JR新快速電車で大阪から姫路方面に乗っている時の事です。
車内は満員で、私は出入り口横の補助席のところに立っていました。
次の駅で小学校高学年ぐらいの少年が乗ってきて、私の横に立っています。
少しすると、彼はウトウトと居眠りを始めました。
徹夜で勉強していたのでしょうか、よほど眠かったのでしょう、立ったまま眠っています。
そのせいで、頭が前へ後ろへ横へと、とにかくめちゃくちゃグラグラしています。
そして私の左肩にガンガンと頭をぶつけるのです。
「痛っっっ!!!」
思わず声に出てしまいました。
それほどに彼の頭突きは痛いのです、肩の骨にガツンとぶつかってきたのす。
しかし、それでも彼は目を覚まさないのです。
どんなけ熟睡しとんねん!
しかもどんなけ石頭やねん!
またグルグルと、前へ後ろへ横へと頭を振り回しながらも彼は眠っています。
今度は向こう側の男性の背中にガツンと頭突きをしました。
思わず男性は振り返りましたが、眠っている小学生です、諦めて向こうをむきました。
すると今度はまた私の肩にガツンときました。
「痛っっっ!!!」
本当に痛いのです。少しかわしたつもりでしたが、かわした所が骨にまともにきました。
次に来たらそこに肘を持っていこうと計画しました。
なんなら肘で待つのではなくカウンターを入れてやろうと。
すると次は後方に倒れたのです。
彼はガツッと手すりに後頭部をぶつけたのです。
鈍い音がしました。
「頭割れたかも」私を含め周囲の人はみんなそう思ったはずです。
さすがに痛かったのか、彼も目を覚ましたようでした。
次の駅で、私はすぐに場所を移動しました。
その後も気になったので、遠くから彼を見ていましたが、ずっと周囲の人たちに頭突き食らわせておりました。
いつか誰かに肘内ちのカウンターを食らうはずです。
0 件のコメント:
コメントを投稿