2015年12月11日金曜日

飛行機

年間に40回ほど飛行機に乗りますが、決して快適な移動手段だとは思いません。
狭い、窮屈、ネット対応してない、遠い、待ち時間が長い、電源がない、払い戻し不可など、とてもストレスの多い乗り物と言えます。
ただ単に価格が安いというだけで、乗っている乗り物なのです。
航空会社によって、後方席から先に案内する企業と、窓側席から先に案内する企業とがありますが、どちらが良いかは一長一短ありますが、いずれも乗客をスムーズに、そしてスピーディに着席させるための配慮です。
ところが、そのせっかくの配慮を台無しにする連中がいるのです。
しかも結構な割合で存在します。
先日、熊本空港出発の便に乗る際の事です。
後方席からの案内というメッセージが流れ、後方席のチケットを持った人がぞろぞろと並びました。
私の前はカップルが並んでいます。
そのカップルの順番が来て、彼の方が受付でチケットを見せてこう言うのです。
「後方席じゃないんですけど」
いまは後方席の人からの案内です。
前方席の人はまだ待合で待っているはずです。
なんなんや、なんで待てへんねや!
すると受付スタッフがこう言ったのです。
「今回はオッケーですよ」
はあ?なんなんそのオッケーて、キミがオッケーでも迷惑すんのは後方席の客やで実際。
後方席の客にオッケーがどうか聞きーや!
そうして受付を切り抜けた2人は、少し歩いて顔を見合わせてこう言いました。
「うまくいったね!」
はあ?計画的なん?こいつら確信犯やん実際問題。
そんな連中なので、案の定、大きなスーツケースを荷物棚に入れるのに通路を占領し、私を含む後方席の人達は、それを待って渋滞となりました。
なんかもうここは中国なのかと思うほどに、自分さえよければいいという恥ずかしい日本人を見た気がします。

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