2019年12月9日月曜日

室内の温度

外気温によって着る服が変わってきますので、出かける前にはお天気アプリなどを確認してから出掛けるのが一般的ではないでしょうか。
特に15~10度あたりの微妙な気温では、コートなのかダウンなのか非常に悩ましい温度となります。
昼間が15度でも夜になると5度以下となるのであれば、ダウンは必要でしょう。
そんな時に非常に気になるのが、ショップや電車内の温度です。
冬は非常に温かい温度に設定してあります。
カフェや飲食店など、長時間を過ごす場合は、コートやダウンは脱いで過ごしますから、特に問題はないのですが、通り過ぎるだけの場所では、コートやダウンを持っておかなければならず、また電車内などでは、立ったままですし、また混み合っていれば、持つのも大変です。
となると、温かい場所でコートやダウンを着たままとなり、結果汗だくとなって非常に嫌な気分になります。
真冬に汗をかいてそれをハンカチで拭き取るなんて、本末転倒としか思えないのです。
それならば、電車内は外気温と同じに設定してもらう方が親切なのではないかと考えてしまいます。
みんな寒い外から来て電車に乗っているわけです。
それ相応の服装で来ているのです。
そんな場所に、暖房が必要なのでしょうか。
ずっとそこにいる人、電車なら乗務員、ショップなら店員にとっては薄着で仕事ができるので良い事だとは思います。
でも彼らの職場環境優遇のために、大勢の客を犠牲にするのはおかしいと思います。
これが夏ならば、話は別です。
冬は着込めば寒さは防げますが、夏は脱いでも限界があります。夏は涼しい方がありがたいので、冷房を効かせてほしいです。
でも冬は必要ないと思います。せめて、夏と同様に弱暖房車を設けてほしいです。
1号車から順に温度を上げていくのはどうでしょう。
1号車が外気温、2号車は+1度、15号車は+15度です。
逆に夏は1度ずつ下げて設定するのです。
これなら乗客は好きな温度の車両を選べます。

世知辛い世の中

大阪環状線に揺られている時の事です。
私の視界に入る位置に1枚の切符がゆらゆらと落ちて行きました。
おそらく目の前に立っている人達の中の誰かが落としたのでしょう。
正面に座っているお婆さん、中年男性ともにその切符を見ています。
ポジション的に、おそらく私よりもハッキリと見えていたはずですが、リアクションは何もありません。
皆何も思わないのでしょうか。
他人のことなんてどうでも良いのでしょうか。
仕方ないので私が言うしかありません。
数人立っているうちの誰なのかはわかりませんが、とにかくその辺の人たちに向けて声をかけてみたのです。
「切符落としましたよ」
すると一番近くに立っていたオバハンだけが反応し、その落ちている切符に一瞬視線をやり、すぐこちらを見てこう言ったのです。
「違います」
「・・・・・・あはい、、」
オバハンは自分ではないと言うだけで、近くの人達に聞くわけでもなく、すぐに知らん顔をしました。
関西人の場合、自分ではないのなら、今度はその人が近くの人に声をかけ、数珠つなぎ的に落とした人を探すのが一般的な流れではないでしょうか。
それが人情味あふれるおせっかいな関西のオバチャンのはずです。
私もそのオバハンの向こう側の人にまでわざわざ立って声をかけるのも何か違う気がして、そのまま黙り込んでしまいました。
切符だけが静かに床に佇んでいました。
何か世知辛い世の中になってしまったきがしました。

頭突き少年

JR新快速電車で大阪から姫路方面に乗っている時の事です。
車内は満員で、私は出入り口横の補助席のところに立っていました。
次の駅で小学校高学年ぐらいの少年が乗ってきて、私の横に立っています。
少しすると、彼はウトウトと居眠りを始めました。
徹夜で勉強していたのでしょうか、よほど眠かったのでしょう、立ったまま眠っています。
そのせいで、頭が前へ後ろへ横へと、とにかくめちゃくちゃグラグラしています。
そして私の左肩にガンガンと頭をぶつけるのです。
「痛っっっ!!!」
思わず声に出てしまいました。
それほどに彼の頭突きは痛いのです、肩の骨にガツンとぶつかってきたのす。
しかし、それでも彼は目を覚まさないのです。
どんなけ熟睡しとんねん!
しかもどんなけ石頭やねん!
またグルグルと、前へ後ろへ横へと頭を振り回しながらも彼は眠っています。
今度は向こう側の男性の背中にガツンと頭突きをしました。
思わず男性は振り返りましたが、眠っている小学生です、諦めて向こうをむきました。
すると今度はまた私の肩にガツンときました。
「痛っっっ!!!」
本当に痛いのです。少しかわしたつもりでしたが、かわした所が骨にまともにきました。
次に来たらそこに肘を持っていこうと計画しました。
なんなら肘で待つのではなくカウンターを入れてやろうと。
すると次は後方に倒れたのです。
彼はガツッと手すりに後頭部をぶつけたのです。
鈍い音がしました。
「頭割れたかも」私を含め周囲の人はみんなそう思ったはずです。
さすがに痛かったのか、彼も目を覚ましたようでした。
次の駅で、私はすぐに場所を移動しました。
その後も気になったので、遠くから彼を見ていましたが、ずっと周囲の人たちに頭突き食らわせておりました。
いつか誰かに肘内ちのカウンターを食らうはずです。

