2020年4月7日火曜日

のり弁当

お弁当屋さんで不動の人気といえば「のり弁」です。
安い上に他にもおかずが入っていて、とても美味しいと人気があります。
しかしながら、どうしても違和感を感じてしまいます。
それは商品名になるおかずはメインディッシュでないといけないと思うからです。
この場合、のり弁当なのでメインは海苔なのでしょうか?
具材を見比べると、海苔ではなく白身フライがメインディッシュな気がします。
もしメインが白身フライなら、のり弁ではなく白身フライ弁当となるはずなのです。
気になったので調べてみました。
すると、今から40年以上前、当時かつおとのりをご飯に乗せて食べる「ねこまんま」が一般的な家庭でよく食べられており、それを1976年にほっかほっか亭の第1号店(埼玉県)で「のり弁当」として発売したのだとか。
その後、焼き魚を乗せるようになり、途中オペレーションの簡素化をはかって今の白身フライになっというのです。
たしかに白身フライやちくわの磯辺揚げが入っていると嬉しいのですが、なんなら昔のねこまんま風に、かつをと海苔だけのシンプルなのり弁当を180円ぐらいで販売したらバカ売れる気がします。

納豆汁

数年前、鹿児島出身の知人から、納豆汁が美味いという話を聞きました。
「えっ納豆汁?」
「味噌汁に納豆を入れるんですよ。美味しいですよー」
私は毎朝、ホテルの朝食バイキングで、ダイエット目的でご飯は食べないので、いつも納豆は取らずにいたのですが、味噌汁に入れるだけなら納豆も食べられる、そう思い早速それを聞いてからは、毎朝納豆もチョイスし、味噌汁に入れておりました。
もうそんな事を始めて5年が経過したと思います。
5年前に聞いた「美味しいですよー」という知人の言葉が忘れられないのですが、実際はこの納豆汁とやらを食べ始めてから一度も美味しいと感じたことはなかったのです。
ただ単に味噌汁に納豆が入っただけの食べ物という認識でした。
味も単に味噌汁と納豆の味。それだけだったのです。
でも脳裏に「美味しいですよー」という台詞が焼き付いてますので、決して否定はしてこなかったのです。
つい先日、関東出身の知人と喋っている時、ふとこの納豆汁の事を思い出したので、聞いてみました。
「納豆汁知ってるやんな」
「美味しいよねぇ!ダイソーとかでいつも買っちゃうわ」
「えっ?ダ、ダイソーで買う???」
私は何かこれまで毎朝食べていた納豆汁が、実は全然別物だったのではないかという不安に襲われ、そのまま黙ってしまいました。
そして黙ったまま、納豆汁を調べてみたのです。
食べ始めてから5年が経過して、始めて調べてみたのです。

納豆汁とは、山形の郷土料理で、豆腐・こんにゃく・きのこなどを具にしたみそ汁に、すりつぶした納豆を加えたもの。

という事でした。
すりつぶした納豆を入れなければならなかったわけです。どうりで単に味噌汁と納豆を食べているだけという印象しか受けなかったわけです。
ホテルの朝食会場に、わざわざすり鉢と擂粉木を持参するわけにもいきませんので、朝食での納豆汁はやめることにしました。

すぐに返信をしない人達

LINEを送ってもすぐに返してこない人がいます。
私はすぐに返さないと失礼な気がして、なるべく見たらすぐに返すようにしています。それにすぐ返さないと忘れてしまう気がするのです。
携帯を見ることが物理的に不可能な場合はしかたありませんが、何日も返事が返って来ない人は、何日も携帯を見ないという事はありえないと思いますので、完全にスルーしているわけです。
こういう人は案外多いもので、もうそういう人だという認識で、あまり気にはしていなかったのです。

先日、何人かで飲む機会があって、そのうちの1人が前述の返事をしない人でした。
彼は20歳ほど年下の仕事上の関係者です。
飲んでいる時、LINEの返事が遅いという話題となり、周りから彼が集中攻撃され始めたのです。
彼はこう言いました。
「わかりました、今日から心を改めます。今日からすぐに返事をするようにします」
それから何週間かが経過し、私から彼に仕事上の内容で、アポイントを取るためのメッセージを送りました。
「○月○日に近くまで行きます、お時間あるようでしたら食事でもどうですか?」
ところが何日か経過しても全く反応がありません。既読にすらならないのです。
おそらく既読にせずに1行だけ読んでスルーしているのでしょう。
都合が悪いか、会いたくないのかも知れません。
そして返事がないまま前日となってしまったので、違う予定を入れ、彼にはキャンセルのLINEを送りました。
するとすぐに了解した旨の返事が来たのです。
完全に意図的に返信していないような気がして、今後、彼とは仕事をしようという気が薄れてしまいました。

