小学5年生といえば成長真っ盛りの年頃である。
俺は相変わらず小さくて身長130cmそこそこ。
でも成長著しいヤツは165cm以上あるヤツもいて生徒によって差が激しかった。
俺は小さい頃からすばしっこくて走るのもいつも学年で一番だった。
運動会などは毎回余裕で、走ってる途中に客席にポケットから紙テープを投げてみたり、変な顔して笑わせたりパフォーマンスするほど。それでも毎回1番だったのだ。
ところが、小学5年生の運動会の予選、成長著しいヤツ2人にアッサリと負ける事になる。
去年まで相手にもしてなかったのに、全く歯が立たなかったのだ。
結局2回走って2回とも惨敗、3位に終わった。
涙が溢れて止まらなかった。
6年生の先輩に「泣いてんか?」と聞かれ「いや目にゴミが入ったから」と答えた。
悔しかった。
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