2011年2月2日水曜日

肖像写真

肖像写真





















こういうものを見ていていつも思うことがある。
この人らの顔て人生のうちの一瞬の顔であって、人間の顔なんて幼少期から死ぬまでの間にコロコロ変化するわけで、この肖像写真の10年前と10年後は全く顔が異なるはず。
ということはこの顔を見て、「あ、坂本竜馬!」 とか 「聖徳太子や!」 とかいう事ができても、実際その人らの知人が、その写真の20年前の友人だったとしたら 「え?だれ?」 となるかも知れないわけで。
実際問題この肖像写真はいつどのタイミングの本人なのか、遺影か、たまたま記念写真か、一番いい顔を残したのか。
もっすご気になるわけです。
おれ自身、10年前のシュッとした顔と今の顔を見比べると悲しくなる。
もし俺の肖像写真を残す事になったら、今の顔ではなく25ぐらいの時の顔を使って欲しい。
遺影ならばいくらなんでも10年以上も前の写真は無理がある、せめて5年以内の顔を使うだろう。しかし肖像写真はそういう縛りもないのではないか。

じっくり考えてみると、肖像写真を残すほどの何か偉業を成し遂げた人なのだから、その偉業を成し遂げた時点の写真を使うというのが一般的な考え方かも知れん。
そう考えると偉人の肖像写真や肖像画は、その人たちの活躍したその当時の顔なのかも知れない。
いや多分そうやと思う。
書きながら解決した。

0 件のコメント:

コメントを投稿