2010年9月30日木曜日

一日一善

4車線ある結構広めの道路を横断していた時のこと。
交差点を曲がろうとしていた4tトラックの荷台から「ガシャガシャガシャーン」っと荷物が崩れ落ちた。
どーやらオフィスの引越しの途中らしき男性が車を停めてオロオロしている。
道路には一面に名刺やらステーショナリーグッズが散乱していた。
信号がかわり4車線の道路を車が走り始める。
必死で散乱した荷物を片付けようと焦っている男性。
クラクションを鳴らし、散乱した荷物を踏みつけて走り去る車たち。
思わず駆け寄って、一緒に拾ってあげた。
「すみません、すみません、ありがとうございました」
「ええねんええねん」
すごく感謝された。
一緒に拾っただけでたいしたことはしてないけれど、困ってる時ってこういうの嬉しいもの。
俺も不思議と困った時には必ず助けてくれる誰かがいるから、絶対に困ってる人を見たらほっとけない。

2010年9月29日水曜日

グレー星人

23歳の春その事件は起きました。
当時よく遊んでいたアッチャンが友人のT子を連れてうちから帰ったのは深夜1時。
T子は赤穂駅近くに車を停めて、アッチャンの車でうちに遊びに来ていました。
アッチャンはT子を赤穂駅まで送り届けて帰る予定だったのです。
深夜2時、アッチャンからのコール
「もしもし、T子が車のキー忘れたみたいやねん」
俺は風邪気味だったけれど、忘れもののキーを持って待ち合わせの赤穂まで行く事にしました。
それは買ったばかりのルノーに乗りたいという気持ちがあったからです。

相生市から赤穂市に抜ける道中にタカトリ峠という峠があります。
もちろん深夜3時前という事もあってすれ違う対向車なんて皆無。
俺は順調に車を走らせていました。
峠の山頂を過ぎ、下りに差し掛かかり大きなカーブを抜けたところで事件は起きました。
な、なんと目の前を人が走ってるのです。
しかも子供か老人!
全身グレーの人?いや、頭が人の倍以上の大きさの得体の知れない何か・・
なんじゃこりゃ!なんなんじゃこりゃ!

しかも道の真ん中をスキップしてるやん!

俺はその得体の知れない人か何かを撥ねそうになって思いっきりハンドルを左にきりました。

 ドドーン!

俺は買ったばかりのルノーと一緒に1.5m下へ崖を転落しました。
何が起きたのか理解できないまま俺は反転した車内で硬直。
漏れ出したガソリンの臭いが俺を正気に戻し、慌てて車外へ出る。
そして崖を這いずり上ったところにT子を乗せたアッチャンの車が停車したのです。
「何か嫌な予感がして来てみたんや」とアッチャン。

何か嘘みたいですが、これ全部実話なんです。
その後、アッチャンの車に乗せてもらいT子を送り届けたのでした。
帰りの車内
「アッチャン、実はな、俺宇宙人見てん」
「あはは!宇宙人?夢でも見てたんちゃう?」
当然ですがアッチャンは信じてくれませんでした。
「そか、夢かも・・・」そう思った瞬間でした。
俺たち2人の目の前をさっきの得体の知れない何か(頭が人の倍以上の大きさで全身グレー、耳も無い)が走って(スキップのように)いたのです!

「あ!あれやアッチャン!あれや!」
「うげっ!何じゃありゃ!」

俺たちは全身から汗が噴出し、血相を変えて逃げ帰ったのでした。
怖くて怖くて仕方ありませんでした。
あれはどう考えても人じゃない。
いや、100歩譲って人だとしても深夜3時にあそこを人が走ってることなんて信じられない。
あまりの恐怖に2人で朝まで友人宅数軒へ行き、見たこと全てを話し倒したのです。
でも誰も信じてはくれませんでした。

その1ヶ月後、あの日に訪れてバカにした友人が電話してこう言うのです。
「お、俺も見た!俺も見たんや!宇宙人見たんや!さっきあそこで!」

どうやらあれは本当に宇宙人だったのかも知れません。

2010年9月28日火曜日

チマチマ小銭を出す男

以前コンビニでバイトしている友人(女子)から聞いた話。
「男のくせにチマチマ小銭を出す客が一番腹が立つ」らしい。

俺は仕事以外では極力バッグや財布は持ちたくない派で、ポケットに札を何枚か入れて出掛ける事が多いからか、ポケットに小銭が結構たまる。
もちろん帰ったら財布に移すので、財布の小銭入れはいつもパンパンになってしまう。
だから嫌われてもコンビニ等で使わないと重くてしょうがないのだ。

