2012年6月15日金曜日

人は嘘をつきます。
何故人は嘘をつくのでしょうか。
嘘をつく理由を考えてみました。
・保身のため
・見栄を張るため
・人を陥れるため
・笑いを取るため
・人を傷つけないため

「嘘をつかない正直な人が理想です」
と言う人がいますが、果たしてそうでしょうか。
人との人間関係を構築するためには、嘘も時には必要な場合が存在します。
先ほどの嘘をつく理由の最後2つに関しては、まさにそれに当たります。

笑いのための嘘
少し大げさに話を盛る事で、その場を明るくしたり、人をリラックスさせたり、笑顔が生まれたりするのであれば、そんな嘘も素敵だと思います。

人を傷つけないための嘘
何でもかんでも正直に言うことで、相手を苦しめたり傷つけたりするのであれば、相手を気遣った嘘も必要となります。
こういう嘘がつけない人は、「正直な人」というよりも、「人を気遣えない自分勝手な人」という印象の方が強くなります。

いずれも自分のためではなく、相手のためにつく嘘です。
これを否定してしまっては、良い人間関係を構築できるわけがありません。
良い嘘と悪い嘘、これらを全てひっくるめて「嘘はアカン」なんて言ってはいけないのです。