうな気がするのです。
40分のコアリズムでは、1ヶ月でウエスト7cmダウンしましたから、3ヶ月やれば最低でも10cmはダウンできるのではないかと、期待しています。
おってまたご報告致します。

苦しそうな寝顔

京成線で都内から成田へ向かっている時の事です。
目の前の人が物凄く苦しそうに顰めっ面をしているのです。
思い切り両瞼を閉じ、眉間にギュウゥとシワを寄せて、歯を食いしばり、鬼の形相とはこの事を言うのだというぐらいの表情なのです。
その恐ろしい形相に、初めは男性だと思っていましたが、よくよく見ると女性のようです。
身体のどこかが物凄く痛いのでしょうか。
お腹は出ていませんので陣痛ではなさそうです。
頭痛でしょうか。
歯が痛いのでしょうか。
痔が痛いのでしょうか。
それとも必死で排便を我慢しているのでしょうか。
あまりにも苦しそうなので、さすがに何かあったのかと心配して見ておりました。
周囲の何人かもそれに気付き始めています。
だいたいこういう場面では、近くに居た真面目そうな女子高生が声をかけるものです。
これまでにも何人も、電車内でピンチな人を見てきましたが、いつも近くの真面目そうな女子高生が最初に声をかけていました。
今回もどこからか女子高生が現れて、声をかけるのでしょうか。
周囲を見渡すと、それらしき女子高生は乗り合わせていません。
となると、いち早く異変に気付いている私が声をかけるべきなのかもわかりません。
そんな事を考えながら、鬼の形相をチラチラ観察しておりました。
電車が空港第2ビル駅に到着した時、鬼の形相の彼女は、パチッと目を開き、何事もなかったかのように真顔で電車を降りていきました。
「えっっ??うそやろ」
完全に真顔でした。
さっきまでの鬼の形相はなんだったのでしょうか。
ひょっとしたらあれはあの人の普段の寝顔だったのかも知れません。
しかしあんな苦しそうな寝顔の人、可哀想過ぎます。
よくある「気持ちよさそうに寝てたから起こさずに出ました」的な事は、無縁なのだと思います。
ナンマンダブナンマンダブ

荷物が多い

ある時、両手にバッグ、両肩にバッグ、背中にリュック、合計5つのバッグを持って歩いている女子を見かけました。
「どんなけ持ってんねん!!」
当初は目を疑いましたが、実はこういう沢山のバッグを持ち歩いている女子が、案外多い事に気付きました。
男性なら1つの大きなバッグに入れて運びますが、何故か女子は、少しずつ沢山のバッグに入れて運びたい生き物のようです。
バランスで言うと、1つの重い荷物を持つよりも、沢山のバッグに振り分けて左右対照に持った方が良いのはわかります。
しかしながら、荷物は少ない方が理想的なのではないでしようか。
荷物の総重量は当然の事ですか、総荷物数も少ない方が良いと考えて生きてきました。
ところが、総重量が同じであれば、小分けして持った方が良いという考えもあるようです。
考えもしませんでした。
時折、手土産などで紙袋を持つ場合がありますが、私は結構苦痛です。
総重量も、そして荷物数も少なければ少ない方が私は良いのです。

盗撮

山科からJRで草津へ向かっている車内での出来事です。
出入り口付近に立っている20歳ぐらいの若い男性の動きが妙に気になったので目で追っていました。
私はその男性の反対側の扉付近に立っています。
普通この扉周辺に立っている人は、皆扉の外を眺めているか、それとも逆側、車内側を向いて立っているのが普通です。
なのに彼は、その奥にある4人掛けのボックス席側を向いて立っているのです。
ボックス席には、彼に背を向けるカタチで若い女性2人が座っています。
彼女達はキャッキャと笑いながら会話に夢中です。
彼は、その彼女達を真上からずっと覗き込んでいるのです。
彼女達の向い側には、老夫婦が座っていますが、目を閉じています。
彼の怪しい動きに気付いているのは私だけのようです。
彼の動きは、どう見ても怪しいのですが、あまりにも堂々と上から彼女達を覗きこんでいますので、ひょっとしたら彼女達の友達なのかも知れません。
いやきっと友達なのでしょう、そうでなければめちゃくちゃ怪しい奴です。
彼女達は、携帯を取り出して、キャッキャと写真を見せ合い始めました。
すると彼も携帯を取り出し、なんと真上から彼女達を撮影し始めたのです。
シャッター音はしません。
おそらく無音カメラアプリなのでしょう、彼女達の頭上から10cmほどの距離から撮影していますが、彼女達は全く気付いていないようです。
ここまで堂々と撮影するのですから、やっぱり絶対に友達なのでしょう。
そうでなければ、本当に怪しすぎます。
草津駅の1つ手前、南草津駅に到着した時、怪しい盗撮の彼はそそくさと下りて行きました。
もしも彼女達と友達であったなら、このタイミングで何かしらの会話はするはずです。
全く無かったという事は、彼は本当に怪しい奴だったようです。
怪しい奴というよりも、盗撮魔、犯罪者だったわけです。

博多駅前郵便局

博多駅前にある郵便局へ切手を買いに行った時の事です。
郵便物の受付は2つありましたが、1つしか開いておらず、また先客が居ましたので並んで待っていました。
5分ほど経過して、奥から男性スタッフが出てきて「次お待ちのお客さまどうぞ!」と2つ目の窓口を開けてくれました。
「50円切手を10枚ください」
私はそう告げると、財布から500円玉を取り出し、そしてそれを一旦渡してからゴソゴソと残り20円を出そうとしていました。
するとその男性スタッフは、残り20円を待たずに黙って奥の方へ行ってしまいました。
5分ほど待ったでしょうか、私はずっとボーッと立っています。
結構待たされた感覚です。
すると先ほどの男性スタッフが帰ってきてこう言うのです。
「50円切手ってハガキ用ですか?」
私は「あはい」と答えました。
「ハガキ用は52円です、残り20円ください」
「チッ、だからさっき出そうとしたのにオッサンが先にどっかへ行ってしもたんやがな」
そう言おうとしましたがやめました。
ひょっとしたら50円切手というのが存在するのかも知れません。
そもそも切手の種類なんて全く知りませんし、なんなら50円か80円ぐらいしかないと思ってます。
なので実際は52円なのに50円で通じるとさえ思っていたのです。
それが実は私が無知なだけで、50円も52円もあるというのであれば、ここで文句を言うのもどうかと思ったわけです。
男性スタッフは残り20円を受け取り、またどこか奥へ消えて行きました。
そしてまた5分以上、帰って来ないのです。
結構待っています。
「なにをしとんねん!単に切手を出すだけに何分待たしてけつかるねん!!」
そう思いながら立っていると、隣の窓口の少し若い男性スタッフが私にこう言うのです。
「お聞きしましょうか?」
はあああああああ??
さっきからずっと隣にいて気付かなかったのでしょうか?
まるで私が今来店したかのように聞いてくるのです。
もう15分以上隣にいますけども。
ここ、アカン!
この郵便局、腐っとる!

