2013年7月19日金曜日

ホテルの条件

こう毎日毎日、日替わりであちこちのホテルを利用していると、本当に様々なホテルがあるのだと思い知らされます。
各地域に1軒は、お気に入りのホテルがあり、よほどの事がない限り、そこを利用するのですが、突然仕事が入り、そのホテルが取れない時や、初めての地域の場合は、ちょっとした冒険となります。
旅サイトの口コミなんて、いくらでもサクラを使用できますし、当てにはなりません。
実際に何度となく騙されてきました。
以下に私が好むホテルの条件をあげてみました。

1、タオル
価格の安いホテルほど、使い古し薄くなったタオルが備え付けされています。宿泊料が安いのに、高級ホテルのようなしっかりとしたタオルが備え付けされていると、それだけで好印象となります。
タオルの柔軟剤も重要です、いくら香りが良くても、水をはじいてしまう柔軟剤が使用されていると、とてもガッカリします。

2、シャワー
最近できたホテルに多いのですが、シャワーの放射角度が広すぎるのはいただけません。
シャワーの中心部に立つと、ほとんどお湯がかからないという不思議な現象が起きるのです。
放水量が少なすぎるシャワーや、お湯と冷水の調整が難しかったり、勝手にお湯から水に、水からお湯へと変化するシャワーなんて最低なホテルもあります。

3、コンセント
コンセントの数は重要なポイントです。
テーブル、ベッド、バスルームにコンセントがあるのは当然です。
しかしこの3カ所全部にコンセントがないホテルが非常に多く、一時は延長コードを持ち歩いていた時期もあります。
先日は、テーブルにLANケーブルはあるのに、何故かコンセントがないホテルに泊まりました。
どうやってパソコンに電源を供給するのでしょうか。

4、エアコン
エアコンが全室共通となっていて、各部屋では風量のみ調整できるというホテルは、とても苦痛です。
人によって好みの温度がありますし、暑がりもいれば寒がりもいるのです。私の場合、冬でも入浴後は暑いのです。汗がしたたり落ちるのです。なのに暖房しかないなんて、地獄としか思えないのです。

5、窓
窓は開いて欲しいです。
上記の4に連動して、エアコンの温度調整ができない部屋で、更に窓が開かない場合は、拷問としか思えません。
下手したら窒息死します。

6、椅子
私は、夜中、部屋に帰ってから仕事をします、朝5時ぐらいまではやってますので結構な時間パソコンに向き合う事になります。
その場合、椅子の座り心地は非常に重要となります。
背もたれがない椅子もどうかと思います。

7、清潔
清潔な部屋というのは基本中の基本です。
一部でも不潔な部分を見つけてしまうと、それだけで興醒めします。特に洗面台の裏のカビは悲しくなります。

8、ハンガー
ハンガーがないホテルなんて泊まった事はありませんが、ズボン用のクリップ付きハンガーが無い部屋はたまに存在します。
仕方ないので折り曲げて吊るすのですが、ベルトを外さないとずり落ちたりして、とても腹が立つものです。
ハンガーの本数も重要です。
軽量化のために洗濯をするのですから、ハンガーが足りないと、キチンと干せません。

9、除菌消臭剤
最近は殆どのホテルに備付されていますが、たまに無いホテルに当たるとガッカリします。

10、ルームサービス
朝食付きのホテルは非常に多いです。
がしかし、朝食の時間帯が7~9時などというホテルばかりで、実際に食べた事なんて皆無に等しいのが現状なのです。
朝食を食べるためには、部屋を出て指定の朝食コーナーへ行かなければなりません。そのためには、一旦服を着て、それなりに身なりを整えてからとなるのが普通です。
勿論、9時に食事を終えてそのまま出かけるのであれば何も問題はないのです。
しかし10時にチェックアウト予定なのに、9時に食事を終えてしまって一体どうするのでしょうか。仕方ないのでわざわざまた部屋に戻って時間をつぶすなんてナンセンスすぎます。
そこで、朝食ルームサービス付きのホテルであれば、ゆっくりと時間を気にせずに朝食をいただけるわけです。服装も自由です。
寝転んで食べても誰も文句を言わないのです。
しかし実際のところ、朝食ルームサービスは滅多にありません。
しかも低価格ホテルではほとんど見かけた事がありません。

11、シーツ
ホテルといえば、シーツがパリッと清潔なのが当たり前だと思うのですが、たまにジメッとしているシーツや毛布のホテルに当たると、テンションがマックスに下がるのです。

