2011年5月16日月曜日

しらさぎ化粧品

人の皮脂に近い成分構成を持つ保湿力に優れた天然素材 「馬油」 をふんだんに使用したオリジナル石鹸
しらさぎセッケン
兵庫県姫路市飾東町にある化粧品メーカーのオリジナル商品。

全く異なる業種にて、馬油の廃棄を目の当たりにし、再利用できないかと数年来研究を重ね、ついに昨年秋に誕生した 「しらさぎ化粧品」
最高級と言われる馬のたてがみ部の馬油を主に使用した石鹸やクリーム、化粧水などを販売する、全工程手作りにこだわる化粧品会社だ。

石鹸には微粒子に粉砕した竹パウダーをスクラブとして配合、竹の効果で抗菌効果も得られるという。
















動物油と植物油の中間の性質を持つ馬油。
人の皮脂に一番近い天然オイルといわれています。
馬油は古くからガマの油ともいわれていて、肌荒れや火傷、傷、育毛などに効果があり、アトピーや湿疹・ニキビなどの治療にも用いられるほど。
















その最高級の馬油を使用した石鹸は、1つ1つ完全手作りで作られています。
その1工程は1ヶ月を要するといいますから、いかに大量生産が出来ないかがうかがえます。
















そして仕上げは、また1つ1つ丁寧にラッピングされます。
まさにそれは和菓子を包むように、愛情がいっぱい込められ、人の手で作られたこだわりの石鹸なのです。

これまでもう何年も「良い」と聞いた石鹸を使っては諦め、使っては諦めを繰り返してきた私ですが、人生で初めて心から満足できる石鹸に出会えました。
それが昨年秋にたまたま出会ったこの「しらさぎ石鹸」だったのです。
当初は、上記のような内容さえも一切知らず、本当にたまたまサンプルをいただいたので、軽い気持ちで使用しました。
ところが、元々肌の弱い私だったからかもしれませんが、使用して一瞬で衝撃が走ったのです。
「なんじゃこら!めためたええがなこれ!」
その柔らかな使用感と、使用後の保湿感がハンパ無いのです。
合わせていただいた 「しらさぎクリーム」 に於いては、これまでのボディバター代わりに使用していますが、指先や足の乾燥と痒みを完全に克服するほどの効果。さらに信じられないかも知れませんが、ひび割れかかとに3日間塗るだけで、ツルツルかかとになったのです。
今では頭からつま先まで全身にしらさぎ石鹸を使用、全身にしらさぎクリームを塗っています。

実際に製造工場を訪問した際、近所のオバチャンが石鹸を買いに来られました。
聞くと、この石鹸に出会ってから、もう他の石鹸は使えないというほどにファンだそうです。
いつも飲食店選びの最も重要なポイントとして、味ではなく店主の人柄や愛情であると豪語していますが、石鹸も全く同じであると認識いたしました。
しらさぎ化粧品という会社には愛が溢れていました。
社長をはじめ店長様、スタッフの方全員がいつも笑顔、そこに商売っ気は全く感じられず、とても緩やかな時間が流れています。
いつまでも自分達のペースを守り、本当に良いものだけを作っていきたいという信念を感じたのです。
この人達の手によって、心を込めて作られた石鹸が良くないわけがない、そう感じさせられたのです。

しらさぎ化粧品サイト(通販可) http://www.sirasagi.net/
店長日記 http://www.sirasagi.net/hpgen/HPB/categories/2426.html

2011年5月12日木曜日

匂いと臭い

良い匂い、悪い臭い。(よいにおい、わるいにおい)
良いものは匂い(におい)と書いて、悪いものは臭い(におい)と書きます。
この良いと悪いの判断はあくまでも自己の好みであり、ある人が匂いと書く匂いも、別の人からすると臭いとなる場合もあります。
そして誰もが好むいい匂いは香りとなるのです。
(勿論これにも好みはあるので一概には言えませんが)