2016年9月4日日曜日

海外中継

オリンピックなどの中継を見ていて強く思う事があります。
それは海外との中継時のタイムラグについてです。
日本から現地の選手や取材陣に質問を投げかけて、数秒のタイムラグがあって、そして答えが帰ってきます。
これは見ていても非常にストレスのかかるやりとりです。
視聴者にとってはただの苦痛な時間なのです。イライラするのです。
なのにいつの時代になっても、このやりとりは無くなりません。
現地に取材陣がいないのであれば理解はできるのです。
でも居るのです。居るのに日本からわざわざ質問をするのです。
せっかく現地に取材陣やアナウンサー、タレント等が行っているのですから、彼らに質問を任せていればストレスなく見れるのに、単に選手と会話したいだけのミーハーな日本側のMCが、現地の会話に割って入って、しかも聞く内容は毎回くだらない誰でも聞けるような質問をし、タイムラグによって微妙な空気となってしまったり、会話と会話がぶつかってしまって嫌な雰囲気となってしまうのです。
それを見ているお茶の間の視聴者にはストレスを与えてしまっている事に気付いていないのです。
いつもイライラしてしまいます。
そもそもテレビは娯楽や癒しが主目的ではないのでしょうか。
視聴者をイライラさせてストレスを与えてどーするのでしょうか。
是非プロデューサーにこれを読んで欲しいものです。

2016年9月2日金曜日

テレビの前に立つ人

台風のために予定していた飛行機が定刻に飛ばず、阿蘇熊本空港で足止めをくらっている時の事です。
今年春の地震の影響で、レストランが1軒、簡易カフェが2軒のみ営業しているだけの施設で、5時間も時間を潰さなければならないというのはなかなか苦痛なものです。
テレビの設置されている72席ある待合スペースは人で溢れ返っていました。
売店で適当に弁当を購入し、テレビの見えるシートに腰を下ろしました。
少しすると初々しい大学生らしき団体がやってきました。
女子4人、男子3人という団体です。
そもそもこの4:3という男女の比率も初々しいのですが。
当初は全員で和気藹々と立ち話をしていましたが、その中でもうまく皆の会話に入れない男子がいて、1人どこか遠くを見ていたり、1人でプラプラと買い物に行ってしまうマイペースな女子がいたりして「どこにでもおんねんなぁ、ああいう子ら」と遠目に眺めておりました。
正面にあるテレビでは関東に上陸した台風のニュースが流れています。
皆気になるのでしょう、殆どの人はこのニュースを見ているようでした。
私も同じようにニュースを見ていますと、2人の女子がテレビの前を通りかかり、正面で立ち止まったのです。
よく見ると先程の大学生グループのうちの2人です。
ジュースでも買いに行った帰りなのでしょう、普通は皆が見ているのですからテレビの後方か、それとも座席の後方を遠回りするものですが、この子らは全く気にしていないのでしょう、テレビの目の前を堂々と歩いて通りかかり、しかも真正面で立ち止まったのです。
どうやら立ち止まってニュースを見ているようです。
「ちょ、どこで見とんねん!見えへんがな!!」
72席ほぼ満席状態の人達全員が思ったはずです。
そんな事は気にも止めない様子でテレビに注目しています。
「おい!なにをしとんねん!!」
と言わんばかりに何人かが立ち上がりました。
すると1人の女子が72人全員を敵に回してしまっている気配に気付いたようです。
今もニュースに釘付けになっている女子の手を引き、画面の前から移動させました。
手を引かれた女子は全く気にもしていないようで、ケラケラと笑いながらグループの元へ戻っていきました。
しかし一体どういう神経をしているのでしょうか。
今自分がした事を、何にもわかっていないのでしょう。
頭が悪いのか、他人の事が一切気にならないのか、自分以外の人を人と思っていないのか、脳に障害があるのか、B型なのか、いずれにしても衝撃的な人を見てしまいました。アーメン

2016年8月2日火曜日

友達の彼女

JR湖西線に揺られている時の事です。
隣のボックス席に1人座っていた女子高生の元へ、2人の男子高校生がやってきました。
どうやら2人の男子高校生のうち、1人がその女子高生の彼氏のようです。
彼氏は彼女の隣に、その友達は向かいに1人座りました。
私が窓の外をぼーっと眺めていますと、何やら強烈な視線を感じたので、その4人掛けの席に目をやると、先ほどの2人の男子高校生のうちのカップルでない1人が、つまらなそうにこちらを見ているのです。
私と目が合うと、彼は視線をずらしました。
どうやら彼の友人とその彼女らしき女子高生との会話に入れないらしく、彼は1人ぼーっとこちらを見ていたようです。
こちらと言っても、私を見ていたわけではなく、目の前に座っている友人とその彼女から目線を外すためにこちらを見ていたようなのです。
彼がただ単に2人の会話に入れないのか、それとも2人が、3人での会話をしようとせず、自分たちだけにしかわからない会話をしているのか、いずれにしても彼にとっては、物凄く苦痛な時間となっているようなのです。
こういうカップルは割と存在します。
2人の会話をするのなら、2人の時にすれば良いのであって、そこに第三者が加わった3人以上の場合は、皆がわかる会話をしないといけません。
仮にわからないにしても、皆と会話をするのが基本的なマナーです。
1人ポツンとさせてしまっては、もう今後は一緒に帰ったり、一緒に行動する意味すらないと判断されてしまう可能性があります。
見ていて痛々しいので「こっちきーな」とこちらへ呼んであげたくなりましたが、さすがに父親以上のオッサンと喋るのも苦痛だろうと思い、やめておきました。

もうかれこれ何分が経過したでしょうか、今だに彼は1人蚊帳の外です。
あれから一言も喋っていません。
そしてその友人とその彼女も、あれから一回も目の前の友人に喋りかける事はありませんでした。
何駅かが過ぎ、3人は降りて行きました。
降りてからのホームでの3人を目で追いましたが、友達は最後まで1人ぼっちでした。
「そんなヤツ友達やめとけーー!!」
もしこの瞬間、窓が開いていたのなら、間違いなく窓から顔を出して大声で叫んでいたでしょう。

