2016年7月31日日曜日

ディープな外国人

南海電車で関西空港へ向かっていますと、目の前の座席に座っているブサイクな外国人カップルが急にイチャイチャし始めました。
朝9時です。
車内は割と混雑しており、乗車率は120%ぐらいでしょうか。
これまでにも外国人カップルがイチャイチャするシーンは何度となく見てきましたが、それは全くと言っていいほどに違和感もなく、欧米人だからこその格好良さとスマートさもあって、まるで映画のワンシーンを見ているかのようなものばかりでした。
ところが、今朝のそれはこれまでのような美しいものではありませんでした。
まず外国人カップルと言ってもアジア系なのです。
おそらくあの顔と態度は韓国人でしょう。
はじめはチュッチュッという感じでしたが、徐々に興奮してきたのか、ブチューッという熱烈なキスと変化し始め、最後はレロレロ状態です。
「ちょ、ちょー!レロレロはアカンやろレロレロは!」
そう思いながらトボけたフリして遠くを見ていましたが、明らかに視界に入っています。
チラッと見ると、その女性が威圧的な目で私を見ています。
「なんでやねん!!なんでこっち見てんねん!」
周囲の人達もさすがにレロレロに驚いたのか、シーーンと静まりかえってしまいました。
しかも、しかもです、冒頭に述べましたが、2人はかなりブサイクなのです。
人の顔をとやかく言う権利はないのですが、映画のワンシーンのようなイケメンと美女のキスシーンなら見たくもなるのですが、ブサイクて威圧的で韓国人のディープなキスシーンはお金を貰っても見たくはありません。
結局、関西空港に着くまでの10分以上は威圧的な目で周囲の人達を見ながらレロレロレロレロしていたのではないでしょうか。
しかしあそこまでイキリな奴は久しぶりに見ました。

2016年6月30日木曜日

丁寧すぎる車掌さん

近鉄特急で名古屋へ向かう車内での事です。
先ほどからいつものように「切符を拝見致します」という車掌の車内巡回が行われているのですが、今日は少しいつもとは様子が違うようです。
やたらと車掌が客と会話をしているようなのです。
なにを喋っているのか会話まではわかりませんが、とにかく「おそれいります」や「ありがとうございます」といった何か丁寧な言葉が遠くから聞こえて来ます。
こっちは既にポケットから切符を取り出して、手で持って待っているのですから、早く来てほしいものです。
かなり時間が経過して、やっと私の順番が来ました。
「大変恐れ入ります、申し訳ございません、切符を拝見してもよろしいでしょうか?」
とても丁寧な口調の車掌さんです。
私が無言で切符を差し出すと
「あー、ご丁寧にありがとうございます、申し訳ございません、失礼致します」
そして切符を確認し、スタンプを押すと
「大変暑くなってきていますので、しっかりと水分を補給していただきまして、熱射病などには充分ご注意くださいませ」
と切符を返してくれました。
どんなけ親切やねん車掌さん。
どんなけ丁寧やねん車掌さん。
「お気遣いありがとう存じます、車掌さんも揺れますのでつまずいてお怪我などなさらないように充分ご注意下さい」
と車掌さんと同じぐらい丁寧に返しておきました。

2016年5月31日火曜日

飴を噛む

なぜ飴を最後まで舐めきる事ができないのでしょうか。
なぜ後半の薄い薄いペラペラの飴になると、ガリガリと噛んでしまうのでしょう。
いくら頑張っても、いくら耐えても耐えても、最後はどうしても噛んでしまいます。
噛んで終わりたいのです。
先日、固形石鹸を使用していた際、石鹸の後半、もう薄い薄いペラペラになった小さな石鹸を、そのまま最後まで使い切る事がどうしても嫌で、いや、嫌というかペラペラでは本来の石鹸の効果が得られない気がして、新しい石鹸を取り出して、その腹にペラペラを貼り付け、馴染ませ、まるでコバンザメのようにして使用していました。
これはごく一般的に普段からやっている行為です。
その時に、例の飴の後半の事を思い出したのです。
薄い薄いペラペラの固形石鹸と、薄い薄いペラペラの飴が似ている事に気がついたのです。
飴も石鹸のように、新しい飴に貼り付け馴染ませ、コバンザメのようにすれば、噛まずに最後まで舐めきる事が出来るのではないか?
そんな憶測が脳裏をよぎりました。
早速、今度やってみます。

