2014年7月24日木曜日

テレビショッピング

夜中になると、毎日毎日どのチャンネルも、テレビショッピングの番組で埋め尽くされ、わざとらしい商品説明と、明らかにサクラとわかる人達のコメントを何回も何回も繰り返し流しています。
あれを繰り返し見ていると、その商品が欲しくなってくるから不思議です。
楽をして痩せたい、若返りたい、キレイに掃除したい、狭い空間に収納したい等、そのタイミングで見てしまうと、本気で購入してしまいそうになります。
私は実際には買いませんが、死んだ母親は、ソファベッドやダイエット器具など、よくテレビショッピングで買っていました。
私の知る限り、テレビショッピングの場合、番組側50%、販売者側50%という配当ですので、10000円の商品なら実際は5000円、さらに製造原価を一般的な30%とすると、1500円の商品とい事になります。
確かにそういう意味では、他にはないアイデア商品が多くなるのもうなずけます。
ダイエット器具にしても、その物の原価がいくら低くても、価値として痩せるのであれば、欲しくなるものです。
商品そのものの製造原価以外に、アイデアや技術料が入っていると納得できるからです。
布団圧縮袋なんて、原価だけ考えればただのビニール袋ですから、たいした事ないはずですが、ああいう風に使用できる価値があの価格となっているわけです。
ジャパネットタカタのように、既存のメーカー品を売っている場合は別ですが、テレビショッピングのほとんどは原価ではなくアイデア勝負ということです。