2018年9月7日金曜日

絶対に席を占領したいオバチャン

大阪から三ノ宮へ向かう新快速の車内での事です。
座席は全て満席で、ドアの前の補助席だけが2席空いていました。
私は手前の40代ぐらいのオバチャンが座っている横に座ろうとしたのですが、そのオバチャンは自分のバッグを体の横に置いて座っているので、私が座ろうとすると、ほんの少ししかスペースがありませんでした。
なのでその隣の補助席の空いている1席、若い女性が座っている隣に座りました。
普通、2人がけの席なのですから、バッグは膝の上に置くか、床、網棚です。
ところが、そのオバチャンは絶対にバッグを横に置きたいようなのです。
次に若い女性が乗ってきました。
席はその常識のないオバチャンの横しか空いていません。
そもそも、いくらバッグを横に置いていても、誰かが隣に座ろうとすると、サッと膝の上に移動させるものです。
それがマナーであり、一般的な常識です。
ところがそのオバチャンは、私が座ろうとした時もそうでしたが、次に来た若い女性の時も、全く移動させようとはしないのです。
その女性はイチかバチかの勝負に出たのでしょう、その20㎝のスペースに強引に腰かけたのです。
私は思わず二度見してしまいました。まさかそのスペースに座るとは思わなかったのです。
きっとその女性も、座ろうとするとバッグを移動させてくれると思ったのでしょう。
ところがオバチャンは微動だにしません。
当然空いたスペースは20cmぐらいですので女性は半ケツ状態で座っています。
可哀想にその女性は、何度もそのオバチャンを見たり立ったり座ったりしてアピールするのですが、完全に無視されています。
無視されてもなおその女性は半ケツ状態です。
女の意地と意地のぶつかり合いです。
恐ろしい光景が何十分間も続きました。
私は隣で脇汗をかきながら、その戦いを見守る事しかできませんでした。