2021年2月14日日曜日

飲食業界あるある

飲食業界でよくあることの一つに、社員になれば、誰でも自動的に店長になれるというものがあります。 飲食店では、社員1名と残りはパート・アルバイトというお店は多いはずです。 社員2名体制にするには、それなりに売上が確保できないと人件費が合わないからです。 そんなお店を運営する企業に就職した場合、ほぼ自動的に店長に任命されます。 そもそも魅力がない会社には、なかなか社員が入って来ません。ですので、たまに社員希望者が入ってくると、待ってましたとばかりに店長に就任させるのです。 仮に仕事ができない人だったとしてもです。 仕事だけでなく、人間的に問題があったり、性格がねじ曲がっていようが、腐ったような考え方だったとしても、人望が全くなかったとしても、とにかく店長なのです。 それは店長は社員じゃないといけないという、変な既成概念があるからです。 仕事もできず、人間的にクズな店長の下に、とても優秀なアルバイトがいて、優秀な人がクズに偉そうに言われている姿をもう何度見たことでしょうか。 世の中おかしいです。 アルバイトでもパートでも、優秀な人が店長になるべきです。 会社にとってもその方が間違いなく都合が良いはずなのに、何故かバカな店長に大事なお店を任せ、優秀なアルバイトがドンドン辞め、常連客をドンドン減らし、原価や光熱費をジャブジャブ使わせて、そして儲からない儲からないと嘆いているわけです。 社員になりたいというだけで、なぜそんなに企業は喜ぶのでしょう。 うちみたいな会社に骨を埋めてくれる素晴らしい人が来たと。 実際は、他に自分を社員として雇ってくれる会がなく、仕方なく来ているだけなのに。

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