今朝コンビニでタバコや珈琲や雑誌を買ったら1184円だった。
見るとちょうど財布が小銭でパンパンだったので
「これで出してもいい?」と小銭を指差して聞くと
「いいですよ(笑顔)」という気持ちいい返事。
早速小銭を数えてみると、100円玉が7枚、50円玉が5枚、10円玉が19枚、5円玉が5枚、1円玉が18枚…
「た、足らん…。1円足らんし(涙)」
結構時間かかって結局1円足りなかったのだ。
結局札を出した。
「そら嫌われるわ」と思った。

2010年9月27日月曜日

タバコ事件

中学2年の春、その日珍しく練習に遅れてきたヨボが体育館に入るなり一言
「全員職員室に来いって…」
ヨボは体は細いのにお腹だけがポッコリ出ていて、ヨボヨボ歩くのでヨボと呼ばれていたバレー部の同期部員。
放課後、バレー部の練習に来る途中で、先生の持ち物検査に合い、ポケットの中の煙草が見つかってしまったと言うのだ。
しかも部室でバレー部の同期数人で吸った事を自供してしまったらしい。
そう、ヨボは体型だけでなく性格的にも少しヤボったいところがある、皆そんなヨボにキレながらも、これから起こるであろう職員室での尋問に対する打合せを始めた。

キャプテンはイグオ。イグオは俺と同じ小学校出身で、小学校時代から身長が165㎝もあって、当時県大会でもベスト3に入ってた我が中学バレー部からの猛烈なラブコールで入部したエリート。
そんなイグオと小学校時代から親友だった俺は彼に誘われるままバレー部へ入部したのだ。
 イグオの案で全員がシラをきる事となった。
今思えば既にヨボが自供した後なので、かなり無理のある作戦だったけれど皆イグオの案に合意した。
 職員室に着いて、ヨボだけが隣室の校長室に入ったっきり我々は30分ほど待たされる事に。

バキッ!ドドン!

何か鈍い音が聞こえてくる。
いったい隣の校長室で何が起こっているのか、残された我々4人は誰も何も喋ろうとせず、ジッと時間が経過するのを待っていた。

当時の我が中学校は荒れ放題という言葉がピッタリで、新聞沙汰なんて日常茶飯事、あちこちのガラスも割れてるし暴力事件が耐えなかった。
ちょうどその頃から何とか学校のイメージを立て直そうと先生達がやっきになっていたのだ。
入学式で私語をしていた同級生が、ステージで先生にボコボコに殴られていたのが強烈に印象に残っている。

「次!おまえ入れ!」

職員室に入って35分が経過した頃、いよいよヨボ以外の部員が校長室へ呼ばれたのだ。
しかも俺を指差している。
「俺?」と言うと
「おまえだけや」
その言い方は自信に満ち溢れていた。
何か確信を掴んだようなそんな印象だった。
恐る恐る校長室へ入ってみると、先生が10人、中央に置いてある尋問用の椅子を囲んで座っている。尋問用の椅子の正面には保険体育の先生が少し笑みを浮かべながらムキムキの腕を見せびらかすように腕まくりをして座っている。
ふと脇に目をやると顔をボコボコに腫らしたヨボが座っていた。
俺はその痛々しいヨボの顔を見た瞬間、全身から戦意が失せていくのを感じた。

「煙草吸うたんか?」
俺を尋問用の椅子に座らせるなりムキムキの保険体育の先生が質問してきた。
「いえ吸ってません」
バキッ ボコッ
こめかみと鼻に拳が飛んできた。
鼻への一発はモロにヒットし俺は椅子から吹っ飛び、床に倒れ込んだ。
床一面に鼻血が噴出し、血まみれで倒れ込む俺に
「吸うたんやろ!」
容赦なく質問を浴びせてくる。
「はい」
この状況でシラをきるなんてナンセンスである。
おそらく認めるまで殴られ続けるだろう。
俺は2発殴られただけでアッサリと認める事にした。
それに血の量が尋常じゃなかったので、先生達も少したじろいだのだと思う。
それはこの後呼ばれる部員達への対応を見た時に確信する事になる。

