2015年10月31日土曜日

ダイソーに学ぶ

100円均一の専門店といえばダイソーです。
実際は100円以外の物も売ってますが、基本的には100円商品がメインとなっています。
他にも「セリア」や「キャンドゥ」など、アイテム数はダイソーには及びませんが、いずれも創業から 年以上の企業ばかりで、すっかり市場に定着した感があります。
この100円均一ショップは、文具店や食料品店、衣料品店、ホームセンターなどのアイテム別に取り揃えた他の一般的な店舗とは異なり、100円であれば何でも揃えるという異色な取り扱いとなっています。
基準は100円というところであり、品目ではないのです。
そのうち100円の雑誌やCD、DVD、ビデオレンタル、100円の酒、ハンバーガー、ドーナツ、珈琲、100円の寿司なども販売されるかもわかりません。
なんといっても100円均一ショップなのですから。

という考えでいけば、例えば赤色均一ショップがあっても良いわけです。
価格ではなく色で分別し、赤色のものばかりを販売するお店です。
赤い米、赤い文具、赤い日用品、赤い食器、赤い靴、赤いフンドシに赤いどん兵衛などなど。
鉛筆も赤鉛筆、ペンは赤ペン、クレヨンも絵の具も赤色しか売ってません。
赤チンだって買えるわけです。

1kg専門のお店があっても良いのです。
取り扱い商品がすべて1kg単位、お米1kg、鉛筆1kg、洗剤1kgにどん兵衛1kgなどなど。


硬いもの専門ショップも良いでしょう。
硬いご飯、硬い鉛筆、硬い煎餅に硬い水、硬いバスタオルなどなど。

こうやって考えていくと、まだまだ商売には可能性がありますね。


順番通り並べない世代

JR姫路駅のホームで、新快速を待っていた時の事です。
私は2番目に立っていました。
私の後方には4〜5人が並んでいます。
すると20歳ぐらいの女子2人が、ベラベラと喋りながら私の横に並んだのです。
明らかに後方の4〜5人は無視です。
「こ、こいつら完全に順番抜かしやんけ」
しかも後方の4〜5人をまるで小石か雑草かのごとく、完全にスルーして並んだのです。
な、なんちゅうやつらやねん!!
ところが、会話に夢中なのか無神経なのか、それとも中国人なのか、ハタマタ計画的なのか。
スルーされた後方の人達も、呆れてものが言えない様子です。
見る限りそんな事をしそうには見ない2人なのですが、その後、電車が到着するや、私やその前の人さえも追い越して、先頭で電車に乗って行きました。

南海堺駅ホームで電車を待っていると、電車の到着と同時に3〜4人並んでいた列を一気に追い越した20歳ぐらいの男子が、先頭で電車に乗っていきました。

JR三宮駅ホームで普通電車を待っていると、今度はまた別の20歳ぐらいの女子2人が、姫路駅と全く同じ手口で、今度は一番先頭に並んだのです。
それまでに並んでいたのは私を含め3人、4番目に来て一気に先頭を奪ったわけです。
会話を聞くと日本人です。中国人ではありません。
顔にはハロウィン用の化粧をしています。
なんなんでしょうかこの世代は、順番通りに並ぶという教育を受けていないのでしょうか。
さすがに1日に3組もこんな光景を見てしまうと、なにも言わないわけにはいきません。
「ちょーちょー、順番抜かしたらあかんのちゃん」
「え?は?抜かしてませんけど」
「はあ?」(3人ハモり)
私を含め、抜かされた3人が同時に言いました。
彼女らの言い分として、先にいた3人は1列になっており、このホームの正しい待ち方は2列なので、単に2列目になっただけで、間違った事はしていないというものでした。
確かにそういえば、ここ三宮駅でも南海堺駅でも、姫路駅でも、みんな1列になって並んでいました。
だから2列目として前に来ても問題がないという事なのでしょう。
しかしながら、自分たちより何分も前から並んでいた人達よりも、先に電車に乗り込む事をなんとも思わないのでしょうか。
心が痛まないのでしょうか。
彼女らのハロウィンメイクは、口元が裂け、こめかみには怒りのマークが書いてあります。
そのせいで物凄く怒っているように見えるのです。
そしてその顔でこう言います。
「ちゃんと2列になって並んでいないそっちが悪いんじゃないでしょうか」
私を含め追い越された3人が、20歳ぐらいのハロウィンメイク女子に責められ始めています。
そんなやりとりをしていると、電車が到着し、彼女らはさっさと乗り込んでしまいました。

私達3人は、次からは絶対に2列に並ぼうと強く決意しながら、少し遅れて電車に乗り込んだのでした。