12、ルームキー
ルームキーがお洒落だと嬉しくなります。些細なことですが、こういうところが重要なのです。

13、オートロック
ドアがオートロック式ではないホテルは正直きついです。

14、フロント
フロントが夜間無人になったり、パジャマ姿の男性だったりすると、テンションが下がります。

15、ウォシュレット
高級ホテルでも、古いホテルではウォシュレット式トイレではない場合がありますが、やはり重要なポイントではないでしょうか。

もっともっと時間があれば思い浮かぶのかもわかりませんが、今のところ上記の項目が重要なポイントだと思います。
では失礼します。


軽量化計画2013

鞄の中には様々な物が入っています。
手帳、財布、パソコン、周辺機器、充電器、書類、名刺入れ、常備薬、文具、雑誌、、、
それは段々と増えていき、段々と重くなっていく、それが鞄、いわゆるマイバッグではないでしょうか。
いくつかの鞄をTPOに合わせて使い分けしていると、中身を入れ替える度に、一応整理されるので、そんなに増える事はないのかもわかりませんが、ずっと同じ鞄を持っていると、整理するチャンスを逃し、何故それが入っているのかさえ思い出せないものまで入っています、だから重くなるのです。
例えば、旅行や長期出張する場合、普段携帯している物の他に、衣類やヘアケアセット、アメニティグッズなどが必要になります。
なので必然的に大荷物となります。
大荷物を運ぶのは大変です。
いくらスーツケースであったとしても、長距離を歩くのは大変ですし、エスカレーターやエレベーターが付近に無く、やむなく階段を使用する時などは、腕がちぎれそうになります。
雨の日なんて傘をさしてもスーツケースはベチャベチャになります。
この冬、金沢で積雪の中をスーツケース引っ張った時は、スーツケースで雪かきをしてしまい、大変な事になりました。

これまで私も、そんな大荷物で出張生活を送っていました。
しかしそれがナンセンスである事に、ある日ふと気付いたのです。
今年4月の事です。
そして決断したのです。
それが「とことん軽量化計画2013」なのです。
まず出張には、衣類は持参しません。毎日洗うのです。
シャワー時に、洗面台にて備え付けのボディソープで洗います。
就寝前に洗って部屋干しすれば、翌朝にはエアコン効果で乾いています。もしも乾いていなければ、朝ドライヤーすれば良いのです。
充電式髭剃りもドライヤーも持参しません。
ホテルに備え付けされています。
使い慣れた物の方が、確かに使い勝手は良いのですが、どうしてもこれだけは必要だという物だけ、必要最低限の物だけを携帯するようにしたのです。
そうすれば小さな鞄一つで、充分事足りるのです。
1週間以上の旅から戻り、友人に出くわした時などに、荷物の少なさに驚かれます。
驚かれる度に、とことん軽量化計画2013が成功した事を実感するのです。

地元愛

「◯◯(地名)が好き」
「◯◯はええとこや」
「◯◯が好きで好きでたまらない」
自分の住んでいる町をこう言う人がいます。
私は、それを聞くたびに「あそーなん、ふーん」とそっけない素振りをするのです。
この人たちは、何をもって好きと言うのでしょうか。
その町の人なのでしょうか、人柄でしょうか、建築でしょうか、雰囲気?自然?方言?地名?それとも気候なのでしょうか?
そのセリフを聞くたびに、なんとなく冷めてしまうので、そこまで詳しく掘り下げて追求した事はありません。
しかし、おそらく明確な答えは帰ってこないような気がします。
もしも人が好きと言うのなら、その地域の人というよりも、その人の周囲の人が好きという事だと思います。
その地域の人全員を知っているわけがないからです。それなら地名を出して○○が好きと言うには大げさすぎます、私の周辺の人が好きと言い直すべきです。
建築が好きと言うのなら、もっと素晴らしい建築は他にもありますし、雰囲気も気候も、もっともっと他に良い地域があるかもわかりません。
日本中の、いや世界中の町や人を知った上で言うのならまだ理解できますが、そこしか知らないのに、簡単に言ってしまうのは、どうかと思います。
日本中、いや世界中、どこへ行っても素晴らしい人がいますし、素晴らしい町があります。
どこへ行っても「住めば都」という言葉がピッタリな町があるのです。
「◯◯が好き」
という発言により、その町の人の支持を得ようという策略的な言葉に、聞こえてならないのです。

友人の新陳代謝

友人というものは、その時の周囲の環境や生活するサイクル、地域などによって変化していきます。
いくら仲良しだった人とでも、生活サイクルが変化して、会う機会が減ってくると、どうしても疎遠になってくるものです。
特に卒業や、転職、引っ越しなどが、その機会に当たる事が多いのではないでしょうか。
逆に、同じ職場だったり、サークルが同じであると、どうしても会う機会が多く、友達になりやすいという傾向があります。
勿論、同じ時間を過ごす事が多ければ多いほど、共通の話題も多くなりますし、話も弾むはずです。
情も湧いてきます。
この疎遠となった友人を、再度繋げてくれるのが、SNSです。
これまでにFacebookやmixi、Twitterでも何人か縁があり再会しましたが、LINEの場合は、アドレス帳に入っている古い友人と、みんな繋がるわけですから、その数も半端じゃありません。
しかも、わざわざ連絡するきっかけが無かった人でも、POPやバブルでのハートや人参のやり取りで、自然と会話しやすい雰囲気となります。
私も、ここ数ヶ月で何人もの昔の友人知人と、人参やハートがきっかけで、メールを交わしました。
15年以上会ってない鳥取の友人とは、実際に会う事になりました。
この人とも人参やハートのやりとりが無かったら、今後158%会う事は無かったと思います。
つい数日前は15年前のお客さんと、人参きっかけで繋がりました。
「今更失礼ですがどちらさまですか?」
こんなメールが来たのです。
私はこう返しました。
「こちらには◯◯と表示されていますが合ってますか?」
「合ってます」
こんなやり取りから、懐かしい話で盛り上がり、15年という月日の経過に、お互い驚いたのでした。
次に近くを通りかかった時には、是非立ち寄らせていただきますと約束をしたのです。
携帯のアドレス帳には、今はもうつきあいのない人が無数に登録されています。
誰かわからない人も沢山います。
人参やハートも、名前が異なれば誰から来てるのかさえサッパリわかりません。
しかしこういうきっかけで、少しずつでも縁が復活するのは、非常に良い事だと思うのです。