イライラ

今朝トイレに行った時、トイレットペーパーの先端がうまく取れず、非常にイライラさせられました。
このように、紙の種類によっては斜めに切れてそれが次の周回にまでなってしまって、大変苦労させられる場合があります。
特に硬くて薄い紙は、詰まってる分、量は多いのですが、その傾向があるように感じます。
また食品用ラップも同様の事が言えます。
途中で斜めに切れてしまったり、手で持った部分が破れたり。
特に安いものは、その傾向が強いのではないでしょうか。
斜めに切れて、その先端がわからなくなったラップには、大変イライラさせられますし、もう二度と安もんは買わないと思ってしまいます。
セロハンテープも同じです。
100円ショップで買った安いセロテープほどに、斜めに切れたり破れたり、先端がわからなくなって周回遅れになったり。
トイレットペーパーや食品ラップと全く同じ事が起き、その度にイライラして、もう二度と買わないと思ってしまうわけです。

愚痴を言える場所

愚痴を言える場所がある人と、ない人とでは大きな差があると思います。
愚痴を言える場所があれば、今起きている辛い出来事も、その後その場所へ行って愚痴を言えば、大いに盛り上がるという安堵感があるからです。
なので少々のストレスも我慢ができるわけです。
いや、もっと辛い方が、後からネタになって盛り上がるはずです。
後から盛り上がるために、今のストレスを最大限に楽しめる。そんな気がするのです。
だから何も辛くなんてありません。
嫌なことをもっともっと楽しめるわけです。
だから私は、嫌なことや腹が立つ出来事があると「ヨッシャ」と思うのです。

ホテル チェックアウト時の電話代が心配な彼

アパホテルは、チェックアウト時の面倒な手続きを省略するため、エントランスホールにポストのような形式のカードキーの返却ボックスを設置しています。
宿泊客は、わざわざフロントに立ち寄る必要がなく、ポストにカードを投函してそのまま帰ればよいのです。
先日、大塚のアパホテルに宿泊した時のことです。
朝いつもように、エレベーターを降りて返却ボックスにカードを入れようとすると、何やら学生ぽい若い男性2人が、ボックスの前に立ち、話合っています。
仕方ないので、私は順番を待つかたちで、その後方に並びました。
ボックスにカードを入れるだけなのに、何をやっているのかと、聞き耳を立ててみました。
「これって電話代とか払わなくていいの?」
「いいんじゃない、入れちゃえば」
どうやら、部屋から電話でもかけたのでしょう、その電話代をチェックアウト時に請求されるのではないかという不安があるようです。
そもそも部屋の電話に外線機能があるのでしょうか、ていうかチェックアウト時に電話代を請求されるとか、そんな事、もう何十年も聞いてないような気がします。
今時みんな携帯電話を使うのではないでしょうか。
後ろで聞いていて、なにかとても懐かしい感じがしました。
私は、アホらしくなって、2人の間に割って入り、カードをボックスに入れ、立ち去りました。

感動の中国人

大阪環状線で大阪に向かっている時の事です。
車内はかなり混み合っています。
私の後方に立っている中国人一家の5歳ぐらいの子供らが、ガツンガツンと私の背中や足にぶつかってきます。
兄弟なのか友達なのかはわかりませんが、2人ではしゃぎまくっているようです。
まぁ子供なのでこれぐらいは問題ありません。
少しすると、目の前の席がやっと空いたので、座りました。
すると後方の子供らも私の横に座りました。
彼らは1人分のスペースに2人座っています。したがって結構私は狭いです。
まぁ子供なのでこれぐらいは問題ありません。
しかし先程後ろで暴れていた子供らです。じっとしているはずがありません。
シートの上に立ち上がったり、窓の外を嬉しそうに見たり、とにかくじっとしていないのです。
しかも1人分のスペースなので、とにかく私にガツンガツンとぶつかってきます。
彼ら中国人にとって、他人に迷惑をかけないとか、気を使うなどという常識は持ち合わせていないでしょうし、なんとも思わないのでしょう。
でもまぁ子供なのでこれぐらいは問題ありません。
先程から私の足にガツンガツンと何かが常にあたるので目をやると、彼らは靴のまま私のスーツに足をぶつけております。
まぁ子供なのでこれぐらいは問題ありません。
それに彼らの親だって中国人なのですから、そんな事を気にもとめていないでしょう。
私はこの子たちを子犬だと思うことにしました。
子犬なので怒るだけ無駄です。
いや子犬はもっと可愛いので、野生の猿だと思うようにしました。
今度は私の肩に完全に頭を乗せて、もう1人の兄弟なのか友達なのかと話し始めました。
しかも、徐々に頭だけではなく、全身もたれかかるようにしてきたではありませんか。
もう私は椅子です。椅子状態です。
まぁ子供なのでこれぐらいは問題ありません。
しかも子猿です。仕方ありません。
すると、彼らの母親なのか30代ぐらいの女性が、私に声をかけてきました。
「スミマセン!」
なんと、カタコトの日本語で謝罪してきたのです。
そして私に完全にもたれかかっていた子猿を引っ張り、立たせたのです。
私は衝撃を受けました。
中国人にも、他人に気遣いができる人がいるのだという事に、少し感動を覚えました。