次に呼ばれたのはわーくん、彼がドアを開けると左手には顔をボコボコに腫らしたヨボ、右手床には血まみれの俺が倒れ込んでいる。床一面に飛び散った血。
彼は俺よりも早く戦意を失ったはずである。
ところが顔面2発、倒れ込んだところへ顔面蹴り上げ1発、計3発もらうまで認めなかった。

次呼ばれたのはツーちゃん。
ツーちゃんは中学生とは思えないほどムキムキで、先輩30人に集団リンチを受けたのに全員を倒してしまったという武勇伝を持つ男。
なのにロマンチストでアニメ好きという一面も持ち合わせている。
「お前も吸うたんやろ」
「いいえ」
バシッ ボコッ
「吸うたんやろ!わかっとんねんど」
「吸ってません」
バキッ ボカッ
やっぱツーちゃんは凄かった。
何発殴られても微動だにしないのだ。
それどころか先生達の手が痛そう。
その後も何人かで交代で殴り続け、10発目あたりでついにツーちゃんも観念して認めたのだった。

最後はキャプテンのイグオだ。
彼もこの無惨な光景を目の当たりにすればすぐに認めるだろう。誰もがそう思っていたし、これを見てまだシラをきるなんてバカげている。
ところがイグオは認めなかった。
何10発も殴られ続けても認めなかったのだ。
さすがキャプテン、しかし往生際が悪すぎひんか?キャプテン。
もう全員がキミも共犯だと自供済みである。
「もうええから認めろ!認めとけ!」
おそらくこの部屋にいるイグオ以外の全員がそう思ったであろう。

30分程してイグオが認めると、今度は全員の親が校長室に入ってきた。
俺がこの部屋に呼ばれる前に全員の親に連絡し、別室に呼んでおいたのだとか。
親父が来ていた。
その後、今回のメンバー全員が1週間の停学処分と告げられ、ヨロヨロと校長室を後にした。

帰り道、運転しながら親父が初めて口を開いた。
「まぁ俺もおまえぐらいの時に煙草吸うとったからな、えらそうな事は言えんけどな、警察沙汰になるようなことだけはすんな。」

俺は助手席で小さくうなずく事しか出来なかった。

2010年9月26日日曜日

火事

火事って怖いですね。
一瞬にして全てが燃えてなくなってしまう。
仮に途中で消す事が出来たとしても、全てが水浸しになってしまう。
もし自分の責任で火事なんて起こしたら大変です。

高校の夏休み、俺の部屋は離れになっていて、食事や風呂以外は基本的に自分の部屋で過ごしていました。
その日は、お昼頃に起き出してきて、母屋でランチを食べ、部屋に戻ると、一面真っ白!
「なななな、なんじゃこりゃ!」
そう、ドアを開けると部屋は煙で真っ白だったんです。
かすかに奥のほうでメラメラと何かが燃えてる音が聞こえてきます。
俺は一瞬にして何が何で燃えているのかを考えました。
「しまった!」
さっき部屋を出る前に一服した煙草の灰皿を、火が消えてるのを確認しないままゴミ箱に捨てたのを思い出したのです。
メラメラと聞こえる方向にゴミ箱があったので間違いありません。
100%自分の責任で火事を起こしかけているのです。
迷ってる暇はありませんでした。
「何とか親にもばれずに解決したい。」
「いや絶対に解決する!」
そう心に決め、ゴミ箱の位置、ちょうどドアからは1番奥のところまで息を止めて全力で突入しました。
ゴミ箱からは1.5mほどの火柱が立っていて、ブリキの側面は熱く、爪を立てて持ち上げるのがやっと、でも今は熱いなんて言ってられません。
「おりゃゃああああああ!」
根性でゴミ箱を室外へ持ち出し、何とか火事を未然に防ぐ事に成功したのです。
さらにこの後が大変です。
親はすぐ隣の素麺工場にいます。
早く中の煙を外へ追い出さないと親にバレてしまいます。
「もし見られたら、バルサンやってると言おう」
言い訳も一応考えました。
俺の部屋には窓がなかったので、扇風機を2台持ち出してきて、必死で煙を外へ追い出したのでした。
煙が消えるまで親が工場から出て来ない事を祈りつつ、なんとか1時間ほどで無事に煙も消えました。
部屋に入ると、ゴミ箱のあった箇所の壁が黒く焦げていました。
そこには何故かクリスタルキングの「セシル」という曲の大きなポスターを貼って隠す事に成功。
事なきを得たのでした。