2016年8月1日月曜日

食事における幸せ

先日、友人の天ぷら屋へ食べに行った際に、とある事がきっかけで、食事における幸せというものが何なのかという、昔からの疑問が解決した気がしました。
それは大根おろしです。
友人の天ぷら屋は、天ぷらと一緒にお茶碗1杯程の大根おろしが出てくるのです。
天つゆもわざわざ店員に依頼せずとも、各テーブルにポットで設置されています。
私は天ぷらを食べる際、大量に天つゆと大根おろしを使用します。
いや使用したいと願っています。
これまでに様々な天ぷら屋へ行きましたが、いつも天つゆと大根おろしが足りなくなります。
店員へ依頼すれば足してはくれるのですが、そう何度も何度も依頼するのは申し訳ないですし、またセコい客だと思われても嫌です。
だから天ぷらに大量に大根おろしを乗せてかぶりつきたい衝動を必死で我慢し、少しずつ少しずつ食べてきたのです。
いくら「天つゆ大根おろしおかわり自由」と書いてあったとしても、人間の心理とはそんなものです。
ところが、友人の天ぷら屋は、わざわざ店員に依頼しなくても、各テーブルに大量に設置されているのですから素晴らしいお店です。
私だけかも知れませんが、その点だけでも「この店ば流行る」と確信致しました。
(既にあちこちに出店しており流行っていますが)
以前、口に運ぶ1回のご飯の量を、残量を気にせずに大量に入れる事が最高の幸せだとここに書いた事がありますが、更にそれを超えるのが大根おろしだったわけです。

つい先日、自分で好きな惣菜を選んで最後にご飯と味噌汁を注文するタイプの大衆食堂へ行った時の事です。
私は、天ぷら盛合せ、出し巻き卵、ご飯大盛、味噌汁、そしてちりめん大根おろしをチョイスしました。
天ぷら盛合せは勿論、出し巻き卵もこの大根おろしを大量に乗せて食べる事が出来、最高の幸せを感じたわけです。
ご飯はおかわり自由でしたが、わざわざ店員に依頼しなければならず、面倒くさいので我慢し、それでも大根おろしが大量にあったために、凄く満足のいく食事となりました。
その時に、大根おろしが最も重要であることを本当に確信できたのです。

2016年7月31日日曜日

ディープな外国人

南海電車で関西空港へ向かっていますと、目の前の座席に座っているブサイクな外国人カップルが急にイチャイチャし始めました。
朝9時です。
車内は割と混雑しており、乗車率は120%ぐらいでしょうか。
これまでにも外国人カップルがイチャイチャするシーンは何度となく見てきましたが、それは全くと言っていいほどに違和感もなく、欧米人だからこその格好良さとスマートさもあって、まるで映画のワンシーンを見ているかのようなものばかりでした。
ところが、今朝のそれはこれまでのような美しいものではありませんでした。
まず外国人カップルと言ってもアジア系なのです。
おそらくあの顔と態度は韓国人でしょう。
はじめはチュッチュッという感じでしたが、徐々に興奮してきたのか、ブチューッという熱烈なキスと変化し始め、最後はレロレロ状態です。
「ちょ、ちょー!レロレロはアカンやろレロレロは!」
そう思いながらトボけたフリして遠くを見ていましたが、明らかに視界に入っています。
チラッと見ると、その女性が威圧的な目で私を見ています。
「なんでやねん!!なんでこっち見てんねん!」
周囲の人達もさすがにレロレロに驚いたのか、シーーンと静まりかえってしまいました。
しかも、しかもです、冒頭に述べましたが、2人はかなりブサイクなのです。
人の顔をとやかく言う権利はないのですが、映画のワンシーンのようなイケメンと美女のキスシーンなら見たくもなるのですが、ブサイクて威圧的で韓国人のディープなキスシーンはお金を貰っても見たくはありません。
結局、関西空港に着くまでの10分以上は威圧的な目で周囲の人達を見ながらレロレロレロレロしていたのではないでしょうか。
しかしあそこまでイキリな奴は久しぶりに見ました。

2016年6月30日木曜日

丁寧すぎる車掌さん

近鉄特急で名古屋へ向かう車内での事です。
先ほどからいつものように「切符を拝見致します」という車掌の車内巡回が行われているのですが、今日は少しいつもとは様子が違うようです。
やたらと車掌が客と会話をしているようなのです。
なにを喋っているのか会話まではわかりませんが、とにかく「おそれいります」や「ありがとうございます」といった何か丁寧な言葉が遠くから聞こえて来ます。
こっちは既にポケットから切符を取り出して、手で持って待っているのですから、早く来てほしいものです。
かなり時間が経過して、やっと私の順番が来ました。
「大変恐れ入ります、申し訳ございません、切符を拝見してもよろしいでしょうか?」
とても丁寧な口調の車掌さんです。
私が無言で切符を差し出すと
「あー、ご丁寧にありがとうございます、申し訳ございません、失礼致します」
そして切符を確認し、スタンプを押すと
「大変暑くなってきていますので、しっかりと水分を補給していただきまして、熱射病などには充分ご注意くださいませ」
と切符を返してくれました。
どんなけ親切やねん車掌さん。
どんなけ丁寧やねん車掌さん。
「お気遣いありがとう存じます、車掌さんも揺れますのでつまずいてお怪我などなさらないように充分ご注意下さい」
と車掌さんと同じぐらい丁寧に返しておきました。

2016年5月31日火曜日

飴を噛む

なぜ飴を最後まで舐めきる事ができないのでしょうか。
なぜ後半の薄い薄いペラペラの飴になると、ガリガリと噛んでしまうのでしょう。
いくら頑張っても、いくら耐えても耐えても、最後はどうしても噛んでしまいます。
噛んで終わりたいのです。
先日、固形石鹸を使用していた際、石鹸の後半、もう薄い薄いペラペラになった小さな石鹸を、そのまま最後まで使い切る事がどうしても嫌で、いや、嫌というかペラペラでは本来の石鹸の効果が得られない気がして、新しい石鹸を取り出して、その腹にペラペラを貼り付け、馴染ませ、まるでコバンザメのようにして使用していました。
これはごく一般的に普段からやっている行為です。
その時に、例の飴の後半の事を思い出したのです。
薄い薄いペラペラの固形石鹸と、薄い薄いペラペラの飴が似ている事に気がついたのです。
飴も石鹸のように、新しい飴に貼り付け馴染ませ、コバンザメのようにすれば、噛まずに最後まで舐めきる事が出来るのではないか?
そんな憶測が脳裏をよぎりました。
早速、今度やってみます。