外国の人たち

ここ最近、一気に外国人観光客が増えました。
池袋なんて日本人よりも中国人や韓国人の方が多いのではないかとさえ思ってしまいます。
ホテルのロビーには必ずと言っていいほどに宿泊客であろう東南アジア系の人たちがたむろしています。
なぜ自分の部屋で過ごさないのか全く理解できません。
そしてチェックインしようと前を通ると、ジロジロと見てくるのです。
チェックインを済ませ、部屋へ入ろうとエレベーターを降りると、今度は中国人女子が廊下をウロウロしています。
なぜ中国人はみな部屋で過ごさずに廊下をウロウロしているのでしょうか。
そして友人の部屋なのでしょうか、ドアの前に立ってドアに耳を当てて、中の様子を伺っています。
私が近づくと、ハッと驚いたようなした顔をして、走って自分の部屋に入っていきました。
「どないやねん!ストーカーちゃうやろな!」
部屋に入ってくつろいでいると、先ほどの中国人女子でしょうか、コンコンコンコンコンコン、コンコンコンコンとドアをノックしているのが聞こえてきます。
私の部屋ではありません、友人の部屋でしょうか、わかりませんがとにかくコンコンコンコンコンコンコンコン、コンコンコンコンコンコンコンコンとしつこくノックしているのです。
ノック多いし!!何回すんねん!!
そしてトアが開き、中に入るのだとばかり思っていましたが、中から友人が出てきて廊下で喋りはじめました。
しかも結構な大声です。
なんなんやキミら!!どんな環境で育ってきたんや!!
夜中に1階の自販機に行くと、エレベーターとエレベーターの真ん中に東南アジア系男子が立って携帯をいじっていました。
部屋でいじれや部屋で!!
ビールを買ってエレベーターに乗ろうとしても、東南アジア系男子がボタンの前に立っているので、エレベーターのボタンが押せません。
「ちょ!」
私が言うと、こちらをギョロッとした目で見て動きません。
こいつはだいぶアホなようです。
東南アジア系男子の腰あたりにチラッと見えているボタンに手を伸ばし押しましたが、彼は微動だにしませんでした。
どんな環境で育ってきたんでしょうか。
狂っているとしか思えません。

ぬいぐるみ女

先日、関西空港の手荷物チェックのところで、ぬいぐるみを抱えた女性を見ました。
ぬいぐるみがとても大事なのか、手に抱えています。
そしてそのままゲートをくぐるのです。
きっと若い幼い女の子なのでしょう。
検査員も苦笑いです。
私はぬいぐるみをチラ見して、何も気にせずに立ち去りました。
機内へ進んで、座席に座ろうとすると、先程のぬいぐるみを持った女性が窓側に座っていました。
私はその横の席です。
彼女はよほどそのぬいぐるみが愛おしいのか、膝に自分の方をむかせて座らせています。
そして時折、ぬいぐるみの手を持ってポージングをさせて遊んでいます。
なんとも可愛らしい光景です。
しかしながら、この席は非常口座席です。
怒られるで絶対それ!
これまでにも何度か乗務員から注意を受けているのでよくわかります。
この非常口座席では、手荷物やパソコンは一切携帯する事は許されず、全て頭上の荷物入れに入れなければなりません。
ジャケットでさえも手に持っていると、着るように注意されるのです。
めためた厳しいのです。
そこへ乗務員がやってきました。
ところが、ぬいぐるみには一切目もくれず立ち去ったのです。
ええんかいっ!ぬいぐるみええんかいっ!
まぁ、20歳ぐらいの女子ならよくある事なのかも知れません。
何度か乗務員が横を通りすぎましたが、ぬいぐるみを注意する事はありませんでした。
ぬいぐるみはオッケーのようです。
そんなんやったら今度ぬいぐるみ型のカバン持ってくんで!!
ところが、ぬいぐるみには一切注意はされなかったのですが、毎回通るたびに窓のブラインドを開けるように注意されています。
彼女はよほど開けるのが嫌なのか、それとも太陽の光に弱いのか、注意されたその瞬間は開けるのですが、乗務員が立ち去るとまたすぐに閉めるのです。
そしてまたすぐに注意されて開けるのです。
もうこんなやりとりが何度となく続いています。
アホなの?この子
おそらく私だけでなく、周囲の人が全員そう思ったはずです。
もう何度となくそんなやりとりを繰り返しているのです。
客室乗務員もさすがに苛立ったようで、かなり厳しめに注意をすると、最終的には渋々ブラインドを開けたのでした。
ところが陽の光が苦手なのか、ぬいぐるみで顔を隠しています。
もしかしたら高いところが怖いのかもしれません。
なんとなく幼い女子のイメージでずっと見ていたので、それも可愛く見えたのです。
飛行機が到着して、頭上の荷物入れからバッグを取り出していると、先ほどのぬいぐるみ女子も、同様に荷物入れに手を伸ばしてバッグを取り出そうとしていました。
その時に初めてその女子の顔をハッキリと見たのです。
ずっと幼い若い女子のイメージだったのですが、ちゃんと見ると、明らかに私よりもかなり年上の女性でした。
「オバハンかーーーい!!!」
思わず大声で発してしまいそうになりました。
クワバラクワバラ、ナンマイダーアーナンマイダー