2010年9月25日土曜日

サンシャイン牧場

オフィスの喫煙ルームの窓の下に、我々が勝手にサンシャイン牧場と名づけた畑が見える。
毎日オッチャンが朝から畑仕事をしているのを眺めならがタバコを吸う。
たまに上からオッチャンに声をかけて、イチゴやらタマネギの育て方をあーだこーだと聞く事もある。
オッチャンはええ人で、いつも快く答えてくれる。
たまにイチゴなどをいただいた事もあった。
住宅地にポツンと1つだけあるこの畑は、きっと昔から農家の家に代々続くオッチャンの仕事なんだろうと思っていた。

ある日のこと、喫煙ルームからKが俺を呼ぶ。
「来てください!はよこっち来てください!大変です!」
行くといつも軽トラのオッチャンが畑にベンツで乗り付けるのが見えた。

「なんやねん道楽かいっ!」
「なんかボクがっかりですわ」
Kがつぶやく。
俺もなんとなくがっかりした。
オッチャンは田舎の農家の人で、どちらかというとビンボーであってほしかった。

2010年9月21日火曜日

ひとこと

ひとこと文句を言ってからしか仕事を引き受けない人がいます。
どうせ最終的に引き受けるのであれば、最初から気持ちよく引き受ければいいのに。
いつも思います。

基本的に雇われの身、すなわちサラリーマンという立場に多く見受けられます。
専門的部所であるがゆえに、慢心し、仕事が来る事の感謝の気持ちを忘れ、逆に文句を言うのです。
技術者や専門職に多い現象と言えます。
完全歩合制であればそうはならないでしょうが、やってもやらなくても同じサラリーである彼らにとって、手間な仕事は極力引き受けたくない、そんな風に取れる行動であると思います。

もちろん仕事を依頼する側は、毎回嫌な思いをします。
できればその人に頼みたくないと思うようになります。
そのうち仕事だけでなく、人としても嫌いになってしまいます。

社内で、営業と技術が仲が悪いという原因の殆どは、このことが原因といえます。
当然、受ける側だけが悪いわけではありません。
依頼者側の依頼の方法が悪い場合も多いのも事実です。
お互いの気持ちがわからないという事が、大きな要因ではないでしょうか。
技術者上がりの営業マンと、営業経験のある技術者の場合では、こういう例は極端に少ないといえます。
お互いにお互いの仕事をよく理解しているので、相手にとって嫌な事はわかります。
営業側はひとこと文句を言わさないような依頼ができます。
仕事を受ける技術者側も、文句を言う事のナンセンスさを理解して引き受けられます。

2010年9月18日土曜日

2010年9月17日金曜日

表示形式の変更

Bの表示形式について、誰でもが簡単に判断できるよう、以下のように変更いたします。

0B:水のB
1B:水に近いB
2B:かなり柔らかいB
3B:柔らかいB
4B:柔らかめなB
5B:適度なB
6B:硬めなB
7B:硬いB
8B:かなり硬いB
9B:すごく硬いB
10B:カチンカチンのB

このように0~10の11段階の表示形式にすることで、これまでのようにGBやSGBなどのわかりにくい表示から誰でもがBの状態を簡単に理解できるという利点があります。
そして量に関しては、SS、S、M、L、LLの表示を前につけるということで統一したいと思います。

2010年9月15日水曜日

骨盤ダイエット

森光子や黒柳徹子の若さの秘訣が、スクワットを毎日継続してやっているおかげだと言うのを聞いて、なんとなくはじめたスクワット。
継続させるために1日2回の歯磨きと同時に行うと決めて、1回130回、1日2回実施、早いもので1年が経過した。
結果的にウエスト10cm減、体重8kg減したわけですが、会う人会う人に「痩せたな痩せたな」と言われるので、すっかり気を良くして、スクワット普及に従事する日々。
たまたま検索したところ、どーも骨盤スクワットなるネーミングで、ダイエットに効果があるといろんな人が書いている。

