人は誰かに話を聞いてほしいものです。
「今日こんな事があった、こんな風に思った、あんな事があった」
誰かに話を聞いてほしい。
「へぇ~」と言って欲しいのです。
それが特別たいした出来事ではなくても、なんせあった事、起こった事を聞いてもらいたいのです。
聞いてくれる人が存在する人は、何か出来事があった時にその聞いてくれる人の顔が浮かぶのです。
そしておもしろおかしくその人に喋ってる自分をイメージしてほくそ笑むのです。
聞いてくれる人が存在しない人は、ストレスが溜まります。
でも最近はツイッターやブログに書き綴って読者に聞いてもらったり、mixiの日記に書いたり。さらにピグで会ったこともない人に聞いてもらったりと「聞いて欲しいのに言う人がいない」とストレスを溜め込んできた人達も減ってきたのではないでしょうか。
しかしブログやツイッターでは、ある程度の文章力も必要となりますので、なかなかスッキリ伝わらなかったり、思ったようなコメントが得られなくて逆にストレスが溜まるとお嘆きの方も多いといいます。
やはりお互いの信頼関係が築かれた人との直接のコミュニケーションが一番スッキリするのでしょうか。
いずれにしても聞いてくれる人がいるということは、とても恵まれていることです。
聞いてくれる友人もいない(死んだ)、パソコンも携帯も触れない、実はこんなご老人は沢山います。
彼(彼女)らはきっと我々と同様に自分の話を聞いて欲しいはずです。
それを充分に理解した上で、彼(彼女)らに話しかけてみてはいかがでしょうか?
私は積極的に話しかけています。
わざわざ歩いてるご老人に声をかけたりはしませんが、信号待ちや、エレベーターホール、喫煙所などで居合わせた時などに話しかけます。
「暑いですね~」
こんな一言でいいのです。ちょっとした会話が嬉しいはずです。
殆どのご老人は思いっきりここぞとばかりに喋り始めます。
先日は垂水駅前で、たまたま迎えの車待ちの時間に話しかけたお婆さんの、家庭の相談に乗りました。ほんのちょっとの時間でしたが、去り際にお婆さんは「有難うございました有難うございました」と深々と頭を下げられたのです。
別に感謝されたくて話を聞いたわけではありません。
しかも相談に乗るために声をかけたわけじゃありません、単に「暑いですね~」と声をかけただけなのです。
でもほんのちょっとの会話でしたが、あのお婆さんのストレス発散に貢献できたのなら良かったのではないかと思います。
偶然に街で出会っただけの関係ですから、時間がくればサッと立ち去ってもいいのです。
ちょっとした会話でいいのです。
そのちょっとした会話が大切なんだと思います。
あなたの周りにも彼(彼女)らと同様に喋りたくてうずうずしてる人が沢山いるかもわかりません。
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