2011年3月23日水曜日

飲食店

ここ1ヶ月の間にblogに掲載したラーメン店が3軒閉店した。
いずれも味は美味しかったしお店の人も感じ良くて、また行きたいと思えるお店だった。
周囲の人達にも評判は悪くなく、ネットでも話題になっていたはずなのにである。
1軒の店主からはわざわざご丁寧に閉店のお知らせのメールまでいただいた。
結局いくらネットで話題になろうとも、それだけではメシが食えないのが現状なのだ。
店主が1人でキリモリしたとしても1日2万は売らないとやっていけないのだ。
1日2万売って月間60万、食材原価が20万、家賃が10万、自身の給与30万。これでトントン。
しかし家賃10万なら決していい場所とは言えない。せめて20万、となると自分の給与は20万になる。
ピークタイムにアルバイトを入れたとしたら10万給与で支払ったとして残り10万となる。
ランチ中心の立地なら食材原価も30%では済まないだろう。
40%として24万、残り6万円となる。
これではさすがに維持は出来ない。
1日3万売ったとしても90万、原価36万、家賃20万、バイト料10万、残り24万円。
実際はここに光熱費や諸経費もろもろで10万~15万は乗ってくる。
これでは継続は不可能である。
仮に店主自身がお店に入らず、完全に人に任せていたとしたら完全に赤字である。
飲食店の経営は本当に難しい。

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