2013年9月25日水曜日

アイスコーヒーの飲み方 作法

巷では、アイスコーヒーにミルクを入れた場合、それをストローで混ぜるのか混ぜないのかで議論になっておりますが、私は絶対に混ぜない派で貫き通しております。

















それは、完全にまぜてしまうと、一つの味しか楽しめないからです。
混ぜてしまうと、珈琲とミルクが混ざったミルクコーヒー的な物の味、それしか味わえないのに対し、混ぜなければ、珈琲、ミルク、珈琲とミルクが自然に混ざった部分のミルクコーヒー的な味の3つの味を楽しめるわけです。
最初から混ぜる事で、本来の珈琲の味を味わえないままに、飲み干してしまうなんて、ナンセンス過ぎます。馬鹿げています。
ほっといても後半には自然に混ざっています。
ミルクコーヒー的な味は、最後に味わえばいいじゃないですか。
焦る事なんてないのです。
これは、以前モメにモメた卵かけごはんと同じ原理なのです。
卵かけごはんも混ぜてしまうと、単体の味しか楽しめませんが、最初は混ぜずに、軽く黄身を潰す程度にする事で、黄身、白身、ご飯、醤油、味の素のそれぞれの味を楽しめるのです。
カレーライスだって同じ事です。
かき氷だって同じ事です。
お茶漬けだって同じ事です。
中華丼だって同じ事です。
とろろめしだって同じ事です。
ミートスパだって同じ事です。
何でもかんでも混ぜれば良いという発想は、幼稚な発想と言わざるを得ないのです。

2013年9月20日金曜日

爪切り


















最近の爪切りには、必ずと言っていいほど爪切りカバーなるものが備わっています。
(爪飛び防止プラカバーというらしい)
これは爪が四方に飛ばないようにと、誰かが開発したもので、画期的グッズとして愛用されているようです。
爪があっちゃこっちゃに飛ばないという理由で、喜んでいる人がどこかにいるのでしょう。

ところが、私はこれが邪魔で邪魔で仕方ありません。
迷惑で迷惑で、腹が立って仕方ないのです。
そもそもこんなものがあるとカバーが邪魔で爪切りの刃先が見えません。
刃先が見えないのですから細かな作業ができないのです。
刃先を見ながらでないと、キレイにカットできないのです。
この邪魔なカバーがあると、大雑把にしか切れないので、物凄くストレスが溜まります。
そもそも爪が飛ばないような切り方をしないからこんな物が必要になるわけで、私にとっては全く不要なものでしかないのです。

1つの爪を、何度にも分けて切るという切り方の人、要するに大雑把な切り方の人には便利なグッズかも知れませんが、私は1つの爪は1つの爪として切ります。
爪の端から端へと切り進め、全部が繋がった状態で完成します。
言うなれば、りんごの皮と同じ原理です。
何度も何度も皮を切るのではなく、全部繋がった状態で切るように、爪を切るのです。
10本の指の爪をカットし終えると、爪のカスは10個となるのです。
そうすれば、爪が四方八方に飛び散るなんて、アホな事にはなりません。
アホな事にならないので、爪飛び防止プラカバーなんて不要になるのです。
この切り方をする為には、必ず爪切りの刃先が見えていないとできないわけです。

こんなもの世の中から消え去ってほしいと言っている人もいます。↓
http://d.hatena.ne.jp/rice-addict-m/20101221/nail_clippers


2013年9月19日木曜日

領収書

ホテルの領収書、なんであんな大きいのでしょうか。
明細書と領収書がひとつになっているからですが、領収書部分を切り取るタイプを使用しているホテルもありますが、非常に少ないのが現状です。
月間に10箇所も宿泊すると、領収書で財布がパンパンになってしまいます。
そればかりか、電車や飲食費など様々な領収書をまとめていると、それぞれのサイズが異なりすぎて、ひとつにまとめるのが非常に困難です。
まとめてクリップでとめる場合など、非常に揃えにくい上にバラバラになってしまうのです。
いっそのこと、あらゆる領収書のサイズを名刺サイズに統一すればどうでしょうか?
そうすると、まとめるのも非常に簡単になりますし、税理士さんも助かるのではないでしょうか?
勿論、既存の領収書は廃止となりますので、印刷業者は大変潤います。
冷え切った印刷業界を活性化するためにも、是非これを実現化して欲しいものです。