先日、ある経営者からとある相談を受けました。
相談内容は、自社の社員からLINEの返事がないというものでした。
私もその彼とは長い付き合いですが、確かになかなか返事を返して来ません。
ただ私ならともかく、自分が勤める会社の社長から仕事の内容のメッセージが来ているのに、それを無視するというのはちょっと感覚がずれている気がします。
なので私が間に入り、彼に追求してみたのです。
すると彼は、堂々とLINEは一切見ないと言うのです。
彼のLINEアプリには何千件もの未読のメッセージが溜まっていたのです。
そして彼はこう言ったのです
「インスタのDMなら見てるんですけどね」
全く理解できませんが、その後インスタのDMを送ったら確かにすぐに返事をして来ていました。
しかし見ないのならLINEは解約したらいいと思うのですが、おそらくだんだんと未読メッセージが溜まってしまって、今更見ても仕方ない的な何か理由があるのでしょう。
こういう理解不能な行動をする事は、社会人としてどうなのかと真剣に思ってしまいます。
おそらくいい人材が入って来たら、真っ先に必要ない人という部類にポジショニングされるのではないでしょうか。

つい先日、とある経営者と飲んでいる時、私が紹介したある業者の文句を言い始めました。
その内容は、LINEを送っても返事がないというものでした。
確かに彼もなかなか返事は返して来ません。
ただ、私は仕事上の付き合いもありますが、それ以上に付き合いも長く、友人に近い関係だったので、あまり気にせずにいたのです。
きっとお客さんにはすぐに返事しているだろうと。
ところが、そのお客さんにも私と同じように返事をなかなか返していなかったようなのです。
私からすれば、せっかく紹介しているのに、完全に顔をつぶされたカタチとなってしまいました。
そして私が彼の代わりに謝罪をしたのです。
客は少しでも品質が良く低価格で、しかも営業担当者が感じいい会社を選んで購入します。
いくら低価格でも営業の感じが悪ければ、他に感じがいい会社を選ぶのが一般的なのです。
私は彼にその事を伝えました。
すると反省しているようで、その後の私からのメッセージはすぐに返ってくるようになりました。

とある女子大生と何人かで飲んでいる時、私がLINEの返事が早すぎるという話題になりました。
彼女は私からの返事が早すぎると文句をいうのです。
確かに早過ぎるのかも知れません。
でも私の周囲にも何人か返信が早い人がいますが、とても快適ですし、また全員が仕事ができる人です。人として尊敬できますし、コミュニケーション能力も高いです。
逆に返事をしてこない人達の方が問題があるように思ってしまうのですが…。
早すぎて文句を言われるのは初めてでしたので、なんか腹が立ちました。




でぃーす

街を歩いていますと、ショップ店員が、通行人に対してセールの呼びかけをしていました。
「2点で更に20%オフでぃーす」
「20%オフでぃーーす」
「20%オフでぃーーーーす」
「20%オフでぃーーーーーーす」
どーやら彼女は「でーす」が「でぃーす」となるようなのです。
しかしなぜアパレルのショップ店員という人種は、店頭では普段使わないような言いまわしをするのでしょうか。
きっと彼女も家や合コンで「そうでぃーす」とは言っていないでしょうおそらく。
「いらっしゃいませ」とか「どうぞご利用くださいませ」も、「いやっしゃーませぇぇーー」や「ドゥーゾご利用くださいっしぇーー」などなど、ベテランほど独特の言い回しを使います。
きっと最初は普通に発音していたはずなのですが、先輩や上司の独特な言い方に憧れてなのか、またはずっと聞いているので自然に影響を受けてしまったのか、だんだんとああなっていくのだと思います。
「でぃーす」の彼女は、見た感じまだ20歳そこそこだと思うのですが、早くも独特な言い方で、ベテラン風に呼びかけていました。
しかし彼女らの友人や家族は、もしもそんな言い回しをしていると知ったら、どう思うのでしょうか。
私なら間違いなく飲みの席でツッコミまくります。
そんな彼女らが街を歩いていて、他の店員のそんな変わった言い回しを聞いた時にハッと我に返らないのでしょうか。
今度アパレル店員を飲みに誘って詳しく行く聞いてみたいと思います。

アドバルーン

街を歩いている時、目の前を歩いている3人組のOL
の話が聞こえてきました。
「最近バルーンて見んよな」
「バルーン?」
「うん、なんとかバルーン、昔あったやん」
「空飛ぶやつ?」
「ん?そやっけ?」
そら気球やん!アドバルーンよアドバルーン!
そう言いたかったのですが、いきなり話に入るわけにもいかず、黙って聞いていました。
結局言い出したOLもバルーンとまでしか思い出せず、残りの2人もわからないまま話は終わってしまいました。
なんだか物凄く不完全燃焼な気分です。