世の中には様々な匂いが溢れています。
しかし、その匂いを感じないままに生きている人も多いのではないでしょうか。
もう20年も前のことですが、いちびってカブリオレを購入した際に、普段走る街中を走行中、衝撃を受けた事がありました。それがこの匂いだったのです。
確かに幼少期はこの匂いに触れて生きていましたが、社会人となり完全に忘れ去っていた町の匂いを再認識し、感動を覚えたのです。
ガソリンの匂い、タイヤと路面の擦れた匂い、各戸の晩御飯の匂い、町を走っていると様々な匂いに触れることが出来ました。
街中だけでなく、高速道路でも様々な匂いがあります。河の匂い、山の匂い、雨の匂い、排気ガス、都心部の匂い。
嗅覚は大脳辺縁系に直接届いているというだけあって、様々な匂いは自身の様々な記憶を蘇らせてくれます。
それは、子供の頃に、いつも通る近所の家の晩御飯の匂いだったり、バス旅行の時のバスの排気ガスの匂いだったり、そしてその記憶が蘇るたびに癒されるのです。
人によっては排気ガスの匂いなんて臭いと思うでしょうが、懐かしい記憶を回想する事で、それを匂いと感じるのですから幸せな事です。

先日エレベータに乗った際に、前に乗った人の残り香がありました。
それは女性の香水の匂いだったのですが、自分好みのものすごくいい匂いだったのです。
香水の匂いにも好みがありますので、人によって臭いと感じる人もいるでしょう。香水そのものを否定する人も多く存在します。(現に私の周囲には沢山います)
自分の好みの香りをつけている女性には、やはり興味が沸きます。
逆に好みの香りではなかったり、香水否定派で汗くさかったりすると興味が薄れます。
匂いを重要視しない人達からすると、馬鹿馬鹿しく映るのかもしれませんが、それが現実なので仕方ありません。
「匂い」か「臭い」なら、匂いを選ぶのが人間の性です。

香水選びについては、以前ここで書きましたが、市販の香水にも顧客ターゲット層というものがあって、何でもかんでもつけていれば良いというものでもありません。
年齢やキャラクター等によって、ピッタリ合う物を選ばないと、大人がランドセルを背負っているように人からは映ってしまう事があります。
またその香りによって、その人がどんな人なのか、ある程度判断できる材料にもなります。

たまに自分自身の匂い(体臭)に癒されると言う人がいますが、私には全く理解できません。
その他にも「臭いフェチ」という人も存在します。女性に多いようですが、我々の言う香り(香水など)とは異なり、体臭(汗の臭いや足の臭い、加齢臭など)に惹かれるという人達です。
これも全く理解できませんが、前述の通り、人それぞれに匂いと臭いの定義は異なるのですから、否定してはいけませんし、自分の好みを相手に押し付けるのも良くはありません。
相手に押し付けるというのは、自分がくさい匂いが好きだからといって、自分自身がくさくてもいいという考えは間違っているという事です。
私の周囲にいる香水否定派の人達は、正直ほぼ皆くっさいです。
人間なので汗をかいたら汗臭くなって当然ですし、年齢を重ねると加齢臭も出てきます。
しかし自分がくさい人が好きだからと言って自分までくさいのでは、くさいもん好きしか集まってこない現実に気づいていないのでしょうか。
過敏になる必要はありませんが、やはりエチケットとして最低限は気にかけていきたい部分であると思います。

2011年5月9日月曜日

パーソナルスペース

人が自分の周囲に確保する見えない空間、パーソナルスペース。
自分だけの縄張りとも言えるこの見えない空間は、個人差はあれど、殆どの人が確保して生きています。
仲の良い恋人同士なら15cm以下、友人・知人なら45cm、初対面の人なら120cm、初対面の複数の人を相手にする場合は3.5m~7m以上。
これは一般的に言われるパーソナルスペースの大きさです。
そもそもパーソナルスペースとは、この距離を保てない場合にストレスを感じるというものなので、自分のスペースこそ感覚で感じる事はできますが、相手のスペースは目には見えません。
先ほど、恋人同士なら15cm以下と書きましたが、「仲の良い」と書いた理由は、お互いの相手に対する思いが一致している場合を言っているのであって、片方の思いの方が強い場合や、倦怠期などで気持ちに誤差が生じてる場合は、この距離でストレスを感じるようになります。
相手に対する思いや感情がこのスペースの大きさを決定しているので、片思いの恋愛や上司と部下の関係、友人との人間関係等でもこういう問題は多く発生します。
という事は、相手がこちらに対して置く距離を見ることで、相手のこちらに対する気持ちもある程度わかるわけです。
私は比較的、友人や知人に対してはスペースは小さく、全く知らない相手には大きく取る傾向にあります。
しかし本当に個人差がありますので、全くの他人にも小さく取れる人もいるのです。

