2011年7月3日日曜日

睡眠時間

睡眠時間は人それぞれ異なります。
忙しくて眠れない等の場合や、何か他の原因でやむなく眠れない場合を除いて、だいたい6時間~8時間が最適な睡眠時間であるという方が多いのではないでしょうか。
医学的には、睡眠時間が6時間未満の人を「短眠者」、9時間以上の人を「長眠者」と呼ぶそうです。
短眠者は眠りが深いので短い時間でも良く、長眠者は眠りが浅いので長時間眠らないと疲れが取れないという訳です。

 私は、20代前半の頃までは、1日8時間以上の睡眠をとっていました。
一般的に短眠者であるか長眠者であるかは、遺伝的な要素が大きいとは聞いていましたが、人生80年とした場合、8時間睡眠では1/3の27年間も眠っている計算になります。実質53年間しか人生を過ごせない事になります。
もしもこれが3時間睡眠なら、睡眠時間は1/8の10年間、70年間も人生という時間が過ごせるのです。
その差なんと17年です。
23歳の時に、この大きな差に気づき、短眠者になろうと決断したのです。

私はすぐに睡眠に関する様々な資料を読みあさり、様々な人に話を聞き、様々な方法を実践いたしました。
その中で最も興味深かったのは、「人は全くストレスの無い状態、胎児のように水に浮いている状態であれば、1日25分の睡眠で良い」 というものでした。
これは衝撃的でした。1日25分睡眠であれば、1日残り23時間35分も時間があるわけです。
早速ウォーターベッドを購入しました。
ウォーターベッドの画期的なところは、その水面に浮いたような寝心地以外にも、水温を自由に設定できるので、夏は冷たく、冬は暖かく眠れる点です。エアコンなんて必要ありません。
しかもプカプカと適度な揺れが非常に心地よく、すぐに眠りにつけるのです。
私は、5時間、4時間、3時間、2時間と少しずつ睡眠時間を短縮していったのです。
そこで新たな気付きがありました。
3時間睡眠の日よりも、4時間睡眠の日の方が、目覚めも悪く、翌日の眠気も大きかったのです。
睡眠とは、ステージI~IVのノンレム睡眠と、レム睡眠の間を睡眠中反復します、その周期は90分程度と言われていますから、2サイクルで3時間となります。
という事は、ちょうど2サイクルが終了したタイミングである3時間で眠りから覚めた場合と、中途半端に1時間繰り越して、3サイクル目の途中で目覚めた4時間の場合とでは、目覚めの良し悪しや、翌日の体調に影響があったのではないでしょうか。
90分を1区切りとする考えが正しければ、4時間ではなく4.5時間、その次は6時間という事になります。
その日以来、私は3時間睡眠、もしくは4.5時間睡眠で過ごしてきました。
睡眠中にウォーターベッドが破水してからもずっとです。
これが正しかったのか正しくなかったのか、わかりません。
睡眠時間が短い人は肥満になりやすいという統計結果も見たことがあります。
寿命が短いという説も聞いたことがあります。
しかし今のところ、このスタイルで健康に過ごしているのです。
昼食後に眠くなることもありません。
よく 「いつ寝ているのですか?」 と質問されますが、明け方5時から8時まできっちり3時間、または9時30分まで4.5時間はきっちりと眠っているのです。


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