2021年12月31日金曜日

蓋のないトイレ

蓋がない洋式トイレがすごく怖いのです。 携帯電話を1番落としたくない場所、それはトイレの便器内ではないでしょうか。 勿論、船から海へ落とすのも嫌ですし、ビルの10階から落とすのも嫌です。 ですが船やビルの10階では、携帯を落とさないように強く握りしめているはずです。 ところがトイレ内というのは非常に警戒が緩んでおり、ポケットやバッグから取り出したり入れたりする瞬間だったり、トイレットペーパーホルダーの上に置いたり手に取った瞬間に、滑って落とす危険度が高いのです。 特に事を終えた後が非常に危険です。 立ち上がって後ろのポケットに携帯を差し込む瞬間、失敗して落とすかも知れません。 トイレットペーパーホルダーの上に携帯を置いていて、コートを着る時にそれに当たって落下するかもしれません。 そんな時、蓋が閉まっていれば事なきを得るのでしょうが、そもそも蓋がない便器ですと、もう気づいた瞬間に便器手前でキャッチする以外に方法がないのです。  先日、ようを足して便器の後方の水栓タンクの上に携帯を置き、コートを着ようとした時に裾が携帯に触れ、便器の中に落下する瞬間に手で弾き、またそれを何度か手で弾きながらキャッチし、なんとか難を逃れる事に成功しました。 しかしこんな事は偶然であって、次また同じ事が可能かというと、ほぼその可能性はゼロに近いと思います。 蓋があれば、こんな事にはならないのですが、実は蓋を開ける時に手で蓋に触れるのも凄い苦痛なので、蓋はない方が良いのですが、落としてはいけない物を落とす可能性があるという点では、あった方が良いのかも知れません。