2016年3月25日金曜日

クレーム詐欺

ここ数日
「テイクアウトした商品に箸がついていなくて食べられなかった。弁償して欲しい」
という電話をかけてくる詐欺が横行しています。
特にチェーン店を狙っており、店員が本当のミスだと思い込み、代金を弁償してしまうのです。
お金の受け渡しは駅を利用し、改札の向こう側で受け取るそうです。
私の知り合いだけでも、既に2件の金銭的な被害、4件の未遂、合計6件の電話がありました。
電話口で名乗る名前は「藤本」が5件「中村」が1件でした。
未遂の4件は、いずれも電話を折り返すので番号を教えて欲しいと言うと、またかけると切ったと言います。
テイクアウトした日時を聞き出し、レシートにて確認をする事で詐欺なのか否かを判別可能です。
こういった詐欺には、お金の受け渡しに改札の向こう側ですが犯人が来ますので、その時に隠し持っていた金属バットで滅多打ちにして半殺しにするか、刑事を連れていくかで未然に防ぐ事が出来ます。
金属バットで滅多打ちにした場合、ちょっとややこしい事になりかねませんので、刑事を連れて行く方が得策だとは思います。
是非実施してください。

滝は凄いです。
滝はなんか凄いのです。
滝はなんか知らんけど凄いのです。
だって滝なんですもん、滝は凄いに決まってるのです。理由なんかいらないのです。
滝はマイナスイオンを発生させています、だから凄いのです。
滝に打たれて修行もできます、だから凄いのです。
滝が好きで全国の滝を巡る旅をしているという滝マニアがいます、だから凄いのです。
とにかく滝は凄いのです、なんでか凄いのです。
そう思い込んでずっと生きてきました。
だから色んな滝を見に出かけました。
養老の滝、那智の滝、赤目四十八滝、滝の中でも凄いと言われる有名な滝を片っ端から見に行ったのです。
ところが様々な滝を見るうちに、一体滝の何が凄いのかがわからなくなってきたのです。
なんとなく滝は凄いという思い込みがあったのですが、よくよく考えてみたら、滝なんてただの川の途中の高低差です。
実際は川なのです。
単なる川の途中の高低差、ただの段差です。
そこを水が流れているだけなのです。
そう思うようになってから、滝を見ても何とも思わなくなりました。
写真すら、撮影する動作が無駄のように思えてくるのです。
最近では滝とは呼ばずに段差と呼んでいます。
滝マニアの方々には申し訳ありませんが、私のように滝の本来の姿が見えてしまって、滝を冷ややかな目で見ている人は少なくないはずなのです。
ただの段差と呼んでいる人、結構いるはずです。

ジョギングの服装

いつものように朝の散歩コースを歩いていると、前からスーツ姿のお兄さんが走ってきます。
この散歩コースは一周が約5kmの川沿いのコースで、午前中は数多くの人が、それらしいファッションに身を包み、走ったり歩いたり、それそれの方法でスポーツに勤しんでいます。
そんな中、前方からこちらへ走ってくるスーツ姿の男性は、右手にビジネスバッグを抱えながら、どこから見てもスポーツではなく、会社へ遅刻しそうなので走っているという風に見えます。
いや、きっとそうでしょう。
数日後、またそのスーツ姿の男性が走ってきます。
また遅刻でしょうか、前回と同様に右手にビジネスバッグを抱えて走っています。
左手には傘を持っています。
今日は少し降るのかもしれません。
きっと彼は、朝起きるのが苦手なのでしょう。
そんな彼とすれ違った20分後の事です。
また前からそのスーツ姿の彼が走って来るのです。
私は目を疑いました。
彼はいつも遅刻しそうだから走っているとばかり思っていましたが、それは私の思い違いだったようです。
彼はジョギングしていたのです。
右手にビジネスバッグ、左手に傘を持って、スーツに革靴姿で、ジョギングをしていたのです。
なんちゅうやっちゃねん!!
この川沿いのコースを1周してきたから私とすれ違ったわけです。
気になったのでその後の彼を目で追いました。
やはり最初にすれ違ったあたりでコースアウトしています。
翌日もすれ違いました。
今日は傘は持っていません。
しかしビジネスバッグは持っています。
ああいうふうに片手に鞄を持ったままのジョギングは、身体に良くないと思うのですが、わざわざ私がそれを注意するのも変なので、黙って見ています。
黙って見送っています。

