2014年3月23日日曜日

三角木馬

一昔前、SMの代名詞といえば、ロウソク、ムチ、亀甲縛り、そして三角木馬と決まっておりました。
いや一昔前というよりも、二昔も三昔も前だったかもわかりません。
なんせ子供心に、ロウソクやムチはまだ何とか理解できたのですが、この三角木馬だけは、どうしても理解できなかった事を強く覚えています。
あの尖った木馬にまたがるなんて、もう想像しただけで痛すぎます。
あまりにも痛すぎるので、徐々にニーズがなくなり、消え去ったのだと思います。
いや今でも実は存在していて、でもかなりの上級者向けなので、我々のような一般人が目にする機会が無くなったのかもわかりません。
いずれにしても、恐ろしく痛そうな道具である事は間違いないのです。
当時SMといえば、 2人が密かに楽しむマニアックなプレイだったはずですが、最近では完全に市民権を得たのか、普通の会話にも出てくるまでになりました。
当時は、変態というイメージを持たれないために、SMの趣味があったとしても、誰にも言わなかった、そんな時代だったのです。
今では、年頃の女子が普通に初対面の男性の前でも、自分がSかMかなどという会話をしています。
時代は変わったものです。
SMという趣味が市民権を得て、ごく当たり前のプレイとして認知されていく中で、三角木馬は一般人には受け入れられず、徐々に消滅して行ったのかもわかりません。