2014年5月18日日曜日

遠慮しぃ

遠慮しぃ=よく遠慮する人
基本的にO型の女子は遠慮しぃですが、この遠慮というものが、果たして相手にどういった印象を与えているのかを、キチンと理解した上で遠慮しないと、逆効果になる場合があるのです。
基本的に遠慮しぃの人は、相手に申し訳ないのでと、気を遣って遠慮しています。
これは相手の人に対しての気遣いですので、悪意がある訳ではありません。
がしかし、相手から気を遣われると、こちら側も気を遣ってしまうというのが人間の本能です。
人間関係が構築されたという事実を測る一つの目安が、相手に対する遠慮というものが無くなった状態とするならば、遠慮をしている限りは、本当の意味で相手を信頼していないとか、甘えられないという風に捉えられてしまいます。
相手を気遣って遠慮しているのに、相手にそんな風に捉えられてしまっては、もともこもありません。
かといって、図々しすぎるのもどうかと思いますので、信頼している相手には、適度に甘えてみるべきなのです。
昔、営業の仕事をしている時、これを痛烈に感じた出来事がありました。
ある客先の担当者(50代男性)が嬉しそうにこう言うのです。
「○○社の○○ちゃん(20代女子)に、ぶどう狩りのチケットを取ってくれと頼まれたんや」
この担当者は明らかに、頼られた事を喜んでいたのです。
私はその時にハッとしました。
仕事に無関係であるプライベートの相談をお客様にする事で、他の営業マンよりも一歩リードしたわけです。
自分の孫のような歳の女の子に、プライベートな相談をされる。
これはオジサン心をくすぐられる高度なテクニックといえます。
ある意味甘えているわけです。
勿論、人を見てやらないといけませんが、この場合は大成功だったはずです。
その後、彼女はその会社と何千万もの商談を決めました。
当時その彼女が、そのテクニックを理解した上で、戦略的にやっていたのならば凄い事ですが、実際はどうかわかりません。
それから私は、たびたびこういった「甘え」を戦略として使用しています。
たまに度を越して、厚かましいと思われているかもわかりませんが、遠慮ばかりしていたのでは絶対に成し遂げる事ができなかった多くの人間関係を築き上げる事ができました。
人にもよりますが、ほとんどの人は、仲の良い人から頼られたいと思っているはずです。
これからはO型女子も、遠慮ばかりしていないで、どんどん甘えてみてはいかがでしょうか。

追伸、ちなみにO型女子は内弁慶です。外で遠慮ばかりしているので、身内には逆に甘えすぎな傾向にあります。