2017年5月31日水曜日

かっぱえびせん

やめられない、とまらない!カルビーのかっぱえびせん
食べ始めたら本当にやめられない、そしてとまらない、そんなカルビーのかっぱえびせんですが、何故「かっぱえびせん」なのでしょうか。
「かっぱ」ってあの河童でしょうか。
海老のエキスと河童のエキスが入っているとか?
確かに海老だけで、あそこまでやめられなくなるとは思えません。
しかしながら、河童が実在したかどうかは以前ここで書きましたが、でもとっくに絶滅しているはずです。
気になったので、裏の成分表を見てみることにしました。
小麦粉、植物油、でん粉、海老、砂糖、塩、、
河童エキスは入っていないようです。
ふと成分表の横に「かっぱえびせんができるまで」というかっぱえびせんの製造工程のイラストを見つけました。
それを見ると、河童と海老がかっぱえびせんを作っています。
製造スタッフが河童なのかも知れません。
その下に、キャラクターの紹介もあります。

かっぱパパ
真面目で家族思いの優しいパパ。趣味は釣りと水泳と入浴。らしいです。

えびママ
おっとりだけどしっかりもので節約上手、趣味はお料理。

どうやら河童と海老が結婚して、夫婦でかっぱえびせんを作っているようです。
他にもかっぱえびくん、かっぱエビーちゃんという子供もいるみたいです。
一体どういう事なのでしょうか。
おそらく河童のようなヘアスタイルの頭髪が禿げた男性が工場長なのでしょう。
あだ名が河童だったのかもしれません。
そしてその奥さんの旧姓が海老名さんだったとか。
そんな工場長が作り上げた海老のスナックだから、かっぱえびせんと命名したのだと推測します。
気になって仕方がないのでカルビーの公式サイトを見てみました。すると

かっぱは昔から日本人に親しまれてきた伝説の動物です。昭和20年代に清水崑画伯(故人)作の「かっぱ天国」という漫画がはやりました。そのころ小麦粉からあられをつくり、発売していたカルビーでは清水氏にお願いしてかっぱのキャラクターを商品のパッケージに描いていただき、『かっぱあられ』シリーズとしてお客様に親しんでいただきました。
『かっぱえびせん』は、そのシリーズ最後の商品です。1964年の発売当時からパッケージはえびを主役にしているので、かっぱの絵は付いていなかったのですが、名前だけが今でも残り、『かっぱえびせん』といえばカルビーのお菓子だなあとお客様におぼえていただけるまでになりました。

カルビー公式サイト
http://faq.calbee.co.jp/sp/faq_detail.html?page=1&id=13
お客様相談室より抜粋

とのこと。
一時期のかっぱブームに乗ったという事なのでしょう。
エリマキトカゲブームの時に、トカゲ酒が売れたように。
しかし河童と海老が見事にコラボレーションしています。
かっぱえびせん・・全く違和感がありません。
トカゲえびせん、カエルえびせん、サルえびせん、イヌえびせん、カニえびせん、ヒトデえびせん、ハエえびせん、オオクワガタえびせん、どれも違和感しかありません。
たいしたものです河童。

車上狙い

これまでに何度か車上狙い(車上荒らし)の被害に遭いましたが、被害に遭うたびに思う事があります。
被害に遭うのは絶対に車内なのに、何故車上狙いと呼ぶのかという事です。
車の上なんて、鳥の糞ぐらいしかありません。
たまにサーフボードとか脚立とか、車の上のキャリアに積んでいる人がいますが、アレを狙うのであれば車上狙いで良いのですが、車内を狙うのなら車内狙いと呼ばなければ、伝わらないのではないでしょうか。
気になって仕方がないのでググってみました。

なぜ車内(車中)なのに車上というのか?
本来、車というのは自動車を指すのではなく、車輪を指すからです。
昔の人力車や荷車は屋根が無く、車輪の上の荷台に乗っかるので、「車上」となります。
「車上荒らし」も荷台の荷物を荒らされたことからきているとのことです。

とのことでした。
しかしこんな昔の車を知っている人なんて、ほとんどいないのですから、時代とともに言葉も変化させて、そろそろ車内荒らしに変更してはいかがでしょうか。