2015年3月27日金曜日

ネーミング

人に限らず、名前を付けるという行為は非常に責任感を伴うものですが、逆に言うと非常に萌える行為でもあると言えます。
人の場合、つけられた側はその名前で今後一生を生きていくわけですから、それを考えるとプレッシャーも大きくなるのかも知れません。
しかしながら、考えて考えて、悩んで悩んでも、結局は何か一つをつけるのですから、逆に直感でパッとつけてしまっても同じ事だと思ってしまいます。
昔の人は、わりと簡単に名前をつけていたように思います。
長男だから一郎、次男だから二郎のように、生まれた順番でつけていたり、親の名前を一文字取って、秀明の息子なので秀樹とつけるなど、あまり何も考えずにつけている人が多かったように思います。
旬な芸能人の名前をそのままつけるというのも多くありました。
実際、私も幼稚園の頃、6才下の弟の名前を、仮面ライダーの本郷タケシが好きで、母親にタケシにしてくれタケシにしてくれと頼んでつけてもらった事を覚えています。
実際それでつけた親も親ですが。
ここ最近は、当て字を使用して、他に類を見ない一風変わった名前を、つける親が増加し、DQNネーム(キラキラネーム)などと呼ばれています。
DQNネームをつけられた子供が、成人(実際は15歳から可能)してから、改名する事例が非常に多いというのも皮肉なものです。
姓名判断を活用して、名付ける人も多いようです。
しかしながら、姓名判断する人(占い師など)によって(文字の画数の数え方の違いなどによって)何種類も答えが存在している事も事実です。
実際、複数の姓名判断の本を買った人ならわかると思いますが、同じ名前でも本によって異なる判断がされています。
私も25才の時に、自身で姓名判断し、改名した1人ですが、ありとあらゆる本を読破し、一番信憑性の高い本を参考に改名しました。
その後、20年の間に2回改名したのですが、つけた名前の通りの人生となったのですから本当に不思議です。
今は25才の時に自身でつけた名前に戻しています。
名前というものは、戸籍から変更しなくても、通称でも源氏名でも芸名でもニックネームでも、とにかく普段一番使う(呼ばれる)名前が重要となります。
芸能人の場合、本名よりも芸名で呼ばれる機会の方が多くなりますので、キチンと姓名判断した芸名をつけているわけです。
姓名判断的に言うと、自身の名前の意味をしっかりと理解し、サインするたびにその意味を「噛み締めながら書く」という事が重要となります。
そうする事によって、その名前の運気を呼び寄せるのだと言います。
「意識する」という事が重要だという事なのです。
ということは、いくら良い運勢の名前がついていたとしても、そのこと自体を知らなかったり、全く意識しないで生きていると、効果がないという事になります。
皆さんも、キチンと自身の名前の意味を知り、今後はその意味を噛み締めながら使うようにしてください。