2017年9月26日火曜日

優先席の子供たち

満員電車で座る事が出来ず、仕方なく優先席の前に立っていた時の事です。
次の駅で、私の目の前の席が1席空いたので、隣に立っていたお婆さんに「どうぞ」と言って、座ってもらうように促しました。すると、そのお婆さんは隣にいた孫らしき小学生の子供に「座りなさい」と言って座らせたのです。
子供というものは、エネルギーが有り余っている年代です。
意味もなく走り回ったり、飛んだり跳ねたりと、全く無駄な動きをしてエネルギーを発散する連中です。
このお婆さん、いやクソババアは、全く座る必要のない元気すぎる年代の人間を座らせたのです。
まぁ孫が可愛いのでしょう。足腰が弱っている自分が座らず、元気な元気な孫に座らせるのですから。
しかし私からすれば、こんなヤツに座らせるぐらいならわざわざ譲ってませんし、なんとなく損をした気分になりました。
そもそも私の旅の荷物は7〜10kgもあります。
荷物は床や網棚には置きたくありませんので、肩がとても痛いのです。だからなるべくなら座りたいのです。
なのに手ぶらの元気すぎるクソガキが座っています。しかも座って足をピコーンピコーンしています。
思いっきりトイレのスリッパでクソガキの頭を殴ってやりたい衝動にかられましたが、トイレのスリッパを持ち合わせていませんし、よく考えてみたらクソガキに罪はありません。
隣のお婆さんが悪いのです。
さすがにお婆さんの頭をトイレのスリッパでフルパワーで殴るわけにもいきませんし、トイレのスリッパを持ち合わせていませんので我慢致しました。

それから数日後の事です。
また満員電車に乗ると、優先席に子供がずらーっと3人、そしてその隣には親らしき30歳ぐらいの大人が2人並んで座っていました。
目の前には私を含め老夫婦や中年のおばちゃんらが立っています。
老夫婦は80歳ぐらいでしょうか、ヨボヨボです。
この光景を見て、何とも思わないのでしょうか。後ろめたいとか、申し訳ないとか、何か感じるのが普通じゃないでしょうか。
しかも優先席です。
優先席にエネルギーが有り余った子供が「疲れた〜」と言い座り、30歳の親が目の前のフラフラの老人や中年のオッサンやオバチャンを完全に無視して堂々と座る。
しかも中国人ではなく日本人です。
何回も言いますが、子供はエネルギーが有り余っているのです。
年寄りは立ってるだけでしんどいのです。
子供の「疲れた〜」は老人からすると3歩ほど歩く程度の疲れです。
子供なんて座る必要ないのです。
この場合、子供3人を立たせて、老夫婦とオバチャンに席を譲るべきです。
理想は30歳の親も立つべきですが、最低でも元気な子供を座らせる必要はありません。
ところが、世の中には、子供を立たせて自分が座る親は少ないと思います。
またそんな事をすると世間から虐待だとか何とかと叩かれそうです。
冒頭のお婆さんと同じように、ほとんどの親はエネルギーが有り余ってる子供を座らせるでしょう。
本当に矛盾していると思います。



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