2012年2月19日日曜日

お客様はカミサマ

お客様は神様です。
その思いが日本の商売の基本になっていて、世界的に見ても日本のお店の接客は素晴らしいと言われる所以となっているのだと思います。
客はお金を払うのだからお店にとっては神様、お金を払う客がいないとお店はやっていけません。
しかしお店はお金を受け取るかわりに商品やサービスを提供します。
客はその商品やサービスを欲しいからお金を払います。
ということはこの関係は50/50(フィフティフィフティ)ではないでしょうか?
お店側が客を神様と思う事は大切です。感謝の気持ちを忘れてはいけません。
しかし客の自分が神様だと思ってはいけないのです。
客も商品やサービスを提供してくれるお店に感謝しないといけないのです。
お互いが感謝しなければならない関係なのです。
(この場合、商品やサービスに他にはない魅力があるという根拠が必要ですが)
(根拠に関してはまた次回触れます)

意味も無くお店や業者などにえらそうに言う人がいます。
自分がお金を払う立場の場合は、自身を神様だと思っている人です。
コンビにでもガソリンスタンドでも飲食店でも、店員には完全に上から目線で言葉を発します。
相手がペコペコしてきたら余計に調子に乗ってえらそーな口をきくのです。
そんな人に限って自分よりも目上の人(上司など)にはペコペコなのです。
俗に言うクソです。クソのような人間です。チンカスとも言います。
私の周囲で何人か、そういう部類の客(以後クソと呼ぶ)を「二度と来るな」と追い返す気持ちのいい飲食店の店主がいます。
クソは追い返されて当然だと思います。
しかし最近は、そんなクソがネットを使って自分を正当化し、飲食店を誹謗中傷するという事案が増えてきました。
多くの人の目に触れるネットで誹謗中傷した場合、お店は多くの損害を蒙ります。
お店側は完全に被害者となります。
そうなった場合、被害をこれ以上受けないために、クソに対しても我慢してペコペコしなければならなくなるわけです。
飲食店以外の商売の場合は、ここまでの被害はないでしょうが、いずれにしてもクソが絶滅しない限り、なかなか50/50(フィフティフィフティ)の関係と言える時代は来ないように思うのです。

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