2010年9月12日日曜日

シケモク愛

ずっとシケモクは「ハシタナイ行為」と思いこんで生きてきた。

「そんなハシタナイ事したらアカン!」

実際に言われた事はないけれど、なんとなくオカンにそう言われそうな気になる。

ロングサイズとショートサイズが同価格であるにも関わらず、ポケットに入れた時に小さい方が良いという理由だけでショートサイズを選んできたけれど、それでも1本の3/4も吸えば一般的に捨ててきたタバコ。
単純計算してタバコ1箱に対して75円は捨ててきた事になる。
1日に換算すると4箱吸っていたので1箱分丸々捨てていたことになるのだ。
1/4残さずに100%吸いきっていれば、3箱で良かったのだ。
そう考えるとかなり経済的に損をしてきたような気になる。

では健康面で考えてみるとどうか?
調べてみると、シケモクはやはり身体には良くない(タバコ自体が良くないのですが)という事がわかった。
解説すると、タバコの半分以降に関しては、それまでの部分のフィルター的な役割も果たしていた葉の部分には強烈にニコチンが含まれているので、半分以降は吸わない方が良いらしい。
当然シケモクは後半の半分以降なのでニコチン含有量が多く、身体にも悪いというわけである。

しかしシケモクには愛がある。

自身ももちろん他人の吸殻をシケモクしようとした場合、思った以上に長い吸殻(半分以上)が残されていたときに、ものすごく得した感じがする。
長い吸殻を残してくれた自身もしくは他人に対して愛を感じるのだ。

本日、車の灰皿から半部以上の長いマルボロライトメンソールを3本発見した時、愛を感じた。
シケモク愛。

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