外国の人たち

ここ最近、一気に外国人観光客が増えました。
池袋なんて日本人よりも中国人や韓国人の方が多いのではないかとさえ思ってしまいます。
ホテルのロビーには必ずと言っていいほどに宿泊客であろう東南アジア系の人たちがたむろしています。
なぜ自分の部屋で過ごさないのか全く理解できません。
そしてチェックインしようと前を通ると、ジロジロと見てくるのです。
チェックインを済ませ、部屋へ入ろうとエレベーターを降りると、今度は中国人女子が廊下をウロウロしています。
なぜ中国人はみな部屋で過ごさずに廊下をウロウロしているのでしょうか。
そして友人の部屋なのでしょうか、ドアの前に立ってドアに耳を当てて、中の様子を伺っています。
私が近づくと、ハッと驚いたようなした顔をして、走って自分の部屋に入っていきました。
「どないやねん!ストーカーちゃうやろな!」
部屋に入ってくつろいでいると、先ほどの中国人女子でしょうか、コンコンコンコンコンコン、コンコンコンコンとドアをノックしているのが聞こえてきます。
私の部屋ではありません、友人の部屋でしょうか、わかりませんがとにかくコンコンコンコンコンコンコンコン、コンコンコンコンコンコンコンコンとしつこくノックしているのです。
ノック多いし!!何回すんねん!!
そしてトアが開き、中に入るのだとばかり思っていましたが、中から友人が出てきて廊下で喋りはじめました。
しかも結構な大声です。
なんなんやキミら!!どんな環境で育ってきたんや!!
夜中に1階の自販機に行くと、エレベーターとエレベーターの真ん中に東南アジア系男子が立って携帯をいじっていました。
部屋でいじれや部屋で!!
ビールを買ってエレベーターに乗ろうとしても、東南アジア系男子がボタンの前に立っているので、エレベーターのボタンが押せません。
「ちょ!」
私が言うと、こちらをギョロッとした目で見て動きません。
こいつはだいぶアホなようです。
東南アジア系男子の腰あたりにチラッと見えているボタンに手を伸ばし押しましたが、彼は微動だにしませんでした。
どんな環境で育ってきたんでしょうか。
狂っているとしか思えません。

ぬいぐるみ女

先日、関西空港の手荷物チェックのところで、ぬいぐるみを抱えた女性を見ました。
ぬいぐるみがとても大事なのか、手に抱えています。
そしてそのままゲートをくぐるのです。
きっと若い幼い女の子なのでしょう。
検査員も苦笑いです。
私はぬいぐるみをチラ見して、何も気にせずに立ち去りました。
機内へ進んで、座席に座ろうとすると、先程のぬいぐるみを持った女性が窓側に座っていました。
私はその横の席です。
彼女はよほどそのぬいぐるみが愛おしいのか、膝に自分の方をむかせて座らせています。
そして時折、ぬいぐるみの手を持ってポージングをさせて遊んでいます。
なんとも可愛らしい光景です。
しかしながら、この席は非常口座席です。
怒られるで絶対それ!
これまでにも何度か乗務員から注意を受けているのでよくわかります。
この非常口座席では、手荷物やパソコンは一切携帯する事は許されず、全て頭上の荷物入れに入れなければなりません。
ジャケットでさえも手に持っていると、着るように注意されるのです。
めためた厳しいのです。
そこへ乗務員がやってきました。
ところが、ぬいぐるみには一切目もくれず立ち去ったのです。
ええんかいっ!ぬいぐるみええんかいっ!
まぁ、20歳ぐらいの女子ならよくある事なのかも知れません。
何度か乗務員が横を通りすぎましたが、ぬいぐるみを注意する事はありませんでした。
ぬいぐるみはオッケーのようです。
そんなんやったら今度ぬいぐるみ型のカバン持ってくんで!!
ところが、ぬいぐるみには一切注意はされなかったのですが、毎回通るたびに窓のブラインドを開けるように注意されています。
彼女はよほど開けるのが嫌なのか、それとも太陽の光に弱いのか、注意されたその瞬間は開けるのですが、乗務員が立ち去るとまたすぐに閉めるのです。
そしてまたすぐに注意されて開けるのです。
もうこんなやりとりが何度となく続いています。
アホなの?この子
おそらく私だけでなく、周囲の人が全員そう思ったはずです。
もう何度となくそんなやりとりを繰り返しているのです。
客室乗務員もさすがに苛立ったようで、かなり厳しめに注意をすると、最終的には渋々ブラインドを開けたのでした。
ところが陽の光が苦手なのか、ぬいぐるみで顔を隠しています。
もしかしたら高いところが怖いのかもしれません。
なんとなく幼い女子のイメージでずっと見ていたので、それも可愛く見えたのです。
飛行機が到着して、頭上の荷物入れからバッグを取り出していると、先ほどのぬいぐるみ女子も、同様に荷物入れに手を伸ばしてバッグを取り出そうとしていました。
その時に初めてその女子の顔をハッキリと見たのです。
ずっと幼い若い女子のイメージだったのですが、ちゃんと見ると、明らかに私よりもかなり年上の女性でした。
「オバハンかーーーい!!!」
思わず大声で発してしまいそうになりました。
クワバラクワバラ、ナンマイダーアーナンマイダー

2016年4月23日土曜日

外部ポケット

バッグやリュックの外部ポケットに傘やペットボトルなどを入れている人をみかけます。
ポケットがメッシュになっているものなどもあり、何を入れているのかが、他人から一発でわかってしまいます。
ペットボトルならまだ理解できるのですが、傘なんてそんなに必要なものでもありません。なのに他人から一目でわかる外部ポケットに入れる必要があるのでしょうか。
お菓子やガムを入れている人もいます、非常食でしょうか、しかしながらたまにクッキーなどがバリバリに割れたまま入っていたりして、それいつのやっちゃねん!とツッコミたくなる人もいます。
筆記用具、何かをとっさに書く必要があるのでしょう。新聞記者でしょうか。
地図や冊子など、冒険家なのでしょうか、登山家かもしれません。
タオル、汗っかきなのでしょうか。
メガネケース、普段はかけずに必要な時にポケットから取り出して使用するのであれば、老眼鏡なのでしょうか、老化はなかなか大変です。
先日、とある電車内で、外部ポケットにテレビのリモコンを入れている人を見かけました。
携帯電話と間違えたのか、はたまたリモコンが壊れ、修理に出すために入れたのでしょうか。
今日は旭ポン酢を入れている人を見かけました。
「なんで!?なんでポン酢?」
確かに旭ポン酢なら文句はありませんが、しかしそこに入れる必要ないと思いますが。
いずれにしても、何を入れているのか他人から丸見えのポケットに何かを入れるという事は、その人の人柄や性格、趣味、職業など、様々な事を想像させていまう事だけは間違いありません。

