2015年7月1日水曜日

ボーリング場がない街

「この街はなんもないからね、映画館もボーリング場もなくなったし、子供達が遊ぶ場所もないんです」
田舎街へ行くと、よくこんな声を耳にします。
つい先日も、人口20万人ほどの田舎街の大衆食堂で食事をしていると、店主やその奥さんと、この話になりました。
「昔はボーリング場も映画館もあったんですけどね」
奥さんは言います。
しかし、なくなったのには理由があるはずです。
結局のところ、儲からないから撤退したのでしょう。
住民が、毎週ボーリングをしに行っていたら、多分いまも残っているはずです。
みんなボーリングに飽きて、誰も行かなくなったから潰れたわけです。
映画館も同じです。
誰もボランティアではやってくれませんから、やはり商売にならなければ撤退して当然の事なのです。
今後、ラウンドワンの出店計画もなさそうですし、以前大型のショッピングセンターの計画の中に、映画館の話もあったそうですが、それも立ち消えたといいますから、ボーリング場も映画館も、この街にニーズはないのでしょう。
大半の人は、別にイランのです。
そういうところを、開発担当がキチンと調べ上げて、この街に出店しても儲からないと判断し、きっと出店しないのだと思います。
ちゃんと理由があるのです。
そんなにボーリング場が欲しいのなら、みんなで出資し合ってボーリング場をオープンさせればいいのです。
まぁ、この店主も奥さんも、見ず知らずの県外から来た客との、ただの会話なのでしょうから、ここまで真剣にならなくても良いのでしょうが。

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