2016年4月23日土曜日

外部ポケット

バッグやリュックの外部ポケットに傘やペットボトルなどを入れている人をみかけます。
ポケットがメッシュになっているものなどもあり、何を入れているのかが、他人から一発でわかってしまいます。
ペットボトルならまだ理解できるのですが、傘なんてそんなに必要なものでもありません。なのに他人から一目でわかる外部ポケットに入れる必要があるのでしょうか。
お菓子やガムを入れている人もいます、非常食でしょうか、しかしながらたまにクッキーなどがバリバリに割れたまま入っていたりして、それいつのやっちゃねん!とツッコミたくなる人もいます。
筆記用具、何かをとっさに書く必要があるのでしょう。新聞記者でしょうか。
地図や冊子など、冒険家なのでしょうか、登山家かもしれません。
タオル、汗っかきなのでしょうか。
メガネケース、普段はかけずに必要な時にポケットから取り出して使用するのであれば、老眼鏡なのでしょうか、老化はなかなか大変です。
先日、とある電車内で、外部ポケットにテレビのリモコンを入れている人を見かけました。
携帯電話と間違えたのか、はたまたリモコンが壊れ、修理に出すために入れたのでしょうか。
今日は旭ポン酢を入れている人を見かけました。
「なんで!?なんでポン酢?」
確かに旭ポン酢なら文句はありませんが、しかしそこに入れる必要ないと思いますが。
いずれにしても、何を入れているのか他人から丸見えのポケットに何かを入れるという事は、その人の人柄や性格、趣味、職業など、様々な事を想像させていまう事だけは間違いありません。

電車が怖い女の子

JR総武線に乗っている時の事です。
母親に連れられた5〜6歳の男の子と3〜4歳の女の子が乗って来ました。
席が埋まっていたためか、座りたそうにしていた女の子を宥めながら、私が座っている座席のすぐ横に3人が立っています。
小さな女の子は、座ってる私の目線よりも少し低い高さで立っています。
「怖いよぅ怖いよぅ」
女の子は電車が初めてなのか、とても怖いようなのです。
「怖くないってば」
お兄ちゃんが言います。
「大丈夫!怖くないから!」
母親も励ましています。
「怖いよぅ怖いよぅ」
小さな女の子はギュッと目を閉じ、小刻みに震えながら、目の前にあった私の足に捕まってきました。
「な、な、なんちゅうやっちゃ!めたくたかあいーがな実際問題!」
震えながら電車が発車するのを待っているのです。
プシューッ、ガタッ、ガタガタッ
ドアが閉まり電車が発車しました。
彼女はまだ目をギュッと閉じ、下を向いて私の足に捕まっています。
電車が動き始めて少しして、ゆっくりと目を開き、顔を上げると、何も問題がなかった事を実感したのか、こう言いました。
「怖くない、あたし怖くないよ!」
物凄い笑顔です。
怖い怖いと思っていた電車が、怖くなかった事がとても嬉しかったのでしょう。
「だから言ったでしょ」
母親はこう言うと、あまり興味なさそうに長男と話し始めました。
全く他人の私が、横でキュンキュンきているのにです。
娘がこんなにキュートなのに何故あまり興味を示さないのかが理解できません。
私なら頭ナデナデしながら「良かったな良かったな」と抱きしめてあげます。
なによりも最初に怖いよ怖いよと言ってる時点で、ギュッと抱きしめてあげるはずです。
この母親は、娘より息子の事が可愛くて仕方ないのかも知れません。
なんとなくガッカリしました。

