2012年1月19日木曜日

恋愛相談 50代男性編 【続編】

以前、恋愛相談を受けた50歳代男性から、その後も何度となく同じ相談を受けてまいりましたが、あれから8ヶ月が経過しました。
あれから彼は、すっかりファッションリーダーとなってしまったのです。
彼は毎月毎月メンズファッション雑誌を4冊購入しています。
そして隅から隅まで読破し続けています。
今では私の方がファッションについて教えてもらっている状態です。
そして毎日1時間のトレーニングを怠らず、15kgのダイエットに成功。
アランミクリの眼鏡をTPOに合わせてかけ(4個を使い分けています)
全身ポールスミスでコーディネイト。
裏地が花柄のスーツに身を包み、これまで地味めなタイしか自分には合わないと主張していた8ヶ月前が嘘のように、派手なネクタイをつけています。
ランコムのクリームを毎日塗りたくって美白も怠りません。
エステにだって通っています。
外へ出るときは日焼け止めクリームを怠りません。

私 「しゃーけどすっかりファッションリーダーですやんか」
彼 「そんなことあるかいな」
私 「去年のセンセとは別人ですやん」
彼 「明日はバーニーズ・ニューヨークに買いもん行くねん」
私 「ファッションリーダーやなあ、しゃーけど実際かっこええですわセンセ」
彼 「自分ぐらいやでそんなんゆーてくれるのん」
私 「んなことないでしょ」
彼 「ほんまやがな、痩せてもなんもええことないわ」
私 「みんな痩せたなゆーて言うでしょ」
彼 「だーれもゆーてくれるかいな、オバハンぐらいやがな」
私 「オバハンでも言われたら嬉しいやんか」
彼 「イランわ、なんも嬉しないわ」
私 「誰にゆーてほしいん」
彼 「そら20代の女子やがな」
私 「まだそれゆーてますのん」
彼 「そなことゆーたかて言われたいんやもん、しゃないがな」
私 「ゆわんでもみんな思ってるて」
彼 「あーあ、痩せても服変えてもだーれも声かけてくれんわ」

すっかり外見は別人になりましたが、どうやら中身は何も変わってないようです。
しかも20代の女子からの逆ナン待ちというから凄い人です。

私 「そなもん自分から声かけんと20代女子が来るわけないですやん」
彼 「それができたら苦労せーへんちゅーねん」

いくら痩せてオシャレになっても、自分自身に自信がない為に、自分の好みである20代女性からのアプローチを待ち続けていると言います。
そもそも若いイケメンでもそう女性から声をかけられるものでもありません。

彼 「あーあ、お祓いでもいこかな」
私 「なんですのお祓いて、そなもん神社の金儲けでしょ」
彼 「こないだボクの知り合いが2人もお祓いしてもーて幸せになっとんねや」
私 「なんやて?」
彼 「あれごっつ効くらしで」
私 「ほんまですの、センセ行って良かったら俺かていくわお祓い」

結局どっちが相談しているのかわからなくなってきたので、この辺で恋愛層相談は終了しました。
今後の彼の変化に注目です。

2012年1月18日水曜日

味覚

人によって味覚は大きく異なります。
同じものを食べても美味しいと感じる人もいれば、不味いと感じる人もいます。
天下一品のこってりラーメンに対する反応は、その分かりやすい例です。
あれほど好き嫌いのハッキリわかれるモノは無いと思うのです。
それはまるで喫煙者と非喫煙者とのバトルにも似ています。
意見がわかれる事は理解しているものの、やはり不味いと言われるとガッカリしますので、初テンイチの人と一緒に、こってりを食べる時は緊張します。
そして「美味しい」と言われると歓喜し、同じ感性(味覚)であった事に感謝するのです。

先日、とある友人とたまたま通りかかって入った中華料理店。
780円のランチメニューをいただきました。
しかしあまり私達の口には合わず、完食せずに店を出たのです。
完食せずに店を出るという事は滅多にないのですが、この時はさすがに全部食べる事ができなかったのです。
店を出た後、友人が言いました。
「ひどかったな、もう二度とイカン」
「まぁまぁええがな、そんな時もある。せやけど中国人の店主は一生懸命やったがな」
「あの味はアカンやろ、つぶれたらええのに」
「かめへんがな、オッチャン頑張っとったがな」
別に接客が悪かったわけでもなく、料理が遅かったわけでもなく、ぼったくられたわけでもなく、店が汚かったわけでもありません。
ただ単に味が口に合わなかっただけなのです。
むしろ店主の接客は、カタコトの日本語で一生懸命頑張ってる姿に好感さえ持てました。
単純に口に合わなかっただけで店がつぶれたらいいと願う心理が私には理解できません。
いやお店側からこちらに対して悪意でもない限り、つぶれて欲しいなんて思わないのが普通ではないでしょうか。
嫌ならもう行かなければいいだけの話なのです。
逆に、もしも機会があれば(迷惑でなければ)私なりに色々とアドバイスしてあげたいとさえ思います。
 飲食店の繁盛するしないの理由は、味だけではありません。
居心地の良さであったり、立地、価格、接客サービスなど様々な要因によって決まります。
お店は、繁盛とまでいかなくても、維持継続するだけでも家賃や仕入れ、人件費、光熱費など、莫大な費用がかかります。
このお店は少なくともこの場所で数年は営業しています。
という事は、よほど蓄えがある場合を除いて、維持継続できるだけのお客様が入っているという事になります。
であれば、味だけではない(味も好みなので一概には言えませんが)他の何か理由があると考えられるのです。
なのに一個人が口に合わなかっただけで、簡単にそんな事を言うべきではないという事です。