生え際にブローネ

生え際にブローネのコマーシャルが納得できません。










図のように生え際にとどまるので、生え際がキレイに染まるという内容ですが、人間の毛髪は、前の部分からしか生えているわけではないからです。
前からだけ生えているのなら、全員がシトシトピッチャンになってしまいます。
















※シトシトピッチャン

全部の毛髪に生え際があるわけです。
なのに前の部分だけに、分厚く毛染めの泡を盛り付けているこのコマーシャルは、子供騙しといか言いようがありません。
花王はすぐにでも制作会社へクレームすべきではないでしょうか。

2013年9月18日水曜日

マント群落

高速を走っていると、このような風景をよく目にします。

















ツルのようなツタのような植物が、木々の上に覆いかぶさって、まるでお化けのように生息しています。

















木々が動けない事をいい事に、勝手に上にかぶさってきたこの植物を、木々達は一体どう思っているのでしょうか。
これでは日光も遮られ、成長すら邪魔されてしまうのではないでしょうか。
こういった理由から、私はこれまでずっと、こツルのようなツタのような植物は、樹木の敵ではないかと思っていました。

















しかも生えているのは、いずれも人間が森林を削って作った道路やトンネルなどと、森との境界線がほとんどです。

















ひょっとすると、人間がこういった工事の後で、森との境界を緑地化するために、成長の早いツルをあえて植えたのでは?
そんな憶測をしていました。
そしてそれがどんどん成長してしまい、森の木々の上へ上へと増殖、森林のバランスを崩してしまっているのではないか、そんな妄想を膨らませておりました。

















そう、ブラックバスのような存在だと、ずっと思っていたのです。
そう思いはじめて15.8年、ついに検索してみました。
ずっと以前から調べよう調べようと思いながら、果たして何て検索して良いのかがわからず、ずっと先延ばしにしてきたのです。
すると、このツルのようなツタのような存在を「マント群落」と呼ぶのだという事がわかりました。

マント群落とは、森林の周囲に発達するつる植物や小低木の群落で、森林内への風の吹き込みを防いだり、日光の直射による乾燥を防いだりして、袖群落とともに森林内の環境を保つ役割をもつのだそうです。
















マント群落に接して,裸地との間につる植物を中心とした草本と低木群落からなるソデ群落もあり、これらの群落は、森林が破壊された時、まっさきに裸地や森林の周辺をおおい、森林内に強い風や光が人ってくることをはばみ、大雨などによって栄養分豊かな表面の土壌が流されるのを防いでくれます。
 森林が破壊されると一般には強い風が入り込み、木を倒し、強すぎる光は中の植物を枯死させたり、強い風により林内が乾燥し、森をさらに破壊します。
 ところが成長の速いつる植物を中心としたマント群落やソデ群落があると風や光を遮って林内の環境を一定のものに保ち、森林が守られるというわけです。
 ちょうど人間がケガをしたときにできるかさぶたと同じ役割があり、かさぶたは見た目にはみにくいですが、いち早く傷口をおおい、外の空気や水などが傷口にふれるのを防ぎ、細菌の侵入などを阻止して人のからだを守ります。
 マント群落やソデ群落は、まさに森林のかさぶたともいえるもので、その中心的役割を担っているのがつる植物なのだそうです。

このように、調べてみると、この敵だとおもっていた植物は、実は物凄く良い植物だったようです。
ずっと木々は「どないやねん、どけや!」と言っていると勝手に思っていましたが、実は「ええ子やのぅ、高い高い~」と言っていたのです。
何でも見かけで判断してはいけないのですね。
勉強になりました。