変なクシャミの人

南海電車に揺られていると、変なクシャミが聞こえてきました。

「ヒーーッション!!」

ださっ、かっちょわる、誰や誰や
見ると20歳ぐらいの女子です。

「ヒーーッション!!」
「ヒーーッション!!」

何回すんねん変なクシャミ

「ヒーーッション!!」

しかもヒーーッションって

「ヒーーッション!!」

あまりにもダサくしつこいので、みんなチラチラ見ています。

「あかん花粉や」

変なクシャミの女子が言います。

「花粉のせいで止まらん」
「ヒーーッション!!」

しかし隣にいる彼女の友達は、変なクシャミには全く反応せず喋り続けています。
どないやねん

「ヒーーッション!!」

もーええわ!しつこい

「ヒーーッション!!」

2016年3月25日金曜日

クレーム詐欺

ここ数日
「テイクアウトした商品に箸がついていなくて食べられなかった。弁償して欲しい」
という電話をかけてくる詐欺が横行しています。
特にチェーン店を狙っており、店員が本当のミスだと思い込み、代金を弁償してしまうのです。
お金の受け渡しは駅を利用し、改札の向こう側で受け取るそうです。
私の知り合いだけでも、既に2件の金銭的な被害、4件の未遂、合計6件の電話がありました。
電話口で名乗る名前は「藤本」が5件「中村」が1件でした。
未遂の4件は、いずれも電話を折り返すので番号を教えて欲しいと言うと、またかけると切ったと言います。
テイクアウトした日時を聞き出し、レシートにて確認をする事で詐欺なのか否かを判別可能です。
こういった詐欺には、お金の受け渡しに改札の向こう側ですが犯人が来ますので、その時に隠し持っていた金属バットで滅多打ちにして半殺しにするか、刑事を連れていくかで未然に防ぐ事が出来ます。
金属バットで滅多打ちにした場合、ちょっとややこしい事になりかねませんので、刑事を連れて行く方が得策だとは思います。
是非実施してください。

滝は凄いです。
滝はなんか凄いのです。
滝はなんか知らんけど凄いのです。
だって滝なんですもん、滝は凄いに決まってるのです。理由なんかいらないのです。
滝はマイナスイオンを発生させています、だから凄いのです。
滝に打たれて修行もできます、だから凄いのです。
滝が好きで全国の滝を巡る旅をしているという滝マニアがいます、だから凄いのです。
とにかく滝は凄いのです、なんでか凄いのです。
そう思い込んでずっと生きてきました。
だから色んな滝を見に出かけました。
養老の滝、那智の滝、赤目四十八滝、滝の中でも凄いと言われる有名な滝を片っ端から見に行ったのです。
ところが様々な滝を見るうちに、一体滝の何が凄いのかがわからなくなってきたのです。
なんとなく滝は凄いという思い込みがあったのですが、よくよく考えてみたら、滝なんてただの川の途中の高低差です。
実際は川なのです。
単なる川の途中の高低差、ただの段差です。
そこを水が流れているだけなのです。
そう思うようになってから、滝を見ても何とも思わなくなりました。
写真すら、撮影する動作が無駄のように思えてくるのです。
最近では滝とは呼ばずに段差と呼んでいます。
滝マニアの方々には申し訳ありませんが、私のように滝の本来の姿が見えてしまって、滝を冷ややかな目で見ている人は少なくないはずなのです。
ただの段差と呼んでいる人、結構いるはずです。

