2015年3月27日金曜日

外国人

空港のそばのJR駅の改札前切符売場にて、切符を買うために並んでいると、すぐ目の前のカナダ人女子が話かけてきました。
どうやら天王寺へ行きたいらしく、ここに並んでいて良いのかを、私に聞きたいらしいのです。
彼女は全く日本語がわからないそうです。
当然文字も読めませんし、書けません、通貨すらどれがどれかわからないのだと言います。
切符を買うにも、日本語表記が読めなければ、まともに切符を買うこともままならないはずです。
彼女の順番がきたので、かわりにボタンを押し、彼女が財布から出してくる日本円から適切な量を券売機へ入れ買ってあげました。
サンキューーーウ!!
彼女は爽やかな笑顔でお礼を言い、去って行きました。
しかしこんな状態で天王寺へ行って大丈夫なのでしょうか。
いくら日本人がみな親切だと言っても、不親切な人もいるのですから、心配になっても当然です。
なんなら天王寺まで送ってあげても良いのです。
そんな心配をしながら彼女が歩く先を見ると、彼氏らしき男性が笑顔で待っていました。
別に良いのですが、ただなんとなく寂しい気持ちになりました。