2015年12月22日火曜日

ベビーカー

街を歩いていると、ベビーカーを押している主婦をよく見かけます。
沢山の荷物を持ってベビーカーまで押して、子供がギャーギャー言うと荷物を置いて抱っこしてと、見ているだけで嫌になるほどに大変そうです。
いつも思うのですが、ベビーカーを押している時、正面から何かにぶつかるとか、正面から何かが飛んで来た場合、最初にぶつかるのは母親ではなくベビーとなります。
現在市販のベビーカーのほとんどは、ベビーが前向きに進行方向を向いて座っているので、ベビーがあまりにも無防備すぎるのです。
そんな事を考えながらベビーカーを見ているだけで、こっちがハラハラしてくるのです。
蜂や、カメムシや、ゴルフボールや、ホーガン投げのホーガンが飛んできたらと思うとハラハラして仕方がないのです。
せめてベビーは後ろ向きにすべきです。
何のためにベビーを前向きに乗せる構造になっているのでしょうか。
進行方向なんて、ベビーには理解できないはずです。
ベビーは「後ろ向きにすすむのん気持ち悪いねん」なんて言わないのです。
彼らはどっちゃでも良いのです。
どっちゃでも良いのに何故か危険な前向きの構造が一般的なのですから、おかしなものです。
しかも後ろ向きならば、母親とたまに目が合ってニコッと微笑んだりもできるわけです。
たまに品のある気取った感じの母親なのに、ベビーカーのベビーが鼻くそをほじくっているのを見かけますが、いまの構造では母親からベビーの顔は見れないので、母親はそれに気づかないのです。
こう考えるともう前向きのベビーカーを選ぶ理由すら見つからないのです。

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