ジョギングの服装

いつものように朝の散歩コースを歩いていると、前からスーツ姿のお兄さんが走ってきます。
この散歩コースは一周が約5kmの川沿いのコースで、午前中は数多くの人が、それらしいファッションに身を包み、走ったり歩いたり、それそれの方法でスポーツに勤しんでいます。
そんな中、前方からこちらへ走ってくるスーツ姿の男性は、右手にビジネスバッグを抱えながら、どこから見てもスポーツではなく、会社へ遅刻しそうなので走っているという風に見えます。
いや、きっとそうでしょう。
数日後、またそのスーツ姿の男性が走ってきます。
また遅刻でしょうか、前回と同様に右手にビジネスバッグを抱えて走っています。
左手には傘を持っています。
今日は少し降るのかもしれません。
きっと彼は、朝起きるのが苦手なのでしょう。
そんな彼とすれ違った20分後の事です。
また前からそのスーツ姿の彼が走って来るのです。
私は目を疑いました。
彼はいつも遅刻しそうだから走っているとばかり思っていましたが、それは私の思い違いだったようです。
彼はジョギングしていたのです。
右手にビジネスバッグ、左手に傘を持って、スーツに革靴姿で、ジョギングをしていたのです。
なんちゅうやっちゃねん!!
この川沿いのコースを1周してきたから私とすれ違ったわけです。
気になったのでその後の彼を目で追いました。
やはり最初にすれ違ったあたりでコースアウトしています。
翌日もすれ違いました。
今日は傘は持っていません。
しかしビジネスバッグは持っています。
ああいうふうに片手に鞄を持ったままのジョギングは、身体に良くないと思うのですが、わざわざ私がそれを注意するのも変なので、黙って見ています。
黙って見送っています。

遅い医院と早い医院

岸和田駅前にレトロモダンな病院をみつけたので入ってみました。
この冬、何度かウィルスに感染しかけては、根性と早めのパブロンで、なんとか免れ続けてきたのですが、ついに完全に感染したのか、発熱悪寒、鼻水、咳、扁桃腺と、典型的な風邪を発症し、パブロンを諦め病院へインしたのです。
待合室には先客が2組、いずれも老人です。
暇そうな町医者といった感じの病院です。
奥から先生らしきオッサンと患者の声が聞こえてきます。
待合室の中にまで、彼らの会話が反響し、完全に聞こえてくるのです。
会話の中身は殆ど世間話です。
患者は2人、地元の老夫婦でしょう。
時折患者の言葉を遮って先生が自慢話しをします。
それが物凄く印象的で「嫌なやっちゃなぁ」と、待合室の人全員が思ったはずです。
いや、みんな常連客ぽいので、先生が自慢しいなのは知っているのかしれません。
しかしなかなか会話が終わりません。
「話長いなしかし」
もうかれこれ30分ぐらいは喋っています。
彼ら(正確に言うと先生のみ)はずっと喋り続けているのです。
私が来た時には既に喋ってましたので、その前何分喋っていたのかわかりませんが、とにかく相当お話好きのようです。
治療なら仕方ありませんが、聞く限りでは老夫婦は治療で訪れたのではなく、今度入院するに当たって、手続きか何かの相談に来たような感じです。
「そのはなし今いらんやろ!」
そう思い、待合室の人を見渡すと、全員が寝ていました。
「寝てんかいっっ!」
寝ているのか死んでいるのかわかりませんが、皆それぐらい老人です。
きっと待つことなんてどうでも良い連中なのでしょう。
誰も文句を言わないのですから、暇つぶしに来ているのかもしれません。
すると奥から中年の看護婦が出てきました。
そして待合室へ来て、こう言うのです。
「急いでる方はおられませんか?」
どうやらこの看護婦はこの今の状況が異常である事を理解し、待ってる人にフォローをしに来たようです。
「お急ぎでしたら処方箋だけでも渡しますよ」
すると待合室の2組共が立ち上がり、処方箋をもらって出て行きました。
完全に薬目当ての常連客だったようです。
そのまま看護婦は治療室へ行き、会話を中断させ、私を案内してくれました。
私だって抗生物質目当てで来たのですが、なんせ新規客です。
先生は、声から想像していたよりも、もっとお爺さんで、私の扁桃腺を確認するために手にした板状のヘラは震えまくり、声を出すように言われましたが、まるで扇風機の前で言っているように「あああああああ」とこだましてしまいす。
次に胸を見ますと聴診器を当ててくるのですが、Tシャツ、Yシャツ、ネクタイ、ベストの上からなのです。
「むちゃくちゃやーん」
背中も見ますと、私を後ろ向きにしたのですが、さらに1枚多いジャケットの上からなので、158%聞こえないはずです。
「先生服の上からやけどわかるん」
「うん、風邪やな」
そう言うと、いくつかの薬を処方してくれました。
処方され薬は、鼻水、咳止め、発熱、抗生物質、うがい薬、トローチ、それぞれ3日分でした。
その後、熊本へ到着し、薬剤師の友人にその薬を見せると
「古っ!」
「えっ?」
「古いわ、20年ぐらい前の薬やん!」
と言われました。
薬にも流行があり、年寄りの先生の場合、こういう時代遅れの薬を処方するのだそうです。

