2016年11月9日水曜日

お食事処ふの

島根県松江市の住宅街にある、おそらく父親と息子、親子二代で切り盛りされている大衆食堂「お食事処ふの」



変わった名前だと思ったら、どうやら店主の本名のようです。
創業47年というから老舗と言っても過言ではありません。
デミグラスソースのかかったカツライスが美味いというので、途中下車して松江駅からトボトボ30分ほど歩いて行ってみました。






お昼のピークが過ぎたであろう13時頃に入店致しました。
入口を入って右側にカウンター席が10席ほど、左側はお座敷席が3卓12席あります。

先客は、お座敷に1組主婦グループワイワイと楽しそうに食事をしています。
私はカウンターの右奥へ腰掛けました。
すると息子と思われる若い方の店員が
「お一人様でしたらあちらへどうぞ」
と言うのです。
私は既に座っておりましたが、彼はカウンターの右奥には、私に座って欲しくないようなのです。
「は?」
「あちらにお願いします」
カウンターの左側へ行けと言うのです。
仕方なく左側へ移動し、バッグを一番左端の椅子に置き、左から二番目に腰を下ろしました。
「お荷物はこちらへかけてください」
彼は椅子に荷物を置いて欲しくないようなのです。
指さす方を見ると、座敷の横にコートや帽子をかけるような木製のコートハンガーがあります。
あんなものにこの2週間分の旅の一式が入った重い重いボストンをかけたら、一発で倒れて中のパソコンが壊れてしまいます。
こいつは何をゆーとんねや、、
私は無視をしてそのままにしました。
そもそもカウンターは私だけです。
椅子に荷物を置く事が、何故いけないのでしょうか。
何よりも、一旦座った席を変わらされた上に、今度は荷物にまでイチャモンを付けてくる、こんな店は初めてです。
「あー、そしたら真ん中に座って下さい、荷物はこちらに置かせていただきます」
彼はイラついたようにそう言うと、私のバッグを、最初に私が座ったカウンターの右端の席の後方にある長椅子に置いたのです。
そこまでして椅子には置いて欲しくないようなのです。
そして荷物は右端なのに、私にはカウンターの真ん中へ座れと言うのです。
何故右端ではダメなのでしょうか。
何故椅子にバッグを置いたらダメなのでしょうか。
この店相当やばいな、、、
そんな予感がプンプンします。
もしかしたら私のバッグの底が汚れていると思っているのでしょうか。
私は普段から電車内などで、膝上にバッグを置く事がありますので、絶対に地面には置きません。
だからこそ椅子に置いたのです。
もし普段から地面に置くようなバッグなら、そもそもこの店でも地面に置いています。
そんなに椅子に置かれるのが嫌なのなら、荷物入れを用意すべきではないでしょうか。
何故あんなに離れた場所にポツンと荷物を置かなければならないのでしょう。
しかも店員がいきなり勝手に荷物を持って行ってしまったので、バッグのファスナーも開いたままになってます。財布も見えています。
もしカウンターの右端に誰か座ったりしたら、ここからではハッキリ見えませんし、心配じゃないですか。
何を考えているのでしょうか。
私はコートを脱いで、隣の椅子に置き、カツライスをオーダー致しました。すると、
「荷物は椅子に置かないで下さい」
まだ言うんかいっっっ
あかんのかいっっ
どないやねん!!!
コートさえも置くなと言うのですから相当なものです。
私は仕方なく、自分のバッグの上にコートを置きに行きました。
その後、2人組みのお客さんが入ってきて、カウンターの右端の席に座りました。
店員は何も言いません。
1人客は右端の席は断るけれど、2人なら右端オッケーらしいのです。
どーゆーこっちゃねん!!!
なんかドンドン腹が立ってきます。
見ると先ほどの2人客は水が出ていますが、私にはありません。
もしかしたら、この若い店員は私の事が気に入らないのかも知れません。
だから席を何度も変われとか、椅子に一切の物を置くなとか言うのかも知れません。
そして水さえも出さないのかも知れません。
それなら納得です。
きっと私が、なんとなく生理的に受け付けない顔をしているのでしょう。
だから腹が立つのかも知れません。
そんなことを思いながら食べたカツライス、むちゃくちゃ不味かったです。
道具もフォークしかないので、カツを一口サイズに切る事も出来ず、かぶりつくしかなく、付け合わせのキャベツには一切何もかかっておらず、ご飯の量も少なく、、と腹が立っているので何もかもが悪いように感じてしまいました。
駅から30分も歩いて行ったのに、なんでこんな思いをして、しかもお金を払って不味い料理を食べなければならないのかと、つくづく後悔させられました。
その後、その若い店員がお座敷でワイワイとやっている主婦グループのところへ行き、そろそろお会計をお願いしますと言って追い出していました。
まだ営業時間が終了したわけでもなく、しかも我々がいるのですから、追い出さなくてもいいと思うのですが。
カウンター隣の2人組みの1人が、キャベツにかけるドレッシングがないかと訊ねると、返事は「ありません」の一言でした。
どうやら私だけではなく、客全員がうっとおしいようです。
そんなんなら商売なんて、辞めてしまうべきではなきでしょうか。
こんな商売やってたら、そのうち血の気の多い客に、顔面を真正面から思いっきり殴られると思います。
いや殴られてほしいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