電車が怖い女の子

JR総武線に乗っている時の事です。
母親に連れられた5〜6歳の男の子と3〜4歳の女の子が乗って来ました。
席が埋まっていたためか、座りたそうにしていた女の子を宥めながら、私が座っている座席のすぐ横に3人が立っています。
小さな女の子は、座ってる私の目線よりも少し低い高さで立っています。
「怖いよぅ怖いよぅ」
女の子は電車が初めてなのか、とても怖いようなのです。
「怖くないってば」
お兄ちゃんが言います。
「大丈夫!怖くないから!」
母親も励ましています。
「怖いよぅ怖いよぅ」
小さな女の子はギュッと目を閉じ、小刻みに震えながら、目の前にあった私の足に捕まってきました。
「な、な、なんちゅうやっちゃ!めたくたかあいーがな実際問題!」
震えながら電車が発車するのを待っているのです。
プシューッ、ガタッ、ガタガタッ
ドアが閉まり電車が発車しました。
彼女はまだ目をギュッと閉じ、下を向いて私の足に捕まっています。
電車が動き始めて少しして、ゆっくりと目を開き、顔を上げると、何も問題がなかった事を実感したのか、こう言いました。
「怖くない、あたし怖くないよ!」
物凄い笑顔です。
怖い怖いと思っていた電車が、怖くなかった事がとても嬉しかったのでしょう。
「だから言ったでしょ」
母親はこう言うと、あまり興味なさそうに長男と話し始めました。
全く他人の私が、横でキュンキュンきているのにです。
娘がこんなにキュートなのに何故あまり興味を示さないのかが理解できません。
私なら頭ナデナデしながら「良かったな良かったな」と抱きしめてあげます。
なによりも最初に怖いよ怖いよと言ってる時点で、ギュッと抱きしめてあげるはずです。
この母親は、娘より息子の事が可愛くて仕方ないのかも知れません。
なんとなくガッカリしました。

変なクシャミの人

南海電車に揺られていると、変なクシャミが聞こえてきました。

「ヒーーッション!!」

ださっ、かっちょわる、誰や誰や
見ると20歳ぐらいの女子です。

「ヒーーッション!!」
「ヒーーッション!!」

何回すんねん変なクシャミ

「ヒーーッション!!」

しかもヒーーッションって

「ヒーーッション!!」

あまりにもダサくしつこいので、みんなチラチラ見ています。

「あかん花粉や」

変なクシャミの女子が言います。

「花粉のせいで止まらん」
「ヒーーッション!!」

しかし隣にいる彼女の友達は、変なクシャミには全く反応せず喋り続けています。
どないやねん

「ヒーーッション!!」

もーええわ!しつこい

「ヒーーッション!!」

2016年3月25日金曜日

クレーム詐欺

ここ数日
「テイクアウトした商品に箸がついていなくて食べられなかった。弁償して欲しい」
という電話をかけてくる詐欺が横行しています。
特にチェーン店を狙っており、店員が本当のミスだと思い込み、代金を弁償してしまうのです。
お金の受け渡しは駅を利用し、改札の向こう側で受け取るそうです。
私の知り合いだけでも、既に2件の金銭的な被害、4件の未遂、合計6件の電話がありました。
電話口で名乗る名前は「藤本」が5件「中村」が1件でした。
未遂の4件は、いずれも電話を折り返すので番号を教えて欲しいと言うと、またかけると切ったと言います。
テイクアウトした日時を聞き出し、レシートにて確認をする事で詐欺なのか否かを判別可能です。
こういった詐欺には、お金の受け渡しに改札の向こう側ですが犯人が来ますので、その時に隠し持っていた金属バットで滅多打ちにして半殺しにするか、刑事を連れていくかで未然に防ぐ事が出来ます。
金属バットで滅多打ちにした場合、ちょっとややこしい事になりかねませんので、刑事を連れて行く方が得策だとは思います。
是非実施してください。

滝は凄いです。
滝はなんか凄いのです。
滝はなんか知らんけど凄いのです。
だって滝なんですもん、滝は凄いに決まってるのです。理由なんかいらないのです。
滝はマイナスイオンを発生させています、だから凄いのです。
滝に打たれて修行もできます、だから凄いのです。
滝が好きで全国の滝を巡る旅をしているという滝マニアがいます、だから凄いのです。
とにかく滝は凄いのです、なんでか凄いのです。
そう思い込んでずっと生きてきました。
だから色んな滝を見に出かけました。
養老の滝、那智の滝、赤目四十八滝、滝の中でも凄いと言われる有名な滝を片っ端から見に行ったのです。
ところが様々な滝を見るうちに、一体滝の何が凄いのかがわからなくなってきたのです。
なんとなく滝は凄いという思い込みがあったのですが、よくよく考えてみたら、滝なんてただの川の途中の高低差です。
実際は川なのです。
単なる川の途中の高低差、ただの段差です。
そこを水が流れているだけなのです。
そう思うようになってから、滝を見ても何とも思わなくなりました。
写真すら、撮影する動作が無駄のように思えてくるのです。
最近では滝とは呼ばずに段差と呼んでいます。
滝マニアの方々には申し訳ありませんが、私のように滝の本来の姿が見えてしまって、滝を冷ややかな目で見ている人は少なくないはずなのです。
ただの段差と呼んでいる人、結構いるはずです。

ジョギングの服装

いつものように朝の散歩コースを歩いていると、前からスーツ姿のお兄さんが走ってきます。
この散歩コースは一周が約5kmの川沿いのコースで、午前中は数多くの人が、それらしいファッションに身を包み、走ったり歩いたり、それそれの方法でスポーツに勤しんでいます。
そんな中、前方からこちらへ走ってくるスーツ姿の男性は、右手にビジネスバッグを抱えながら、どこから見てもスポーツではなく、会社へ遅刻しそうなので走っているという風に見えます。
いや、きっとそうでしょう。
数日後、またそのスーツ姿の男性が走ってきます。
また遅刻でしょうか、前回と同様に右手にビジネスバッグを抱えて走っています。
左手には傘を持っています。
今日は少し降るのかもしれません。
きっと彼は、朝起きるのが苦手なのでしょう。
そんな彼とすれ違った20分後の事です。
また前からそのスーツ姿の彼が走って来るのです。
私は目を疑いました。
彼はいつも遅刻しそうだから走っているとばかり思っていましたが、それは私の思い違いだったようです。
彼はジョギングしていたのです。
右手にビジネスバッグ、左手に傘を持って、スーツに革靴姿で、ジョギングをしていたのです。
なんちゅうやっちゃねん!!
この川沿いのコースを1周してきたから私とすれ違ったわけです。
気になったのでその後の彼を目で追いました。
やはり最初にすれ違ったあたりでコースアウトしています。
翌日もすれ違いました。
今日は傘は持っていません。
しかしビジネスバッグは持っています。
ああいうふうに片手に鞄を持ったままのジョギングは、身体に良くないと思うのですが、わざわざ私がそれを注意するのも変なので、黙って見ています。
黙って見送っています。

