2016年5月31日火曜日

飴を噛む

なぜ飴を最後まで舐めきる事ができないのでしょうか。
なぜ後半の薄い薄いペラペラの飴になると、ガリガリと噛んでしまうのでしょう。
いくら頑張っても、いくら耐えても耐えても、最後はどうしても噛んでしまいます。
噛んで終わりたいのです。
先日、固形石鹸を使用していた際、石鹸の後半、もう薄い薄いペラペラになった小さな石鹸を、そのまま最後まで使い切る事がどうしても嫌で、いや、嫌というかペラペラでは本来の石鹸の効果が得られない気がして、新しい石鹸を取り出して、その腹にペラペラを貼り付け、馴染ませ、まるでコバンザメのようにして使用していました。
これはごく一般的に普段からやっている行為です。
その時に、例の飴の後半の事を思い出したのです。
薄い薄いペラペラの固形石鹸と、薄い薄いペラペラの飴が似ている事に気がついたのです。
飴も石鹸のように、新しい飴に貼り付け馴染ませ、コバンザメのようにすれば、噛まずに最後まで舐めきる事が出来るのではないか?
そんな憶測が脳裏をよぎりました。
早速、今度やってみます。

外国の人たち

ここ最近、一気に外国人観光客が増えました。
池袋なんて日本人よりも中国人や韓国人の方が多いのではないかとさえ思ってしまいます。
ホテルのロビーには必ずと言っていいほどに宿泊客であろう東南アジア系の人たちがたむろしています。
なぜ自分の部屋で過ごさないのか全く理解できません。
そしてチェックインしようと前を通ると、ジロジロと見てくるのです。
チェックインを済ませ、部屋へ入ろうとエレベーターを降りると、今度は中国人女子が廊下をウロウロしています。
なぜ中国人はみな部屋で過ごさずに廊下をウロウロしているのでしょうか。
そして友人の部屋なのでしょうか、ドアの前に立ってドアに耳を当てて、中の様子を伺っています。
私が近づくと、ハッと驚いたようなした顔をして、走って自分の部屋に入っていきました。
「どないやねん!ストーカーちゃうやろな!」
部屋に入ってくつろいでいると、先ほどの中国人女子でしょうか、コンコンコンコンコンコン、コンコンコンコンとドアをノックしているのが聞こえてきます。
私の部屋ではありません、友人の部屋でしょうか、わかりませんがとにかくコンコンコンコンコンコンコンコン、コンコンコンコンコンコンコンコンとしつこくノックしているのです。
ノック多いし!!何回すんねん!!
そしてトアが開き、中に入るのだとばかり思っていましたが、中から友人が出てきて廊下で喋りはじめました。
しかも結構な大声です。
なんなんやキミら!!どんな環境で育ってきたんや!!
夜中に1階の自販機に行くと、エレベーターとエレベーターの真ん中に東南アジア系男子が立って携帯をいじっていました。
部屋でいじれや部屋で!!
ビールを買ってエレベーターに乗ろうとしても、東南アジア系男子がボタンの前に立っているので、エレベーターのボタンが押せません。
「ちょ!」
私が言うと、こちらをギョロッとした目で見て動きません。
こいつはだいぶアホなようです。
東南アジア系男子の腰あたりにチラッと見えているボタンに手を伸ばし押しましたが、彼は微動だにしませんでした。
どんな環境で育ってきたんでしょうか。
狂っているとしか思えません。

ぬいぐるみ女

先日、関西空港の手荷物チェックのところで、ぬいぐるみを抱えた女性を見ました。
ぬいぐるみがとても大事なのか、手に抱えています。
そしてそのままゲートをくぐるのです。
きっと若い幼い女の子なのでしょう。
検査員も苦笑いです。
私はぬいぐるみをチラ見して、何も気にせずに立ち去りました。
機内へ進んで、座席に座ろうとすると、先程のぬいぐるみを持った女性が窓側に座っていました。
私はその横の席です。
彼女はよほどそのぬいぐるみが愛おしいのか、膝に自分の方をむかせて座らせています。
そして時折、ぬいぐるみの手を持ってポージングをさせて遊んでいます。
なんとも可愛らしい光景です。
しかしながら、この席は非常口座席です。
怒られるで絶対それ!
これまでにも何度か乗務員から注意を受けているのでよくわかります。
この非常口座席では、手荷物やパソコンは一切携帯する事は許されず、全て頭上の荷物入れに入れなければなりません。
ジャケットでさえも手に持っていると、着るように注意されるのです。
めためた厳しいのです。
そこへ乗務員がやってきました。
ところが、ぬいぐるみには一切目もくれず立ち去ったのです。
ええんかいっ!ぬいぐるみええんかいっ!
まぁ、20歳ぐらいの女子ならよくある事なのかも知れません。
何度か乗務員が横を通りすぎましたが、ぬいぐるみを注意する事はありませんでした。
ぬいぐるみはオッケーのようです。
そんなんやったら今度ぬいぐるみ型のカバン持ってくんで!!
ところが、ぬいぐるみには一切注意はされなかったのですが、毎回通るたびに窓のブラインドを開けるように注意されています。
彼女はよほど開けるのが嫌なのか、それとも太陽の光に弱いのか、注意されたその瞬間は開けるのですが、乗務員が立ち去るとまたすぐに閉めるのです。
そしてまたすぐに注意されて開けるのです。
もうこんなやりとりが何度となく続いています。
アホなの?この子
おそらく私だけでなく、周囲の人が全員そう思ったはずです。
もう何度となくそんなやりとりを繰り返しているのです。
客室乗務員もさすがに苛立ったようで、かなり厳しめに注意をすると、最終的には渋々ブラインドを開けたのでした。
ところが陽の光が苦手なのか、ぬいぐるみで顔を隠しています。
もしかしたら高いところが怖いのかもしれません。
なんとなく幼い女子のイメージでずっと見ていたので、それも可愛く見えたのです。
飛行機が到着して、頭上の荷物入れからバッグを取り出していると、先ほどのぬいぐるみ女子も、同様に荷物入れに手を伸ばしてバッグを取り出そうとしていました。
その時に初めてその女子の顔をハッキリと見たのです。
ずっと幼い若い女子のイメージだったのですが、ちゃんと見ると、明らかに私よりもかなり年上の女性でした。
「オバハンかーーーい!!!」
思わず大声で発してしまいそうになりました。
クワバラクワバラ、ナンマイダーアーナンマイダー