2013年8月16日金曜日

新幹線で靴を脱ぐ人々

新幹線に乗った時、皆さんは靴を脱ぐでしょうか。
私は何が何でも靴を脱ぎます。
それは旅の疲れを少しでも取り除きたい、また足の蒸れを解消して爽快な気分を味わいたい。という意思の現れなのです。
新幹線の通常車両には、グリーン車のようなフットレストは存在しません。
という事は、必然的に靴を脱いだら前席のシートの背面のどこかにうまく足をひっかけなければなりません。
そうする事で、自動的に足の位置が少しでも上になりますので、旅の疲れが取れやすい姿勢となるわけです。
ところが、このちょっとしたひっかかりの部位に、無理やり足をひっかけた状態では、逆に足が疲れるというリスクが生じます。
つまり旅の疲れが倍増するわけです。
そうなると、単に足の蒸れを解消するだけの行為となってしまいます。
私は、トイレなどで席を立つ際に、このように靴を脱いでいる人の数を毎回数えています。
この数年のデータを平均しますと、約4割以上の人が靴を脱いでいるという事が判明しました。
みんな靴を脱ぎたいようです。
その内訳は以下の通りです。

1、靴を脱いで前席のシートに足をひっかけている人 25%
2、靴を脱いで地面に足を置いている人 20%
3、靴を脱いで靴の上に足を置いている人 45%
4、靴を脱いで座席の上に足を上げている人 5%
5、靴を脱いでスーツケースの上に足を置いている人 4%
6、靴を脱いで折りたたみテーブルの上に足を上げている人 1%

私は1です。前席のシート背面のあらゆるひっかかりに、限界まで足をひっかけています。
但し、足でシートを押してしまうと、前席の人がビックリしてしまいます。
あくまでも前席の人に気付かれないように足をひっかける事がマナーとなります。
さすがに折りたたみテーブルに足を上げているという豪快な人は1%にとどまりました。
この気持ちはわからんでもないです。
足の高さといい最高に心地よい大勢である事は否めません、しかし周囲の人から反感をかいます。
お行儀が悪いと思われてしまいます。
もっとスマートに、もっとナチュラルに、もっとシンプルに靴を脱げる方法はないのでしょうか。
おそらくJRに全席フットレスト設置をお願いしても、聞いてはくれないでしょう。
結局側JRからすれば、安い一般車両に乗る人に、フットレストなんて贅沢品はもったいないわけです。
清潔で姿勢が楽なフットレスト付きのグリーン車に誘導したいわけです。
となると、自身で折りたたみ式の携帯型フットレストを持参するしかないわけです。
そもそもそんなものは販売されてはいません。
では作ってみてはどうでしょうか?ダンボールのような物で、組み立て式のフットレストを大量生産し、JRに売るのです。
そしてJRは車内販売で販売、価格は1個300円程度で設定すれば、飛ぶように売れるはずです。
紙製でしかも使い捨てなので、地球環境にも優しいグッズとなります。