2022年4月1日金曜日
左利き
世の中のほとんどのものが右利き用に作られていて不平等だと、左利きの人達が声を荒げています。
例えば、駅の改札やコインパーキングなどの操作。左利きだから右手では上手く操作できないと怒っているのです。
私は箸とペン以外はほとんど左手を使います、携帯の操作も左手でもできた方が便利だと感じて練習し、今ではどちらの手でも操作ができます。
不便なのなら練習したら良い気がしますが、彼らは不器用なのでしょうか、不便だと怒っているのです。
そもそも人は生まれた時はどちらが利き手とは決まっておらず、親から教えられ練習によって右利きになっているものだと思っていましたが、そうではないのでしょうか。
親は右利きの方が明らかに便利な世界だと理解しているので、生まれた子供に右利きを教え、矯正するのではないのでしょうか。
左利きの人達は、親がそれをせずに放置した結果、そうなったのだと思っていました。
もしそうじゃないのなら、生まれた時すでに右利き左利きが決まっているのでしょうか。
気になったので調べてみました。
すると、利き手という概念は人間特有らしく、脳の左右非対称性に関わっているらしいです。
世の90%が右利き、10%が左利きなのだとか。
それは生まれ持ったものらしいです。
右利き同士の親から生まれた子供の左利きの比率は9.5%、右利きと左利きの親の組み合わせの場合は19.5%、左利き同士の親の場合は26.1%というように遺伝的な要素が強いようです。
そうだとしても練習すれば解決しそうな気がするのですが、なかなかそう簡単なものではないのかも知れません。
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