あまり薬の効果も実感出来ないままに3日が経過し、薬がなくなってしまいました。
ちょうどその時に千葉に居ましたので、薬をもらうために駅前の医院に入ってみました。
この医院の先生は若いようです。
ただ、岸和田の時とは全く逆で、診察が異常に早いのです。
次から次へと入った患者が30秒ぐらいで出てきます。
4~5人待っていましたが一瞬のうちに私の順番が来ました。
診察室へ入ると、パソコンに向かったまま私の方を見ようともせずに先生がこう言います。

「どうしました?」
「いやどうやら風邪をひいたみたいで、、」
「症状は?」
「先日まで熱があって、今は熱はないですが鼻水がでます」
「それ花粉症!」
「えっ?」
「はいどうも」
「えっ?終わり?」
「はい」

実際私の診察は20秒でした。はやっっ!!
支払いを済ませ、処方箋を持って薬局へ行きます。すると

「花粉症の薬が1錠出ています。寝る前に飲んでください」
「えっ?寝る前?いま朝やがな」
「はい、先生がそのように書かれてますので」
「ちょ、ほなら夜まで辛いままかいな!」
「まぁそうなりますね」
「はあ?」

結局夜まで待てるはずもなく、ランチを済ませてすぐに薬を飲みました。
花粉症の薬をです。
しかし最近は本当に病院運が悪いようです。
岸和田では遅すぎる病院、千葉では早すぎる病院、両極端の病院をほんの数日で訪問するなんて。
しかしながら、いくらポーズだけだとは言え、岸和田のように色々とやってもらう方が病院へ来たという実感は湧きます。
人なんていい加減なものです。

翌日、なぜか昨日の花粉症の薬が効いたのか、すっかり完治してしまいました。
どないやねん!!!



男子会

やたらと女子が女子会をやりたがるように、私たち男子だって男子会をやりたいのです。
女子がいないと、遠慮なく下ネタが言えるからです。
本来なら男子は3分に1回は下ネタを言いたいのです。
それなのに女子がいるせいで、言いたいセリフが言えず、ガマンしながら飲まなければならないのです。
そんなのは蛇の生殺し同然です。
ですから最初から女子が来ない男子だけの男子会をやりたいのです。
おもいっきり下ネタを言いたいのです。

先日、とある女子会好きの女子数名と、男子会好きの男子数名で飲む機会がありました。
合コンではありませんが、まさに男女会と言ったところでしょうか。
そしてお互い未知の世界である異性の会の内容について情報交換を行ったのです。

「男子会なら3分に1回は誰かがチンコゆーてるからな」
「えっ?女子会はもっとグロいっすよ!」
「は?どないやねん女子会!」
「やばいっすよ女子会マジ!」
「ゴクッ」

女子会好きの彼女たち曰く、女子会の方が男子会よりも下ネタ炸裂だと言います。
それなら何故に男女会の時は下ネタを言うと文句を言うのでしょうか。
男子会よりももっと過激な下ネタを言いまくっているのであれば、男女会で是非それをやっていただきたいものです。

