2021年11月21日日曜日

機嫌が悪い人

とある飲食店の学生アルバイトスタッフが言いました。 「昨日、店長機嫌悪かったんですよ。みんな気を遣って仕事してたんですよー、だから疲れました」 その店長は50歳をこえています。 そのアルバイトからすれば父親よりも年上です。 度々その店長のこういった話は耳にしており、特に珍しい事ではないのですが、しかし情けない話です。 きっと何か腹が立っているのでしょうが、それを口にせず、ただ単に機嫌が悪くなってムスッとして仕事をするのです。 周囲はそんな彼の顔色を見ながら毎日仕事をしているのです。 そんな職場なんて全く楽しくはないでしょう。倍は疲れます。 さっさとどこかで掛け持ちを始めて、居心地の良い職場を見つけて辞めていくでしょう。 この彼が店長に就任したお店は、ことごとくアルバイトが続かないのです。 彼はよくこう言います。 「今年のバイトはレベル低いわー」 彼の言うレベルの高いアルバイトとは、店長がいくら不機嫌だったとしても、それを許しさらに店長にぺこぺこして機嫌をとってくれる大きな心の持ち主の人の事をいうのでしょう。 20歳そこそこでそんな心の大きな人なんて何人いるのでしょう。 いや、店長がいくら気分屋だったとしても、それ以上に人間性が素晴らしいか、カリスマ性があるか、ものすごく能力が高いのならまだわかりますが、単に気分屋で無能なだけなら、みんなサッサと去っていきます。 少しでも早くそんな人の元を去った方が幸せに決まってるのですから。 類は友を呼ぶと言います。 しょーもない人の周りにはしょーもない人しか集まって来ないのです。 レベル高い人に集まってきてほしいのなら、金をばら撒くか、自分がレベル高くなるしかないのです。