日本の朝の通勤ラッシュは、仲の良い恋人クラスの距離感に全く知らない他人が入るわけですから、このパーソナルスペースを大きく崩すものです。
音楽でも聴くか、本にでも熱中するか、人を人と思わないようにでもしないと大きなストレスを受ける原因となります。
先日、街を歩いている時に、たまたま横を歩いていた20代の男性が、ふらふらとこちらへ寄って来ました。
こういう人をよく見かけますが、何か神経機能に障害でもあって真っ直ぐ歩けないのか、もしくは建物やショップ以外は周りが全く見えていないのか、人の歩いている前に、しかも人のパーソナルスペースに平気で入って来るのです。
彼もまさにそういう人なのでしょう、私の20cm手前に入ってきました。
しかも私よりも歩くペースが遅いのです。
機嫌よく歩いていたその時間は、急に苦痛な時間となってしまいました。
この苦痛から逃れるには、こちらの歩く速度を落とすか、身体をよじって前へ抜け出すしかありません。
それとも後方から彼に体当たりするかです。
歩行者の場合、車とは違ってクラクションがありませんので、こういう場合の回避や相手への警告の方法が存在しません。
まぁ文句を言えば別ですが、そんなルールは存在しないので喧嘩になる可能性も高くなります。
通勤電車と同様に、街中でもパーソナルスペースなんて望んではいけないと思わないと、なかなか大変です。
こういう環境面から考えると、地方よりも都心部の人のほうがストレス環境が多い事がわかりますし、また逆に都会の人の方がパーソナルスペースは狭いのかも知れません。
以前、電車内で私がドア向きに立っている真向かい、しかも50cmほどの隙間に、こちら向きに割り込んできた若者の事が理解できないという記事を書いた事がありますが、まさにそれも同様でしょう。
ひょっとすると最近は、パーソナルスペースが存在しない新たな人種が生まれてきているのかも知れません。


殿にチップ→ 19A7a15L8ZHdfeBjwW8TM82cHiBKxu7YPB

2011年5月5日木曜日

ねり焼、ぐじゃ焼、どろ焼

兵庫県姫路市に古くから伝わる独特のお好み焼 ねり焼(練り焼)。

●ねり焼レシピ

お好み焼の生地に出汁(スジ肉とこんにゃくを甘辛く炊いたもの)を混ぜたゆるい生地を作り、
鉄板にキャベツとスジコン入りの生地(生地に玉子は入れません)を流し、形を整えます。
形は縦長の楕円(または長方形)です。生地の周囲を整え(中心部は触りません)
その上に天かす・削り節などをふりかけ、ネギを大量にのせます。
コテで鉄板面がパリッと焼けた事を確認したらロールケーキのように手前から丸めて完成です。

昔はこれを新聞紙に包んでテイクアウトしていたといいます。
表面がパリッと香ばしく、中はとろとろの生地とコリッコリのスジ肉のギャップがたまらなく美味しいのです。
また生地に玉子が入ってないので何ともいえないとろみがあります。
最近はこれが食べられるお店も非常に少なくなりました。

ねり焼が今も食べられるお店

●三好(みよし)

















お好み焼 カレー 三好 
住所:姫路市神屋町4丁目80
電話:079-285-4969
営業:12:00~18:00
定休:日祝
席数:カウンター5席、お座敷4席
駐車:4台
交通:JR京口駅から徒歩3分
http://blog.livedoor.jp/h8739/archives/51612388.html


●かんばら

















お好み焼 ぐじゃ焼 かんばら
住所:姫路市土山5-7-22
電話:079-292-3376
営業:18:00~翌04:00
定休:月曜日
席数:テーブル4席、お座敷16席
駐車:5台
交通:JR播磨高岡駅から徒歩20分
http://blog.livedoor.jp/h8739/archives/51005945.html