「そんなもん男子の前でゆーてたらドン引きされますやん」
「あそっか」
「なんやかんやゆーてチャンスに備えてるんですもん女子かて」
「あそーなん」

2016年2月23日火曜日

純喫茶

カフェより純喫茶が好きです。
純喫茶は癒されます。
純喫茶の良さは何と言っても「ゆるさ」だと思います。
良い意味で「ええかげん」であったり、曖昧さこそが、純喫茶の良さではないでしょうか。
隣でタバコを吸っている人がいようが、営業時間が多少過ぎようが、早かろうが、多少お皿にヒビが入っていようが、とにかく何もかもを許し許される、それが純喫茶なのです。
先日、久しぶりに名古屋市西区那古野にある純喫茶「西アサヒ」へ行きました。
西区の那古野あたりは、ケチャップ発祥の店「勝利亭」や海老フライの「はね海老」、串カツ「五條」など、老舗の名店が連なるレトロな街並みを残しつつも、リノベーションされた若者の街へと進化しつつあるとても雰囲気の良い場所です。
「西アサヒ」もそんな那古野の代表格ともいえる、昭和7年創業の純喫茶でした。
前日、伏見のホテルに泊まっていた事もあり、15分ほど歩いて、久しぶりに西アサヒ名物の分厚い玉子サンドを食べに伺ったのです。
お店に着くと、世代交代されたのか、お店はきれいにリニューアルされ、当時の面影はありませんでした。
店内に入り、カウンターの中にいた女性と目が合いましたが、彼女は電話中で、目をそらされましたので、勝手に席に座ろうと1〜2歩あるいたところで客席に座っていた男性に声をかけられました。
5〜6人で座っていたのは先客ではなくスタッフだったようです。
「すみません、まだ営業時間ではないのですが」
時計を見ると11:29です。
営業開始は11:30からのようです。
私は「あそーなん」と言って店を出ました。
そして向かいにある「はね海老」へ入りました。
「はね海老」も同じく11:30からの営業ですが、1分前に来た私を追い返すような事はしませんでした。
もう「西アサヒ」は、当時のゆるい純喫茶ではなくなってしまったのでしょう。
別に1分前でも10秒前でも、営業時間外であることは間違いないわけですから、入れないのは当然の事かも知れません。
だから文句を言っているのではないのです。
別にいいのです。
ただ、冒頭で述べた純喫茶の良さや、私が求める「ゆるい」純喫茶の定義からは外れてしまった事が、とても残念でならないのです。
はね海老で海老フライとクリームコロッケの日替りランチを食べた後、西アサヒへ戻って珈琲を飲む気にはなりませんでした。

ド派手なオッチャン

南海電車に乗っていた時の事です。
どこかの駅について、私の乗っていた車両にド派手なオッチャンが賑やかしく乗って来ました。
派手な帽子に派手なファッション、ピンクの靴下に黄色の靴。
オレンジ色のスーツケースを引きずっています。
「おっとっとっとー!どないなっとんねんコラ、えー」
乗り込む時、そのスーツケースが入口ドア下の段差に引っかかり、つまづいたようにバタバタと乗って来たのです。
ド派手なオッチャンはつまづきふらついたまま、偶然手をついた目の前の窓のロールカーテンを開けようとしています。
ふらついたまま一回も体制を整える事なく、一連の動作の流れてロールカーテンを開けようとしても、うまく開くはずもありません。
そもそもロールカーテンを開けようとしたのは、電車に乗り込む時につまづいた事をごまかすためでしょう。
開ける必要もないのです。
ここまでの流れが一瞬の出来事だったために、乗客は皆そのオッチャンを目で追いながらも、しかし目が合ってややこしい事に巻き込まれないように、いつでも目をそらす事が出来る体制に身構えました。
一瞬で車両内がピリッと張り詰めたような空気となります。
ド派手なオッチャンは、結局うまくロールカーテンを開ける事ができず独り言のように文句を言っています。
「なんやこれは!あけへんやんけ」
電車内は「シーーーーーン」と静まり返っています。
ド派手なオッチャンは、酔っ払っているような感じではありませんが、恥ずかしさからくる一連の動作が全て悪い方向へむいているような印象です。
いても立ってもいられないのでしょう、ブツブツと文句を言いながら、オレンジ色のスーツケースを引きずりつつ、今度は隣の車両へと続くドアへ向かいました。
オレンジ色のスーツケースが何人もの乗客の足にぶつかります。
ドアを開けようとした時、電車が揺れてまたオッチャンがふらついています。
もうこちらの車両ではそのオッチャンを見送りながら複数の人達が笑っています。
そして全員がオッチャンの背中を見ています。
隣の車両へ逃げるように移動したオッチャンは、むこうの車両でも何人もの人の足に、オレンジ色のスーツケースをぶつけながら歩いていっている姿が見えます。
「ぶはあああああああああ」
こちらの車掌で笑い声がこだましました。
「ぶはあああああああああ」
手をたたいて笑い出す人もいます。
なんならスタンディングオベーションしても良かったんじゃないかと思いました。
それぐらい笑えたのです。