2010年8月31日火曜日

コンビニ店員

その日停めたパーキングが1,000円札しか使えない事は以前から理解していたので、コンビニへ寄って両替する事に。
黒烏龍茶と雑誌、煙草を買って1,328円だった。
財布を見ると小銭がちょうど328円あったので、1万円札と小銭328円を店員に渡す。
すると「まずは大きい方から」と8000円を手渡したのだ。
「ん?」と思いながら見ていると、小銭をジャラジャラ672円渡そうとしている。
「ちょ、ちょい、今10,328円渡したやん」
「は、はい」と浮かない返事の店員。
後ろを見ると3人ほどお客さんが並んでいる。
「だから後1,000円くれたらえーねんて」
「は、はぁ」
まだ店員は計算が出来てないようだ。俺の言ってる事を理解してない。
ここで足し算・引き算を教えてる暇もないし、ここでそんな野暮な事をして、並んでる客に恥ずかしいところを見られるのも彼のプライドが許せないだろうと思い
「あと1,000円くれたらえーねん」
と言い放ち、1,000円をふんだくって店を後にした。

 10,328円-1,328円=9,000円

なんでこんな単純な計算が出来ない彼が雇われているのか。
それとも出来るけれど焦ってて勘違いしたのか。
そんなことよりも、ちょうど財布に328円あった事にもっと感動したかったのに。
感動するチャンスを逃してしまった。

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