遅い医院と早い医院

岸和田駅前にレトロモダンな病院をみつけたので入ってみました。
この冬、何度かウィルスに感染しかけては、根性と早めのパブロンで、なんとか免れ続けてきたのですが、ついに完全に感染したのか、発熱悪寒、鼻水、咳、扁桃腺と、典型的な風邪を発症し、パブロンを諦め病院へインしたのです。
待合室には先客が2組、いずれも老人です。
暇そうな町医者といった感じの病院です。
奥から先生らしきオッサンと患者の声が聞こえてきます。
待合室の中にまで、彼らの会話が反響し、完全に聞こえてくるのです。
会話の中身は殆ど世間話です。
患者は2人、地元の老夫婦でしょう。
時折患者の言葉を遮って先生が自慢話しをします。
それが物凄く印象的で「嫌なやっちゃなぁ」と、待合室の人全員が思ったはずです。
いや、みんな常連客ぽいので、先生が自慢しいなのは知っているのかしれません。
しかしなかなか会話が終わりません。
「話長いなしかし」
もうかれこれ30分ぐらいは喋っています。
彼ら(正確に言うと先生のみ)はずっと喋り続けているのです。
私が来た時には既に喋ってましたので、その前何分喋っていたのかわかりませんが、とにかく相当お話好きのようです。
治療なら仕方ありませんが、聞く限りでは老夫婦は治療で訪れたのではなく、今度入院するに当たって、手続きか何かの相談に来たような感じです。
「そのはなし今いらんやろ!」
そう思い、待合室の人を見渡すと、全員が寝ていました。
「寝てんかいっっ!」
寝ているのか死んでいるのかわかりませんが、皆それぐらい老人です。
きっと待つことなんてどうでも良い連中なのでしょう。
誰も文句を言わないのですから、暇つぶしに来ているのかもしれません。
すると奥から中年の看護婦が出てきました。
そして待合室へ来て、こう言うのです。
「急いでる方はおられませんか?」
どうやらこの看護婦はこの今の状況が異常である事を理解し、待ってる人にフォローをしに来たようです。
「お急ぎでしたら処方箋だけでも渡しますよ」
すると待合室の2組共が立ち上がり、処方箋をもらって出て行きました。
完全に薬目当ての常連客だったようです。
そのまま看護婦は治療室へ行き、会話を中断させ、私を案内してくれました。
私だって抗生物質目当てで来たのですが、なんせ新規客です。
先生は、声から想像していたよりも、もっとお爺さんで、私の扁桃腺を確認するために手にした板状のヘラは震えまくり、声を出すように言われましたが、まるで扇風機の前で言っているように「あああああああ」とこだましてしまいす。
次に胸を見ますと聴診器を当ててくるのですが、Tシャツ、Yシャツ、ネクタイ、ベストの上からなのです。
「むちゃくちゃやーん」
背中も見ますと、私を後ろ向きにしたのですが、さらに1枚多いジャケットの上からなので、158%聞こえないはずです。
「先生服の上からやけどわかるん」
「うん、風邪やな」
そう言うと、いくつかの薬を処方してくれました。
処方され薬は、鼻水、咳止め、発熱、抗生物質、うがい薬、トローチ、それぞれ3日分でした。
その後、熊本へ到着し、薬剤師の友人にその薬を見せると
「古っ!」
「えっ?」
「古いわ、20年ぐらい前の薬やん!」
と言われました。
薬にも流行があり、年寄りの先生の場合、こういう時代遅れの薬を処方するのだそうです。

あまり薬の効果も実感出来ないままに3日が経過し、薬がなくなってしまいました。
ちょうどその時に千葉に居ましたので、薬をもらうために駅前の医院に入ってみました。
この医院の先生は若いようです。
ただ、岸和田の時とは全く逆で、診察が異常に早いのです。
次から次へと入った患者が30秒ぐらいで出てきます。
4~5人待っていましたが一瞬のうちに私の順番が来ました。
診察室へ入ると、パソコンに向かったまま私の方を見ようともせずに先生がこう言います。

「どうしました?」
「いやどうやら風邪をひいたみたいで、、」
「症状は?」
「先日まで熱があって、今は熱はないですが鼻水がでます」
「それ花粉症!」
「えっ?」
「はいどうも」
「えっ?終わり?」
「はい」

実際私の診察は20秒でした。はやっっ!!
支払いを済ませ、処方箋を持って薬局へ行きます。すると

「花粉症の薬が1錠出ています。寝る前に飲んでください」
「えっ?寝る前?いま朝やがな」
「はい、先生がそのように書かれてますので」
「ちょ、ほなら夜まで辛いままかいな!」
「まぁそうなりますね」
「はあ?」

結局夜まで待てるはずもなく、ランチを済ませてすぐに薬を飲みました。
花粉症の薬をです。
しかし最近は本当に病院運が悪いようです。
岸和田では遅すぎる病院、千葉では早すぎる病院、両極端の病院をほんの数日で訪問するなんて。
しかしながら、いくらポーズだけだとは言え、岸和田のように色々とやってもらう方が病院へ来たという実感は湧きます。
人なんていい加減なものです。

翌日、なぜか昨日の花粉症の薬が効いたのか、すっかり完治してしまいました。
どないやねん!!!