「最近話題になっている骨盤スクワットですが、以前からこの骨盤矯正によるダイエット効果は色んなダイエット、エクササイズ関係の書籍、また雑誌などでも取り上げられていました。色々な骨盤スクワットの方法(やり方)がありますが、ダイエット効果で体が引き締まる箇所はほとんど同じです。この骨盤スクワットでダイエットを行うという根本的な意味は、骨盤の歪みを矯正することにより、骨盤全体のバランスをとり、しいては体全体のバランスをよくして全身の筋肉を無駄なく使えるようにするということです。骨盤が歪んでいると、体の中で、使わない筋肉と使う筋肉がでてきて、使わない箇所にはどんどんと無駄なお肉がついてしまします。運動しても痩せないと言う方が多いのはこういったところからきてる可能性があります。骨盤スクワットで骨盤の矯正をすれば、ダイエットに成功する可能性も大きく変わってくると言えるでしょう。」

なるほど、筋肉トレーニング効果や有酸素運動効果ではなくて、骨盤の矯正で痩せたらしい。
写真のように足を閉じずに開いて行うのが骨盤に良いのだとか。
今後も継続しようと思った。
そしてもっと普及活動に力を注ごうと思った。
なんなら本書こうかとも思った。

2010年9月14日火曜日

運搬

お婆さんを運搬するお爺さん














台車にお婆さんを乗せてセブンイレブンに入っていった
気になったので出てくるまで待ってみた

8分後
そのまんまのポージングで出てきました














俺はその姿が見えなくなるまで無心でシャッターを切り続けた














バイバーイ、バイバーイ

2010年9月13日月曜日

身長

先日とある場所で、江戸時代の日本人のレプリカに触れた。
江戸時代の日本人はこんなに小さかったのだという衝撃を受けた。
143cm、まるで子供のような大人なのだ。
300年ほどで30cm弱も大きくなっている。
100年で10cm、この計算でいくと3000年には2m69cm!
でっかああっっ!!
3309年にはついに3mの大台にのることになる。
3mともなると現代の建築では対応不可能、天井が低すぎて家の中ではまともに立てないし、車だって車高が低すぎて首が痛くなるだろう。
布団もベッドも、エレベーターも、電車も飛行機も、観覧車も、とにかく何もかも作り直さないと使えない。
バスケットゴールもバレーボールネットも今のままでは競技にならない。


確かに昔の建築を見るとめちゃくちゃ扉が小さかったりする。
少し気になったので調べてみた。















すると図のように徐々に大きくなってきたのではなく、江戸時代が一番低い。

縄文時代 147.4cm
弥生時代 151.3cm
古墳時代 151.5cm
鎌倉時代 144.9cm
室町時代 146.6cm
江戸時代 143.0cm
明治33年 147.9cm
昭和14年 152.7cm
昭和35年 154.7cm
平成15年 157.8cm

上記は縄文時代から現代までの日本人女性の身長の変化だ。
一旦江戸時代に縮んでまたそこから大きくなっているのがわかる。
そして平均身長は1940年代生まれの世代で急激に伸び、1970年代以後に生まれた日本人では止まりつつあるという。
今後伸び続けることはないというのだ。
世界一高い平均身長の国であるオランダ(男性は180.4cm、女性は167.6cm)では、現在すでに身長の時代変化が止まっているのだそうだ。
でもこれはあくまでも予測であって、本当のところは100年200年経過しないとわからない。

2010年9月12日日曜日

シケモク愛

ずっとシケモクは「ハシタナイ行為」と思いこんで生きてきた。

「そんなハシタナイ事したらアカン!」

実際に言われた事はないけれど、なんとなくオカンにそう言われそうな気になる。

ロングサイズとショートサイズが同価格であるにも関わらず、ポケットに入れた時に小さい方が良いという理由だけでショートサイズを選んできたけれど、それでも1本の3/4も吸えば一般的に捨ててきたタバコ。
単純計算してタバコ1箱に対して75円は捨ててきた事になる。
1日に換算すると4箱吸っていたので1箱分丸々捨てていたことになるのだ。
1/4残さずに100%吸いきっていれば、3箱で良かったのだ。
そう考えるとかなり経済的に損をしてきたような気になる。

