2023年1月13日金曜日

顔を隠す理由

ニュースで強盗犯の映像が流れていました。 犯人グループは数人で店に押しかけ、ハンマーで什器を叩き壊して腕時計など数十品を奪って逃走するその一部始終が、店内に設置してある防犯カメラに記録され、その映像が流れているのです。 しかしながら犯人の顔にはボカシが入れられています。 犯人にもプライバシーがあるとでも言うように、まるで犯人を擁護するように、マスコミは顔をボカシて誰なのかわからないようにしているのです。 ここ最近めっきり増えた無人餃子販売店でも、連日のように盗難が発生し、その度にニュースで防犯カメラ映像が流れていますが、どれも犯人の顔にボカシが入っています。 以前からずっと不思議だったのですが、何故顔をボカす必要があるのでしょうか。 犯人なのかが不確かな場合はボカシを入れても理解できるのですが、明らかに犯人なのに、それでも顔を隠さなければならない理由は何なのでしょうか。 犯人の顔を世間に知らしめた方が、逮捕につながる情報も得られるでしょうし、その家族や知人からの通報も得やすいでしょう。 テレビは犯罪者を擁護しているのでしょうか。 無人餃子店では盗難しても顔が公表されないからか、何度も何度も同じ犯人に犯行を繰り返されています。 犯行を犯しても顔をボカシてもらえるから安心だとばかりに、次から次へと新たな窃盗犯が誕生しているのです。 マスコミが犯罪者を作り出しているのです。 見ていて腹が立ってきたので調べてみました。 すると、まだ容疑者の段階ではまだ犯罪者だと確定したわけではないので顔出しはできないのだとか。 しかも顔だけではその本人なのかが確実ではなく、同じような顔の人も存在するために、実際は犯人ではないのに同じような顔だったために、世間から非難されたケースもあったというのです。 確かに少しだけ納得できました。

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