2015年11月24日火曜日

オバチャンらしいトーク

ある日、電車に揺られていると、隣に座っていたオバチャンが話しかけてきましした。
「この電車って次の駅から各駅に停まるんですか?」
「そですよ」
「では特急が停まらない駅も停まるんですよね」
「そうなりますね」
「いや普段JRしか乗らないから何も知らないんです」
「あはい、」
この最後のセリフは完全にオバチャン特有のセリフです。
こちらは何も聞いていないのに、何故こんな質問をしたのかという理由を勝手に言っているのです。
こちらから「知らないんですか?」と聞いたならまだ理解できます。
しかしながら一言も聞いていないのです。
聞かなくても質問をしてきた時点で知らない事ぐらいはわかります。
知ってて聞く人なんて居ませんし、そんな言い訳がましいセリフは必要ありません。
何故オバチャンという生物は、こういう事を言うのでしょうか。
若い時は可愛くてクールだった女子も、ある時期を境にみんなオバチャンに生まれ変わり、こういう聞いてもない言い訳を言うようになるのです。
こんな事を言われたら「あはい」以外に言いようがありません。
そんな言い訳よりも「ありがとうございます」と言うだけで、とても気持ちの良い会話になるのです。
なんなら席を立つ際には、お互いに会釈をして下車するような関係となるはずです。
それをこんな聞いてもない言い訳をしたばっかりに、後味の悪い別れ方をしなければならなくなるのです。

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