2014年6月25日水曜日

PMS

女性には生理というものがあります。
出産するための、重要なものです。
これがないと、人間は子孫繁栄ができないわけですから。
ところが、それはそれはとても厄介なものだというのです。
小学生の頃、クラスの男子だけが教室を追い出されました。
男子は皆、それに対して疑問視せず、無邪気に校庭でドッヂボールを楽しんだのです。
休み時間、女子の中でも、少しマセたリーダー的な子が寄ってきて、こちらから聞いてもないのに、詳しく生理について教えてくれた事を思いだします。
この生理というものに対して、男性はあまり詳しい事を知りません。
・血が出る。
・それが1週間続く。
・2日目は多い。
・お腹が痛くなる人がいる。
・臭う。
・身体がだるくなる人もいる。
・28日周期で起きる。
ぐらいなものでしょうか。
会社でも生理休暇というものがあるぐらいですから、なかなかしんどいものだという認識ぐらいはあると思います。
ところが、実はもっと重要な、我々男性が知っておかなければならない事があるのです。
それがホルモンバランスが崩れるという事です。
ホルモンバランスが崩れると、様々な弊害が起きてきます。
更年期障害が最もわかりやすいと思いますが、温厚な人でもイライラして人に当たったり、被害妄想となったり、些細な事でキレたり、泣いたりしてしまいます。
これは本人の意思ではなく、ホルモンバランスが崩れた事で、起きてしまう症状なのです。
更年期障害でなくても、女性は毎月、必ず生理前になると、1週間程度はホルモンバランスが崩れ、正常な判断が出来なくなったり、イライラして八当たりしたり、普段なら考えもしない発言をして人を傷つけてしまったりしてしまうものなのです。
これをPMS(月径前症候群)といいます。
PMSの症状には個人差があり、その症例は200~300とも言われています。
代表的な症状としては以下のようなものがあります。

精神的症状の一例
・イライラしてすぐに怒る
・憂鬱になる
・眠れない
・理由もなく泣きたくなる
・仕事や勉強への根気がなくなる
・物忘れがひどい
・考えがまとまらない
・眠くなる、横になりたくなる
・孤独感、空虚感を感じる
・外出するのが億劫だ
・興奮状態になる
・人との付き合いを避けるようになる
・理由もなく不安感に苛まれる
・判断力が低下する
・疲労感
・集中力の低下、落ち着かない
・気持ちが散乱する
・怒りっぽくなる
・気が動揺する
・仕事や勉強の能力が低下する
・緊張しやすくなる

身体的症状の一例
・頭痛がする
・肩や首がこる
・吐き気がする
・下腹部が痛くなる
・肌が荒れる
・息苦しい
・めまいがする
・胸がしめつけられるような気がする
・腰が痛い
・冷や汗が出る
・顔が火照る
・胸が張る、乳房が痛む
・耳鳴りがする
・むくみ
・動悸がする
・手足がしびれる
・食べ物の好みが一時的に変わる
・動作がぎこちなくなる
・体重の増加
・過食になる
・皮膚のかゆみ

考えてみて下さい。
夫婦喧嘩や彼女と些細な事で喧嘩してしまったという人は、ほぼ女性側が、この状態の時なのではないでしょうか。
普段ならあり得ない優しい彼女も、この時ばかりは別人です。
それを理解しておかないと、こんなはずじゃなかったと、別れる原因にもなりかねません。
この事を胸に刻んで、この1週間をガマンして乗り切る事こそが、男性側ができる最大のフォローなのです。
生理の周期がキッチリしている女性の場合は、一度聞けばいつなのか計算できるはずです。
1年先ぐらいまで手帳へつけておきましょう。
予めわかっておいて、備えておいた方が良いのです。
備えておけば、喧嘩する事はないはずです。
また生理不順な人などは、毎回パートナーから早めに聞くしかありません。
但し、備えがないので、一度は喧嘩してしまう可能性があります。
喧嘩してはじめて、生理前である事に気付くというリスクが伴います。
なるべくならビタミンEのサプリメントなどを彼女に飲んでもらい、生理不順を治してあげる事が理想と言えます。
それで喧嘩せずに済むのであれば、サプリメントは毎月買ってあげても良いのではないでしょうか。
生理不順、生理痛、冷え性など、ビタミンEで簡単に克服できます。
また始めのうちは、ビタミンBも一緒に飲んでもらい、イライラ防止の策を打つのも一つの方法です。


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