2010年8月27日金曜日

大衆食堂

昔から大衆食堂が好きだった。
オッサンになったから好きなのではなく、若いころから好んで大衆食堂に通った。

子供のころから和食中心で育ったせいか、10年ほど前までは、基本的に洋食は好んで食べなかったのだ。
実際こんなに好きなラーメンだって、お店で食べるようになったのは25才をこえてから。

大衆食堂には愛がある。
ぜったいにオッチャンかオバチャンがおる。
ほんでたいがい感じいい。
そして30年以上続いている食堂なら完璧。
椅子やテーブルは、昔から変わらず同じものを使っているお店。
そんな食堂が一番癒される。

ソーセージエッグスに筍とちくわと若布の炊いたん、おから、汁と中メシ。

「おばちゃん、ここ何年やってるん」
「昭和41年からやから43年やわ」
「へえ!俺が生まれた年やん」
「ほーかほーか、ニイチャンもっとわか見えるで」
「わはは!ありがとオバチャン!オバチャンも俺と同い年ぐらいちゃん」
「ははははははあああ!あたしはまだ25歳やで!」
「わはははははははははは!」
「ごはんお替りゆうてや」

こんなたあいもない会話こそが大衆食堂ならではの副産物といえる。
そしてたいがいホンマに美味いと感じる。

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