男子会

やたらと女子が女子会をやりたがるように、私たち男子だって男子会をやりたいのです。
女子がいないと、遠慮なく下ネタが言えるからです。
本来なら男子は3分に1回は下ネタを言いたいのです。
それなのに女子がいるせいで、言いたいセリフが言えず、ガマンしながら飲まなければならないのです。
そんなのは蛇の生殺し同然です。
ですから最初から女子が来ない男子だけの男子会をやりたいのです。
おもいっきり下ネタを言いたいのです。

先日、とある女子会好きの女子数名と、男子会好きの男子数名で飲む機会がありました。
合コンではありませんが、まさに男女会と言ったところでしょうか。
そしてお互い未知の世界である異性の会の内容について情報交換を行ったのです。

「男子会なら3分に1回は誰かがチンコゆーてるからな」
「えっ?女子会はもっとグロいっすよ!」
「は?どないやねん女子会!」
「やばいっすよ女子会マジ!」
「ゴクッ」

女子会好きの彼女たち曰く、女子会の方が男子会よりも下ネタ炸裂だと言います。
それなら何故に男女会の時は下ネタを言うと文句を言うのでしょうか。
男子会よりももっと過激な下ネタを言いまくっているのであれば、男女会で是非それをやっていただきたいものです。

「そんなもん男子の前でゆーてたらドン引きされますやん」
「あそっか」
「なんやかんやゆーてチャンスに備えてるんですもん女子かて」
「あそーなん」

2016年2月23日火曜日

純喫茶

カフェより純喫茶が好きです。
純喫茶は癒されます。
純喫茶の良さは何と言っても「ゆるさ」だと思います。
良い意味で「ええかげん」であったり、曖昧さこそが、純喫茶の良さではないでしょうか。
隣でタバコを吸っている人がいようが、営業時間が多少過ぎようが、早かろうが、多少お皿にヒビが入っていようが、とにかく何もかもを許し許される、それが純喫茶なのです。
先日、久しぶりに名古屋市西区那古野にある純喫茶「西アサヒ」へ行きました。
西区の那古野あたりは、ケチャップ発祥の店「勝利亭」や海老フライの「はね海老」、串カツ「五條」など、老舗の名店が連なるレトロな街並みを残しつつも、リノベーションされた若者の街へと進化しつつあるとても雰囲気の良い場所です。
「西アサヒ」もそんな那古野の代表格ともいえる、昭和7年創業の純喫茶でした。
前日、伏見のホテルに泊まっていた事もあり、15分ほど歩いて、久しぶりに西アサヒ名物の分厚い玉子サンドを食べに伺ったのです。
お店に着くと、世代交代されたのか、お店はきれいにリニューアルされ、当時の面影はありませんでした。
店内に入り、カウンターの中にいた女性と目が合いましたが、彼女は電話中で、目をそらされましたので、勝手に席に座ろうと1〜2歩あるいたところで客席に座っていた男性に声をかけられました。
5〜6人で座っていたのは先客ではなくスタッフだったようです。
「すみません、まだ営業時間ではないのですが」
時計を見ると11:29です。
営業開始は11:30からのようです。
私は「あそーなん」と言って店を出ました。
そして向かいにある「はね海老」へ入りました。
「はね海老」も同じく11:30からの営業ですが、1分前に来た私を追い返すような事はしませんでした。
もう「西アサヒ」は、当時のゆるい純喫茶ではなくなってしまったのでしょう。
別に1分前でも10秒前でも、営業時間外であることは間違いないわけですから、入れないのは当然の事かも知れません。
だから文句を言っているのではないのです。
別にいいのです。
ただ、冒頭で述べた純喫茶の良さや、私が求める「ゆるい」純喫茶の定義からは外れてしまった事が、とても残念でならないのです。
はね海老で海老フライとクリームコロッケの日替りランチを食べた後、西アサヒへ戻って珈琲を飲む気にはなりませんでした。

ド派手なオッチャン

南海電車に乗っていた時の事です。
どこかの駅について、私の乗っていた車両にド派手なオッチャンが賑やかしく乗って来ました。
派手な帽子に派手なファッション、ピンクの靴下に黄色の靴。
オレンジ色のスーツケースを引きずっています。
「おっとっとっとー!どないなっとんねんコラ、えー」
乗り込む時、そのスーツケースが入口ドア下の段差に引っかかり、つまづいたようにバタバタと乗って来たのです。
ド派手なオッチャンはつまづきふらついたまま、偶然手をついた目の前の窓のロールカーテンを開けようとしています。
ふらついたまま一回も体制を整える事なく、一連の動作の流れてロールカーテンを開けようとしても、うまく開くはずもありません。
そもそもロールカーテンを開けようとしたのは、電車に乗り込む時につまづいた事をごまかすためでしょう。
開ける必要もないのです。
ここまでの流れが一瞬の出来事だったために、乗客は皆そのオッチャンを目で追いながらも、しかし目が合ってややこしい事に巻き込まれないように、いつでも目をそらす事が出来る体制に身構えました。
一瞬で車両内がピリッと張り詰めたような空気となります。
ド派手なオッチャンは、結局うまくロールカーテンを開ける事ができず独り言のように文句を言っています。
「なんやこれは!あけへんやんけ」
電車内は「シーーーーーン」と静まり返っています。
ド派手なオッチャンは、酔っ払っているような感じではありませんが、恥ずかしさからくる一連の動作が全て悪い方向へむいているような印象です。
いても立ってもいられないのでしょう、ブツブツと文句を言いながら、オレンジ色のスーツケースを引きずりつつ、今度は隣の車両へと続くドアへ向かいました。
オレンジ色のスーツケースが何人もの乗客の足にぶつかります。
ドアを開けようとした時、電車が揺れてまたオッチャンがふらついています。
もうこちらの車両ではそのオッチャンを見送りながら複数の人達が笑っています。
そして全員がオッチャンの背中を見ています。
隣の車両へ逃げるように移動したオッチャンは、むこうの車両でも何人もの人の足に、オレンジ色のスーツケースをぶつけながら歩いていっている姿が見えます。
「ぶはあああああああああ」
こちらの車掌で笑い声がこだましました。
「ぶはあああああああああ」
手をたたいて笑い出す人もいます。
なんならスタンディングオベーションしても良かったんじゃないかと思いました。
それぐらい笑えたのです。

2016年1月27日水曜日

年寄りが狂っている

JR外房線に乗ろうと並んでいると、後ろにいた60歳ぐらいの夫婦が、私とその前にいた2人を追い越して電車に乗り込みました。
「チッ」
年寄りなので耳が悪いのか、聞いていないフリなのか、振り返る事もなくさっさと席に座りました。
別に順番を抜かされたからといって、何か不都合があるわけではありません。
空席もいっぱいあります。
別にどうでも良いのです。
どうでも良いのですが、こんな姿を彼らの子供や孫が見たらどう思うのでしょう。
子供や孫じゃなくても友人や近所の人に見せられる姿なのでしょうか。
電車に乗り込んだ2人は、何事もなかったかのように笑顔で楽しそうに会話しております。
この一部始終を動画に撮って、一家に送りつけてあげたくなります。
しかしこんな事は特別珍しいわけではありません。
昨今、年寄りの順番抜かしは急激に増加の傾向にあります。
私はもう何度となく抜かされた経験があります。
しかし一度も文句を言った事はありません。
どうせ言っても呆けたふりをされるのがオチだからです。
昔は近所に口うるさい年寄りがいて、世の中を正しくするような役割を果たしていたような気がします。
そんな昔のような年寄りは絶滅したのでしょうか。
正しい年寄りが激減したと同時に、狂った年寄りが増殖しているのは間違いないようです。

