2013年8月16日金曜日

教え方

自分が知っている事で、相手がそれについての知識が無い場合、その相手を小馬鹿にする人がいます。
結局その相手に教えるのであれば、機嫌良く、そして気持ちよく教えてあげれば良いものを、なぜ馬鹿にして、相手を見下げ、上から教えようとするのでしょうか。
しかし、そんな人でも知らない事は沢山あるはずです。
自身も誰かに教わる機会があるはずなのです。
その時に小馬鹿にされたらどんな気分になるのでしょうか。
きっと嫌な気持ちになるはずなのです。
自分がされて嫌な事は、人にもしないというのが人間の本質、即ち愛ではないでしょうか。
もしもそんな風に人を馬鹿にする上司の下で働く事になった場合、いくら良い条件の会社だったとしても、毎日が苦痛となるでしょう。
当然、毎回馬鹿にされるので、いつしかその上司に質問する事さえなくなるはずです。
人は誰でも、気持ちよく親切に、そしてわかりやすく教えてくれる人に教わりたいのです。
よく自分の部下が、いくら教えてもわかってくれないという愚痴を耳にしますが、果たして本当に部下が悪いのでしょうか。
また、部下が質問して来ないという愚痴も聞いた事がありますが、それは聞かない部下が悪いのではなく、あなたの教え方が悪いのではないでしょうか?