上記各店のねり焼を見比べていただければわかると思いますが、全く違う代物です。
当時、新聞紙に包んで持ち帰ったという話からすると、上段の三好のねり焼が本来の姿だと思われます。
かんばらのねり焼はパリッとした面が存在せず、どろ焼(下記参照)のように生地を集めて作られています。
共通しているのは、いずれの店舗でも生地に玉子が入っていない事と、「そば入りねり焼」というメニューがある事です。
豚肉やスジ肉以外にも、そば入りというのが昔からポピュラーな商品だった事を連想させます。

そしてねり焼と同様にもう数軒でしか味わえませんが、ぐじゃ焼というものも姫路に古くから存在するお好み焼です。

















これはねり焼同様の生地を集めたものに、最後鉄板に焼きついた皮(生地の焼けたもの)をキレイにはがし、かぶせるという独特のものです。
ぐじゃ焼はここ森下のオバチャンが考案したものです。
考案当時は最後に皮はかぶせてなかったそうです。
森下と上記のかんばら、下記のぐじゃ焼でいただけます。
但し、かんばらのぐじゃ焼は生地の皮はかぶせません。
(かんばらのぐじゃ焼とねり焼の違いは玉子入りか否かという点でしょうか)

ぐじゃ焼き・お好み焼 森下
住所:兵庫県姫路市忍町78
電話:079-281-4591
営業:11:00~20:00
定休:無休
席数:カウンター6席、テラス2席
駐車:なし
交通:山陽姫路駅から徒歩4分
http://blog.livedoor.jp/h8739/archives/50995551.html

この森下で修行したという福崎の「ぐじゃ焼」(店名)では
トマトチーズ焼というねり焼が存在します。

















おそらく店主もこれがねり焼であるという事に気づいておられないと思いますが、
製法はまったく上記のねり焼レシピと同じでした。

ぐじゃ焼
住所:兵庫県神崎郡福崎町西治245-3
電話:0790-22-6339
営業:11:00~14:00、18:00~22:00
定休:木曜日(不定休)
席数:カウンター6席、お座敷8席
駐車:4台
交通:JR福崎駅から徒歩20分
http://blog.livedoor.jp/h8739/archives/51338154.html

そしてもう一つ、どろ焼というお好み焼も存在します。

















ねり焼やぐじゃ焼と大きく異なるのは、生地に玉子が入っているという点です。
そして明石焼のように和風だしにつけていただきます。
和風だしにつけるために、箸ではくずれるのでスプーンでいただきます。
どろ焼は喃風発祥です。
姫路市内9軒を含む全国45店舗の喃風と、姫路市内数軒のお好み焼店でいただけます。

どろ焼き・お好み焼 喃風宮西店
住所:兵庫県姫路市宮西町4-21
電話:079-224-4311
営業:11:30~24:00
定休:無休
席数:124席
駐車:あり
交通:JR京口駅から徒歩15分
http://blog.livedoor.jp/h8739/archives/50375699.html

もともと姫路では生地に出汁を混ぜたやわらかいお好み焼が好んで食べられてきた歴史もあり(姫路焼と総称します)、これに更に輪をかけて出汁の量を増やしたものが、上記のねり焼やぐじゃ焼、どろ焼という事になります。
大阪で一般的な硬いお好み焼を好む人は、姫路市内で食べられるやわらかいお好み焼なんてお好み焼では無いと平気で文句を言いますが、逆に姫路の人は、大阪の硬いお好み焼は、硬い上に出汁の隠し味も入ってないので不味いと思っています。(事実、出汁の有無を考えると、物理的に考えても姫路焼のほうが美味しいのですが)

いずれにしても、ねり焼・ぐじゃ焼・どろ焼は、限られたお店でしか味わえません。
市内どこのお好み焼店でも食べることができる粉物のB級グルメと考えると、出汁入りのお好み焼である姫路焼か、焼そばと焼うどんのミックスであるチャンポン焼、普通に焼そばを焼いてから生地をかける姫路モダンの3品でしょうか。

そもそも姫路の人はお好み焼もモダン焼もこれが普通と思てますし、チャンポンもテレビでやるまでは全国区だと思ってたのです。

是非、こういう食文化は途切れることなく受け継がれていって欲しいものです。
また、ねり焼がいただけるお店の情報もお待ちしております。

2011年5月4日水曜日

愛情表現の種類

愛情表現には大きく分けて2つの表現方法があります。

1つは愛情を意識して行う表現。
2つ目は無意識に行う表現。

恋愛をスムーズに、いつまでも継続して良好な関係を築く為には、やはり意識した愛情表現が必要ではないでしょうか。
しかしこの愛情表現とは、人それぞれ性格や育った環境によって全く異なるものです。

