勝負事には誰しも負けたくないものです。
やはり勝ちたいというのが人間の本能なのでしょうか。
ところが、大人になって社会に出ると、必ずしも勝つ事が勝利だとは言えない事が数多くあります。
例えば飲食店の場合、あきらかに客の勘違いでクレームとなった時、正義はこちらなのだと言い負かせて勝利したとしても、その客はもう二度と来店しないでしょう。それは結果的に負けてるのではないでしょうか。
その目の前のクレームで、明らかに客が悪くても、あえて相手を立てて負けてあげ、その後何度も来店してもらった方が、結果的に勝利したことになります。
賢い人、頭の良い人というのは、目の前の勝利など気にもしていないのです。
その向こう側の本当の意味での勝利を見据えているので、今目の前で起こっている勝負など、簡単に負けてあげれるのです。
それが大人なのです。
言い負かせて勝ったとしても、結果的に負けているようではダサいのです。
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