なぜ大多数の日本の老人は、灰色や暗めの茶色、ピンクにしてもどす黒い感じ、淡いというより汚れたような色の服を選んで着るのでしょうか。
最近は海外の影響か、少しは減ったのかもしれませんが、それでも圧倒的に多いと思います。
夕暮れや明け方などはハッキリ言って景色と同化して見えません。
コンクリートの道路とは完全に一体化してしまって、どこに居るのかさえ全くわかりません。
若い頃は派手な服を着ていた人も、歳をとるとああいう色の服を着たくなるのでしょうか。
それとも老人向けの服は、圧倒的にああいう色が多いのでしょうか。
いや、そもそも老人向けという服なんて無いような気がしますので、明らかにああいう色を選んでいるように思うのです。
確かに、70歳以上のご老人が20代のファッションをしていれば変です。
しかし色は別です。原色でもいいと思うのです。
あの人達は一体何歳からああいう灰色の服を好んで着るようになったのでしょうか。
50歳でしょうか、60歳でしょうか、70歳でしょうか。
それとも今の老人世代は、若い頃から作業服のような色の服を着ていたのでしょうか。
今度どっかの散歩してるお爺さんをつかまえて聞いてみたいと思います。
ファッション以外にも、子供の頃にいつも疑問に思っていた事の一つに、テレビ番組などの好みが年齢によって変化するのかどうかという事があります。
子供の頃、なぜ老人は時代劇を見るのか理解できませんでした。
うちの祖父や祖母はずっと時代劇を見ていたからです。何度か我慢して見てみましたが、まったく面白さが理解できず、でもきっと自分も歳をとると時代劇が見たくなるんだろうと思ってました。
相撲も同じです。
いつかは面白くなる年齢が来るんだろうと思っていたのです。
しかしこの歳になっても時代劇や相撲を見たいと思いません。
(新選組や壬生義士伝、龍馬伝などの作品は別として)
食べ物に関しても、やはり年齢とともに大きく嗜好が変化するように想像しておりましたが、実際問題ずっと昔からあまり好みに変化無く過ごしてきました。
ラーメン等も、歳とともにあっさり醤油を選ぶようになったという人もいますが、私は若い頃からあっさり醤油が好きでしたし。食べる量もさほど変化はありません。
結局年齢によって嗜好が変化するという事が、自分では理解できないのです。
年齢に関係なく、好きなものは好き、嫌なものは嫌なのです。
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