いくつか一般的な愛情表現をあげてみます。

・相手を褒める
・相手の話に共感する
・相手を信頼する
・思いやりをもって優しく接する
・贈り物をする
・メールなどで連絡を取り合う
・スキンシップする
・手料理を作る
・記念日などにお祝いする
・肉体的な関係をもつ

しかしこれに当てはまらない愛情表現も無数に存在します。
代表的なものを例にあげてみます。

・相手をいじめる
これは小学生男子が好きな女子に行う愛情表現として知られていますが、男女問わず大人になってもやる人はいます。

・相手を奴隷のように扱う
上記と似ていますが、サディストな男女が行います。もちろん相手がそれを喜んでいる場合にのみ成立します。
お互いがサディストな場合には喧嘩になります。

・ワガママを言う
無理難題を相手に言い、相手がそれを聞いてくれる事で愛情を確かめる方法です。
これに関しては自身の愛情表現ではなく、相手の愛情を確かめる方法ですが、これしか出来ないという人も多く存在します。

・相手に尽くす
若い男女に多く見られる愛情表現ですが、必ずしも相手がそれを喜んで(求めて)いるかは不明です。
特に度を越した場合、尽くされて愛情を確かめる人には通用しますが、それを重荷(ウザイ)と感じる人も多く存在しますので、難しいところです。

・相手を束縛する
好きであるがゆえに相手を自分だけのものにしておきたい、独り占めしたいという気持ちの表れです。
しかしこれも度を越した場合は相手に重荷になりますので難しいところです。

これらの特異な方法は、ある程度の信頼関係が築かれた上で成り立つ表現方法といえます。
いきなり信頼関係も築かれてないうちから上記のような表現方法を行うと、偶然気の合う人の場合にしか通用しない事が多いので相手を惑わせますし注意が必要です。

しかしいずれにせよ、このような表現は、わざわざ意識をして行わなくても、本当に相手のことを愛していたら無意識にしてしまうものです。
前半の一般的な愛情表現は無意識に、後半の特異な表現は意識して、というのが一番良いのではないかと思います。

2011年5月1日日曜日

美人の生まれ方

人が人を一番最初に見る部分「顔」
その顔の印象で、その人の人柄まで印象付けてしまう程の影響力がある人間の部位といえます。
もちろん顔そのものよりも、顔の表情を見ることで、ある程度その人の人柄がわかるのは確かです。
心理学を学んだ人や、数多くの人に触れた経験のある人なら、だいたいは第一印象で顔を見て、その表情からその人の人間性や人柄までが理解できてしまうものではないでしょうか。
しかし表情だけでなく、顔そのものでも、その人のセンスや生き方はある程度理解できるものです。

注)これはあくまでも”ある程度”であって、第3者による(自分のセンスでない)化粧で一時的に騙す事も可能です、特別な時や第3者によって施された仮面(化粧や服装)によって普段の自分ではない人に姿を変える事も現実問題としてあります(タレントなどのようにスタイリストが施すものは自身の本当の姿ではありません)が、しかしその化粧の仕方や頻度でも判断はできますし、何か特別な事のある場合を除く普段の姿での場合を指します。

以前、子供から大人へ変化する段階で、どんなに不細工な顔に生まれても「美」に対して目覚めるか目覚めないかで、その人が今後美人(男前)になるか否かが決まるという決定的な確信の部分に触れましたが、まさにその部分で判断が可能なのです。
異性を意識する事が一般的な人の心理とした場合、殆どの人が自身の顔やへスタイル、ファッションに対してこだわるようになります。
仮にその部分を全く意識しない人は、異性に対して良く思われたいと思っていない人と言えます。
(良くは思われたいけれど、それは重要視しなくても良いと勝手に決め付けている場合が多い)
しかし彼や彼女ができないと悩む人に限って、この根本的な部分の考え方の違いで、多くのチャンスを逃しているのではないでしょうか。
彼や彼女が欲しいなら、少しは美に対して努力しないと誰も振り向いてはくれないのが現状です。