太平洋に浮かぶ孤島。
このように、まるで島が海に浮かんでいるかのような表現をします。
そのせいで、皆なんとなく島が浮いてるように思ってしまっているのです。
ところが実際は、海自体が水たまりのようなもので、島は全部つながっている地球なのです。
決して島が水に浮いているわけではないのです。

四つ橋線の不思議

何故に西梅田にむかう四つ橋線の先頭車両は、あんなに混んでいるのでしょうか。
御堂筋線に比べ、普段からゆったりとしている四つ橋線なのに、何故か先頭車両だけは、毎回毎回足が宙に浮くのではないかと心配するほどに超満員なのです。
昔から、地下鉄に乗るなら、庶民的で何故か落ち着いて乗れる四つ橋線を利用していました。
御堂筋線は「せわしない」印象が強かったからです。
西梅田まで多少歩いてでも、四つ橋線の庶民感が良かったのです。
大阪を離れ、何年かぶりに難波から四つ橋線に乗った時の事です。
何も考えずに先頭車両に乗ったのですが、恐ろしい程の混み具合に衝撃を受けました。
「ちょっと乗らん間に、四つ橋線がブレイクしとるやん!」
昔はスカスカだったのに、少し離れている間に、四つ橋線が大人気になっている事に驚きました。
ところが、何度か乗っているうちに気付きました。
混んでいるのは先頭車両だけだったのです。
おそらく、少しでも梅田に近い位置で降りるために、みんな先頭車両に乗るのでしょう。
しかしあんな苦しい思いをしてまで、少しでも近い車両に乗りたいと考えるのはナンセンスな気がしてなりません。
しかも2両目はスカスカなのですから。

踏んだり蹴ったりの人

阪神電車に乗っていた時の事です。
普段ならあえて座ろうとはしないのですが、その日は荷物が重く、また長旅の疲れもあって、隙あらば座ろうと席が空くのを狙っていました。
すぐ近くの対面となっている5人掛けの長椅子にはどちらも3人が座っています。
厚かましいオバチャンなら隙間に突入して無理矢理座るのでしょうが、それはさすがにしたくはありません。
まぁ、3人のうち誰か1人が立って席が空けば座ろうという感じで狙っていたわけです。
とある駅について、一番端に座っていた男性が席を立ちました。
私はすかさず床に置いたバッグを拾い上げました。
すると、空いた席の向かい側の真ん中に座っていた男性が、サッとその空いた向かい側の端の席に移動したのです。
おそらく彼は真ん中の席よりも端の席が良かったのでしょう。
私だってその席の方が良かったのですが、仕方ありません、さっきまでその彼が座っていた真ん中の席へ向かいました。
すると、その横の人が急に目を覚まし、慌てて電車を降りたのです。
私は必然的に、その慌てて降りた人が座っていた端の席に座りました。
その駅で、賑やかな子供と母親2人が乗ってきました。
すると向かいの真ん中に座っていた人が気を利かして端に寄り、その2人は真ん中に座ったのです。
ついさっきまでどちらも5人掛けに3人だったのに、一瞬のうちにこちらが2人、向こうは5人となったのです。
私は天高く足を上げ、そしてゆっくりと足を組みました。
先程ゆったりとしたスペースを求めて移動した彼は、窮屈そうにこっちを見ながら座っています。
彼とっては、踏んだり蹴ったりの結果となったようです。

似つかわしくない中国人

成田空港第二ビル駅からJR成田線に乗っていた時の事です。
目の前に大荷物だけで2席を占領している中国人一家がいました。
中国人というのは、何故いつも荷物で席を占領するのでしょうか、荷物で1席、自身で1席、合計2席を当たり前のように使用するのです。
しかも荷物は自身の隣に置くのではなく、荷物は荷物ばかり、人は人ばかりで座るのです。
日本人ならスーツケースは膝の前に置き、転がらないように手でしっかりと握って、そして1席しか使用しません。
中国人には他人に配慮するという概念が存在しないのでしょう。
そして横並びに置かれたスーツケースは、当然電車の揺れに比例してコロコロとあちこちへ転がっていくのです。
そしてその方向にいる人にぶつかり止まるのです。
その度に父親が荷物を取りに行き、また同じ場所へ置いて席に戻るのです。
「何回おんなじ事すんねん、アホちゃうか!」
思わず声に出そうになりました。
まぁこういう光景はもう何度となく見ています。
中国人に限らず、国外から来た人種によくありがちな光景と言えます。
さらに中国人はうるさい。
どんな会話でも物凄く大きな声で喋るのですから、すぐに中国人だとわかります。

※街で中国人の見分け方(参考)
大声、女同士手をつなぐ、ノーメイク、ガニ股女子

ところが、この一家は少し様子が違いました。
子供がギャーギャーと大声を出そうものなら「シーーー!」とそれを制止するのです。
荷物に関しては、心からアホやなと思いましたが、電車内で大声を出す事を良いことだとは思っていないようで、他人の目を意識しているのです。
これはとても珍しいタイプの中国人だと言えます。
まぁ子供は全く言うことを聞かず、ずっとギャーギャー言い続けてはいるのですが、子供なんてそんなものです。
それよりも「シーーー!」とやるこの新しいタイプの中国人に衝撃を受けました。
これは明らかに他人の目なんて全く意識しなかった中国人の歴史を塗り替える出来事といえます。
死ぬまでにそんな中国人と出会えた事に感謝します。
アーメン

深夜の塩ラーメン

美味い塩ラーメンがあると、深夜に友人がとあるラーメン店に連れてってくれました。

ズズッ 「もぐもぐ・・」

「美味いでしょ美味いでしょ美味いでしょ」

と3回も言われたけれど、正直こういう塩も味噌も醤油も豚骨も和蕎麦でさえもメニューにあるような店で手作りのスープを作ってるとは思えない上に、何よりも真剣に美味しいとは思えなかったので、微妙な顔をしていると「味覚音痴?」と言われてしまった。
まぁ俺か彼かどちらかが味覚音痴なのは間違いないけれど。
しかし久々にスープと焼豚を残した。

ホテルの無料朝食

ここ数ヶ月こういうホテルの無料朝食も食べるようになった。
わざわざこれのために服を着て部屋から出る事なんて考えられなかったけれど、ここ最近は毎朝1時間歩くようになったので、ついでなので食べる。しかし本当にこれで良いのかと自問自答しながら食べているのが現実で、食事というものは自身で美味いと思うものだけを食べたいのだ。
美味いと思えないもので空腹を満たす事にものすごく違和感を感じる。