2010年9月13日月曜日

身長

先日とある場所で、江戸時代の日本人のレプリカに触れた。
江戸時代の日本人はこんなに小さかったのだという衝撃を受けた。
143cm、まるで子供のような大人なのだ。
300年ほどで30cm弱も大きくなっている。
100年で10cm、この計算でいくと3000年には2m69cm!
でっかああっっ!!
3309年にはついに3mの大台にのることになる。
3mともなると現代の建築では対応不可能、天井が低すぎて家の中ではまともに立てないし、車だって車高が低すぎて首が痛くなるだろう。
布団もベッドも、エレベーターも、電車も飛行機も、観覧車も、とにかく何もかも作り直さないと使えない。
バスケットゴールもバレーボールネットも今のままでは競技にならない。


確かに昔の建築を見るとめちゃくちゃ扉が小さかったりする。
少し気になったので調べてみた。















すると図のように徐々に大きくなってきたのではなく、江戸時代が一番低い。

縄文時代 147.4cm
弥生時代 151.3cm
古墳時代 151.5cm
鎌倉時代 144.9cm
室町時代 146.6cm
江戸時代 143.0cm
明治33年 147.9cm
昭和14年 152.7cm
昭和35年 154.7cm
平成15年 157.8cm

上記は縄文時代から現代までの日本人女性の身長の変化だ。
一旦江戸時代に縮んでまたそこから大きくなっているのがわかる。
そして平均身長は1940年代生まれの世代で急激に伸び、1970年代以後に生まれた日本人では止まりつつあるという。
今後伸び続けることはないというのだ。
世界一高い平均身長の国であるオランダ(男性は180.4cm、女性は167.6cm)では、現在すでに身長の時代変化が止まっているのだそうだ。
でもこれはあくまでも予測であって、本当のところは100年200年経過しないとわからない。

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