2016年9月4日日曜日

海外中継

オリンピックなどの中継を見ていて強く思う事があります。
それは海外との中継時のタイムラグについてです。
日本から現地の選手や取材陣に質問を投げかけて、数秒のタイムラグがあって、そして答えが帰ってきます。
これは見ていても非常にストレスのかかるやりとりです。
視聴者にとってはただの苦痛な時間なのです。イライラするのです。
なのにいつの時代になっても、このやりとりは無くなりません。
現地に取材陣がいないのであれば理解はできるのです。
でも居るのです。居るのに日本からわざわざ質問をするのです。
せっかく現地に取材陣やアナウンサー、タレント等が行っているのですから、彼らに質問を任せていればストレスなく見れるのに、単に選手と会話したいだけのミーハーな日本側のMCが、現地の会話に割って入って、しかも聞く内容は毎回くだらない誰でも聞けるような質問をし、タイムラグによって微妙な空気となってしまったり、会話と会話がぶつかってしまって嫌な雰囲気となってしまうのです。
それを見ているお茶の間の視聴者にはストレスを与えてしまっている事に気付いていないのです。
いつもイライラしてしまいます。
そもそもテレビは娯楽や癒しが主目的ではないのでしょうか。
視聴者をイライラさせてストレスを与えてどーするのでしょうか。
是非プロデューサーにこれを読んで欲しいものです。

2016年9月2日金曜日

テレビの前に立つ人

台風のために予定していた飛行機が定刻に飛ばず、阿蘇熊本空港で足止めをくらっている時の事です。
今年春の地震の影響で、レストランが1軒、簡易カフェが2軒のみ営業しているだけの施設で、5時間も時間を潰さなければならないというのはなかなか苦痛なものです。
テレビの設置されている72席ある待合スペースは人で溢れ返っていました。
売店で適当に弁当を購入し、テレビの見えるシートに腰を下ろしました。
少しすると初々しい大学生らしき団体がやってきました。
女子4人、男子3人という団体です。
そもそもこの4:3という男女の比率も初々しいのですが。
当初は全員で和気藹々と立ち話をしていましたが、その中でもうまく皆の会話に入れない男子がいて、1人どこか遠くを見ていたり、1人でプラプラと買い物に行ってしまうマイペースな女子がいたりして「どこにでもおんねんなぁ、ああいう子ら」と遠目に眺めておりました。
正面にあるテレビでは関東に上陸した台風のニュースが流れています。
皆気になるのでしょう、殆どの人はこのニュースを見ているようでした。
私も同じようにニュースを見ていますと、2人の女子がテレビの前を通りかかり、正面で立ち止まったのです。
よく見ると先程の大学生グループのうちの2人です。
ジュースでも買いに行った帰りなのでしょう、普通は皆が見ているのですからテレビの後方か、それとも座席の後方を遠回りするものですが、この子らは全く気にしていないのでしょう、テレビの目の前を堂々と歩いて通りかかり、しかも真正面で立ち止まったのです。
どうやら立ち止まってニュースを見ているようです。
「ちょ、どこで見とんねん!見えへんがな!!」
72席ほぼ満席状態の人達全員が思ったはずです。
そんな事は気にも止めない様子でテレビに注目しています。
「おい!なにをしとんねん!!」
と言わんばかりに何人かが立ち上がりました。
すると1人の女子が72人全員を敵に回してしまっている気配に気付いたようです。
今もニュースに釘付けになっている女子の手を引き、画面の前から移動させました。
手を引かれた女子は全く気にもしていないようで、ケラケラと笑いながらグループの元へ戻っていきました。
しかし一体どういう神経をしているのでしょうか。
今自分がした事を、何にもわかっていないのでしょう。
頭が悪いのか、他人の事が一切気にならないのか、自分以外の人を人と思っていないのか、脳に障害があるのか、B型なのか、いずれにしても衝撃的な人を見てしまいました。アーメン