遅い医院と早い医院

岸和田駅前にレトロモダンな病院をみつけたので入ってみました。
この冬、何度かウィルスに感染しかけては、根性と早めのパブロンで、なんとか免れ続けてきたのですが、ついに完全に感染したのか、発熱悪寒、鼻水、咳、扁桃腺と、典型的な風邪を発症し、パブロンを諦め病院へインしたのです。
待合室には先客が2組、いずれも老人です。
暇そうな町医者といった感じの病院です。
奥から先生らしきオッサンと患者の声が聞こえてきます。
待合室の中にまで、彼らの会話が反響し、完全に聞こえてくるのです。
会話の中身は殆ど世間話です。
患者は2人、地元の老夫婦でしょう。
時折患者の言葉を遮って先生が自慢話しをします。
それが物凄く印象的で「嫌なやっちゃなぁ」と、待合室の人全員が思ったはずです。
いや、みんな常連客ぽいので、先生が自慢しいなのは知っているのかしれません。
しかしなかなか会話が終わりません。
「話長いなしかし」
もうかれこれ30分ぐらいは喋っています。
彼ら(正確に言うと先生のみ)はずっと喋り続けているのです。
私が来た時には既に喋ってましたので、その前何分喋っていたのかわかりませんが、とにかく相当お話好きのようです。
治療なら仕方ありませんが、聞く限りでは老夫婦は治療で訪れたのではなく、今度入院するに当たって、手続きか何かの相談に来たような感じです。
「そのはなし今いらんやろ!」
そう思い、待合室の人を見渡すと、全員が寝ていました。
「寝てんかいっっ!」
寝ているのか死んでいるのかわかりませんが、皆それぐらい老人です。
きっと待つことなんてどうでも良い連中なのでしょう。
誰も文句を言わないのですから、暇つぶしに来ているのかもしれません。
すると奥から中年の看護婦が出てきました。
そして待合室へ来て、こう言うのです。
「急いでる方はおられませんか?」
どうやらこの看護婦はこの今の状況が異常である事を理解し、待ってる人にフォローをしに来たようです。
「お急ぎでしたら処方箋だけでも渡しますよ」
すると待合室の2組共が立ち上がり、処方箋をもらって出て行きました。
完全に薬目当ての常連客だったようです。
そのまま看護婦は治療室へ行き、会話を中断させ、私を案内してくれました。
私だって抗生物質目当てで来たのですが、なんせ新規客です。
先生は、声から想像していたよりも、もっとお爺さんで、私の扁桃腺を確認するために手にした板状のヘラは震えまくり、声を出すように言われましたが、まるで扇風機の前で言っているように「あああああああ」とこだましてしまいす。
次に胸を見ますと聴診器を当ててくるのですが、Tシャツ、Yシャツ、ネクタイ、ベストの上からなのです。
「むちゃくちゃやーん」
背中も見ますと、私を後ろ向きにしたのですが、さらに1枚多いジャケットの上からなので、158%聞こえないはずです。
「先生服の上からやけどわかるん」
「うん、風邪やな」
そう言うと、いくつかの薬を処方してくれました。
処方され薬は、鼻水、咳止め、発熱、抗生物質、うがい薬、トローチ、それぞれ3日分でした。
その後、熊本へ到着し、薬剤師の友人にその薬を見せると
「古っ!」
「えっ?」
「古いわ、20年ぐらい前の薬やん!」
と言われました。
薬にも流行があり、年寄りの先生の場合、こういう時代遅れの薬を処方するのだそうです。

あまり薬の効果も実感出来ないままに3日が経過し、薬がなくなってしまいました。
ちょうどその時に千葉に居ましたので、薬をもらうために駅前の医院に入ってみました。
この医院の先生は若いようです。
ただ、岸和田の時とは全く逆で、診察が異常に早いのです。
次から次へと入った患者が30秒ぐらいで出てきます。
4~5人待っていましたが一瞬のうちに私の順番が来ました。
診察室へ入ると、パソコンに向かったまま私の方を見ようともせずに先生がこう言います。

「どうしました?」
「いやどうやら風邪をひいたみたいで、、」
「症状は?」
「先日まで熱があって、今は熱はないですが鼻水がでます」
「それ花粉症!」
「えっ?」
「はいどうも」
「えっ?終わり?」
「はい」

実際私の診察は20秒でした。はやっっ!!
支払いを済ませ、処方箋を持って薬局へ行きます。すると

「花粉症の薬が1錠出ています。寝る前に飲んでください」
「えっ?寝る前?いま朝やがな」
「はい、先生がそのように書かれてますので」
「ちょ、ほなら夜まで辛いままかいな!」
「まぁそうなりますね」
「はあ?」

結局夜まで待てるはずもなく、ランチを済ませてすぐに薬を飲みました。
花粉症の薬をです。
しかし最近は本当に病院運が悪いようです。
岸和田では遅すぎる病院、千葉では早すぎる病院、両極端の病院をほんの数日で訪問するなんて。
しかしながら、いくらポーズだけだとは言え、岸和田のように色々とやってもらう方が病院へ来たという実感は湧きます。
人なんていい加減なものです。

翌日、なぜか昨日の花粉症の薬が効いたのか、すっかり完治してしまいました。
どないやねん!!!



男子会

やたらと女子が女子会をやりたがるように、私たち男子だって男子会をやりたいのです。
女子がいないと、遠慮なく下ネタが言えるからです。
本来なら男子は3分に1回は下ネタを言いたいのです。
それなのに女子がいるせいで、言いたいセリフが言えず、ガマンしながら飲まなければならないのです。
そんなのは蛇の生殺し同然です。
ですから最初から女子が来ない男子だけの男子会をやりたいのです。
おもいっきり下ネタを言いたいのです。

先日、とある女子会好きの女子数名と、男子会好きの男子数名で飲む機会がありました。
合コンではありませんが、まさに男女会と言ったところでしょうか。
そしてお互い未知の世界である異性の会の内容について情報交換を行ったのです。

「男子会なら3分に1回は誰かがチンコゆーてるからな」
「えっ?女子会はもっとグロいっすよ!」
「は?どないやねん女子会!」
「やばいっすよ女子会マジ!」
「ゴクッ」

女子会好きの彼女たち曰く、女子会の方が男子会よりも下ネタ炸裂だと言います。
それなら何故に男女会の時は下ネタを言うと文句を言うのでしょうか。
男子会よりももっと過激な下ネタを言いまくっているのであれば、男女会で是非それをやっていただきたいものです。

「そんなもん男子の前でゆーてたらドン引きされますやん」
「あそっか」
「なんやかんやゆーてチャンスに備えてるんですもん女子かて」
「あそーなん」