2017年2月23日木曜日

小銭入れ

小銭入れなんて、絶対に必要がないと考えて生きてきました。
小銭入れは財布の中にあるのですから、何故わざわざ別に小銭入れを持つ必要があるのでしょうか。
ずっとそう信じていたのです。
ところが、昨日ついにマルイで小銭入れを買いました。
もう何年も前から、ボストンバック1つ肩にかけて、1ヶ月の大半を全国各地を旅して過ごしている私ですが、長年重いバックを左肩にかけ続けていたせいか、左肩の肩凝りが異常に進行し、筋肉が骨のように固くなってしまっていました。
そんな肩凝りを少しでも和らげようと、昨年から絶対に嫌だったリュックを背負うようになったのです。
肩が痛すぎて、リュックが嫌などとワガママを言っていられない状況となったわけです。
リュックだと、荷物の負担が片方の肩ではなく、両肩にかかるので、左肩の肩凝りがだいぶ楽になった気がします。
ところが、駅やコンビニなどでいちいち財布を取り出す事が大変面倒なのです。
そもそもリュックでなくても、サッと必要な物が取り出せるトートバックなどを選んでいたぐらいですから、リュックは面倒すぎます。
そこでいつもポケットに小銭を入れておくようになりました。
しかし、ポケットに手を突っ込んでいると、手に小銭の臭いがついてしまって、とても嫌な気分になったのです。
そこで初めて小銭入れが必要だと思いました。
人生で初めて、小銭入れの必要性が理解できたわけです。
そしてすぐに買いに行ったのでした。
もしもリュックにしていなければ、一生小銭入れなんて買う事がなかったと思います。

ある日、小銭を出すシーンで小銭が足りなくなりました。
またある日、小銭を出すシーンでキャッシュカードが必要となりました。
またある日は、メンバーズカードが必要となりました。
そしてまたある日は、クレジットカードが必要となったのです。
そんなシーンになるたびに、メインの財布の中からお札やカード類を、小銭入れに移動させました。
そのうち、どんどん小銭入れへの移行が進行し、もう小銭入れがパンパンになって、最終的には小銭入れがメインの財布となってしまいました。
今では元々メインだった財布は、領収書入れとなっています。

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