2014年1月19日日曜日

電話しか知らない人達

総武線に乗った時の事。
新小岩で乗ってきたオッサンが、電車に乗るなり電話をかけはじめました。
電車内での携帯電話の通話に関しては、矛盾(矛盾に関するコラム参照)はあるものの一応マナー違反となっています。
「あー、もしもし、俺だ俺だ、竹田だけど」
わりと大きな声での会話です。
みんな一斉にそのオッサンの方に目をやります。
「いまさ、小岩なんだよ。だから津田沼についたら電話するわ」
なんと到着後に電話をするという予告の電話でした。
ほなら着いてから電話したらえーがな!
とツッコミそうになりました。
さらに津田沼に到着前にもう一度電話をかけ、こう言うのです。
「もーすぐ着くからさ、着いたら電話するわ」
おそらくこのオッサンは、人とのコミュニケーションの手段が、会話しかないのでしょう。
こういうケースでは、電車内で相手にメールやLINEで「着いたら電話します」と送っておいて、そして到着後に電話をかけるというのが一般的ではないでしょうか。
確かにメールやLINEは頑なに使用せず、電話だけという人もいるのかもかわりませんが、かなりの少数派ではないでしょうか。
逆に、電話は一切使用せず、全てメールやLINEという人の方が多いように思います。

先日、古くからの友人が、LINEに登録したらしく、LINEに出てきたのでペコッと会釈するスタンプを送っておいたのです。
ところが一切返信はありませんでした。
数日後、その友人から電話が入りました。
ペコッと会釈するスタンプに対する返事の電話でした。
いつの人間やねん!
思わすツッコミました。
FAXを送った後で確認の電話をかけていたなごりで、メールを送った後で確認の電話をしてくるという究極に面倒な友人を思いだします。
他にも「パソコンのメールに送ってます」という内容のLINE。
そもそもLINEを送ってくるなら、パソコンのメールに書くのではなく、LINEに書けばいいのではないでしょうか?
それなら書く方も一度で済みます。
見る方は、わざわざパソコンを開いて確認しなければならないという遠回りをしなければなりません。
確かに最近は、iPhoneで全てのメールを見る事ができますが、それにしても面倒な話です。
ものすごく無駄な労力と時間を費やさなければなりません。
冒頭のオッサンにしても、電話を受けている人は、「何回かけてくんねん、じゃーくさ」と思っているはずです。
こういう人種は、ただの友人であれば縁を切れば済みますが、仕事などの絡みがある場合は、非常に厄介な存在となるはずです。