では健康面で考えてみるとどうか?
調べてみると、シケモクはやはり身体には良くない(タバコ自体が良くないのですが)という事がわかった。
解説すると、タバコの半分以降に関しては、それまでの部分のフィルター的な役割も果たしていた葉の部分には強烈にニコチンが含まれているので、半分以降は吸わない方が良いらしい。
当然シケモクは後半の半分以降なのでニコチン含有量が多く、身体にも悪いというわけである。

しかしシケモクには愛がある。

自身ももちろん他人の吸殻をシケモクしようとした場合、思った以上に長い吸殻(半分以上)が残されていたときに、ものすごく得した感じがする。
長い吸殻を残してくれた自身もしくは他人に対して愛を感じるのだ。

本日、車の灰皿から半部以上の長いマルボロライトメンソールを3本発見した時、愛を感じた。
シケモク愛。

2010年9月11日土曜日

レギンス人

去年、ある先輩からレギンス率なるものの調査結果をうかがった。

当時、先輩はこう言いました。
「50人に30人はレギンスやな」
私は思わずこう答えたのです。
「5人中3人でええんちゃん」

実際のところ先輩の言う50人中30人ならば、100人中60人、すなわち60%の人がレギンスであるということになります。
ところがその後の私の独自の調査によりますと、50人中40人、すなわち80%がレギンス人だったのです。(黒タイツも含め)
わずか数ヶ月でレギンス人が20%も増加したということがわかります。
さらに東京よりも関西のほうがレギンス人が多いとの報告も入ってきています。
「足を露出するのは恥ずかしいけれど、ミニスカートは穿きたい」
という女子がレギンスを愛用するという事らしいのですが、理由はどうであれ、これだけみんながレギンスを愛用するようになると、流行のファッションという理由だけで今後もレギンス人は益々増加の傾向にあると推測されます。
最近はレギンス男子というのも増加傾向にあるというから恐ろしいです。

2010年9月10日金曜日

年齢

スタッフの大学生が、親戚のおばさんをアルバイトとして紹介したいという。
ちょうど人がいる時期でもある。

「へぇ!ええやん!ありがとう!何歳の人?」
「32歳です」
「えええええ!!!!わっか!わっか!」

彼女からすれば32歳主婦は完全におばさんなのだ。
今の俺から見ると32歳は全然ピチピチやのに。
ちょっとショックだったので他のスタッフ23歳にも聞いてみた。

「なー、おばさんて何歳?」
「んー32歳ぐらいですかね」
「ええーーー!ほなオッサンは?」
「んー人によりますけど36歳ぐらい?」
「ええーーーー」

まぁ確かに俺も20歳そこそこの時は30歳すぎた主婦の人をオバチャンと呼んでいたような記憶もある。
以前、渋谷でオヤジ狩りにあった男性の年齢が30歳だったというニュースをみてショックを受けた事もある。
スタッフの親が俺よりも年下だという事を聞いてショックを受けた事もある。

こういう積み重ねが自身をオッサンと自覚していくきっかけになっているのだと思う。
いややわ!ほんまいややわ

2010年9月8日水曜日

お菓子

実はつい最近まで、お菓子を食べるという習慣がありませんでした。
お菓子を食べる人の感覚が正直理解できなかったのです。
いやそれは今も同じかも知れません。
3度の食事をとっているのに、何故お菓子が食べたくなるいのかがわからないのです。
「小腹がすくから」
よく耳にしますが、小腹がすく感覚がわかりません。
「別腹よ別腹」
別腹という感覚がまったく理解できません。
食事と食事の間に何か食べたりしたら、次の食事がまともに食べられないじゃないですか。
そんな理由で子供の頃からあまり好んでお菓子は食べませんでした。
母親からすすめられても断る方が多かったように記憶しています。
食事は食事、食事意外は必要ないというのが私の考え方なのです。

ところが最近の私はお菓子を食べます。しかも結構食べます。
しかし先ほど述べたように理解できないままに食べているのです。
食事の代わりに食べたり、長時間の運転などでの眠気防止に食べます。
運転中、眠いときに何かを食べると目が覚めるという事がわかって以来、車にお菓子を常備するようになりました。
ただこの方法は、お菓子を完食した後、満腹感でよけいに眠くなるというリスクがあるのですが。
なので食べ続ける事でそれを克服しています。