先日、32歳の彼女いない暦5年という後輩と食事をしました。
今度初めての合コンに参加するそうです。
彼は彼女が欲しいと言います。
しかし彼はここ数年でブクブクと太り、体重は100kg近くあります。ファッションも非常にダサく、ヘアスタイルもモッサいのです。
仮に彼女が欲しいと真剣に思うのであれば、わざわざデブ専のモッサいファッションの男性が好みという少数派女子を探す事よりも、頑張ってダイエットしてそれなりの服装をした方が、よほど間口も広がりチャンスも増えると思うのです。
これはあくまでも第一印象の話です。彼は非常に人に優しく、頭も決して悪くはありません。愛嬌も良いのです。
彼にその部分を指摘しても、さほどそれが重要な事だとは理解してくれませんでした。
理解できないからこそ彼の今の現状があるのでしょうが、なかなか誰かに言われたから気づくという人も少ないように思います。誰かに無理矢理導かれないと、例えば専属のスタイリスト(うるさい彼女等)が付かない限りはわからないのかも知れません。
男女問わず友人には、身なりやファッション、化粧やヘアスタイルについて、割とズケズケと指摘する方なのですが、20代前半までに美に対して目覚めなかった人種は、その部分にはやはり全く理解は示しません。
モテる男女の総合的なポイントは、自身に興味があるか否かです。
不細工な顔の人でも(世の中の殆どの人は不細工なのですが。俺も含めて)オシャレで気が利く人はカッコイイものです。
このオシャレという言葉の中には、服装・髪型・美容・脱毛・痩身などが含まれます。
実際モデルやタレントほどにオシャレじゃなくても、その部分に気を使っている人の事を指します。
太くてもそれを理解しダイエットしている(努力している)人は可愛いのです。だから異性にモテるのです。
毛深い人でもマメに脱毛していたり、少しでもスタイルが良く見えるような服装を心がけていたり、老化を気にしてエステに通ったり、ヨガやジムに通っていたり、要は自身を少しでもよく見せようとしている人は(現実そうなっていなくても)そうでない人よりモテるのです。
反対に自分に全く興味がない人、前述の美に対して目覚めた経験のない人は、むだ毛ボーボーでも気にしない、ノーメイクでも気にしない、モッサいファッションでも平気で外へ出れる、体臭も気にしない、なのでモテないのです。
しかし何故か相手(彼や彼女)には美を求める。理想は高いのです。ギャップがあるのです。
少数派ですが、そういう人が好きという人も少なからず存在していますので、その数少ない人との出会いを待つしかないのです。
しかしこれはあくまでも第一印象の話です。結局は中身、人柄が人生を大きく左右するのですが、まず入り口の部分の大切な事を彼に伝えたかったのです。
確かに男性よりも女性は(しかもある程度の年齢に達した女性は)相手の外見にはとらわれない人が多いかもしれません。
しかし彼が求める理想の相手は20代の女性です。
それならばやはりここは重要なポイントではないでしょうか。
彼が美に目覚めた時、自分がカッコイイと(自己満足で良い)自信がついた時、自信に満ち溢れ堂々とした喋り方や態度となり、きっと女性から支持される男になるでしょう。

その彼とは今度、彼の合コンまでに一緒に服選びに付いていく約束をしました。
ダイエットも無理なく継続できるものを紹介しました。
そして以前ここでも書いたことがある顔体操を伝授いたしました。
彼の初の合コンが成功する事を願って。
いつか彼に可愛い彼女が出来る日を夢見て。

■現役モデルが毎日やっている秘伝の顔痩せ体操
(1)頬の肉を落とす体操
・唇の右端と右目の端をくっつけるようにイメージして(実際はくっつきませんが)10秒間
・上記と同様に今度は左側
(2)目じりを上げる体操
・口と目を思い切り引き離すように、口は下へ、目は上へ同時に10秒間
(3)顎の肉を落とす体操
・舌先を鼻に届かせるように(実際は届きませんが)10秒間

※顔体操は1日1回40秒間毎日行います。
※いずれも全力で行います。非常に変顔になりますので、
 誰にも見られない場所で行いましょう。
 見られると変な人だと思われます。
 よく運転中にやって、対向車の人に変な目で見られてます。