食事をとる時間が無いとき、そのお菓子を食事として食べることもしばしば、あくまでもおやつとしてではなく、食事としてお菓子を食べる。
もしくは眠気防止のためにお菓子を食べるのです。
あくまでもそういう理由なので、前述のように小腹がすいたからとか別腹という感覚ではないのです。
満腹時はもちろんお菓子なんて食べたいとも思いませんし、眠くないのに車内でお菓子なんて食べようとも思いません。
ただ正直に言うと、どんな理由であれお菓子を食べる習慣がついてしまった以上、お菓子に対する抵抗はなくなったと言ってもいいのではないかと感じてきています。

よく食べるお菓子
・オールレーズン
・ベビースターラーメン
・ポテトチップス
・バターサブレ
・黒ごまスティック

今後食べたいお菓子
・森永チョコフレーク
・リッツクラッカー
・ガーナチョコレート
・アポロ
・LOOK
・カプリコ

2010年9月7日火曜日

播州弁

ふとした時に思い出し書き留めた播州弁

せんど=長い間
らっか?=大丈夫か?
らっきゃ=大丈夫や
なみちょのへ=楽勝
いぬ=帰る
べっちょない=大丈夫
だま=ゴミ捨て場
あるこー=あるか?
うっとこ=うちの家
づつない=お腹いっぱいで苦しい
まんがわるい=運が悪い
どーどこぞ=なんとか
いしこい=せこい
かじく=耕す
めぐ=壊す
へてから=それから
ごじゃ=むちゃくちゃ
ほたら=ほんなら
なんどいや=なんやねん
いぬ=帰る
がいだ=カメムシ
でぼちん=おでこ
いちびる=調子にのる
ちょろまかす=ごまかす
ごーわく=腹が立つ
ちょびっと=ちょっと
あいさに=たまに
ちんまい=小さい
あっかいや=あかんがな
ちゃっそ=泣かすぞ

ほとんど使わんなしかし。

2010年9月6日月曜日

お礼文

毎朝のメールチェック時、ある一通のメールに目が止まった。

はじめまして、先日から当店のアクセス数が異常に増えていましたので調べてみますと、殿様のブログの影響であることがわかりました。
当店の記事を書いていただきましてありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。

以前、殿のBlogで紹介したお蕎麦屋さんからのお礼のメールだった。
5年間で2500軒以上のお店を紹介したけれど、ごくまれにこうしたお礼文が届くことがある。
ただ単に食べたものを記しているだけのワンパターンなブログだけれど、おかげさまで最近はコンスタントに1日2000人ぐらいの方に見ていただけるようになった。
そのせいもあって、記事内にリンクを貼っていると今回のように急にアクセス数が増えるという現象が起こる。
また実際に投稿した翌日からお店に予約電話が何件もかかり、不思議に思って確認すると「ブログを見て」という返事が返ってくる事からこちらにお礼文が届くというパターンもある。
中にはお礼をしたいと言われる方もいて、その場合は丁重にお断りしている。
しかしいずれにしても喜んでもらえると嬉しいものだ。
それにお礼を言われたお店は印象に残る。
店の運営をしっかりとされているんだなぁと感心する。
自店の事をネットで調べたり、評判を気にしたりという事自体が基本でありながらなかなかできているお店は少ないと思う。

こういうお店には、今度はばれないように写真も撮らずにコソッと食べに行こうと思う。

2010年9月5日日曜日

内股と外股

いつのころからか、男を意識し始めた頃、同時に外股を意識しはじめた。
それまで内股だったのかというと、別にそういうわけではないのだけれど。
ただ、ふと気がついた時に、内股になっているという事が何度かあった。
そのせいで、男が内股であってはいけないみたいな意識が働き、外股を意識しはじめたのだ。

そして月日が過ぎ、最近また同様の意識が働くようになった。
ふと気がついたとき、自身が内股で立っている気がする。
気の緩みか、はたまた歳のせいか。
ずっとではないにしろ、ごくまれに内股の自身が存在する。
それは男としてどうなのか。
女子の内股は大歓迎、可愛らしいと思える、だからこそ余計に男の内股は恥ずかしいと思うのだ。
シャワーを浴びている時、タバコを吸っている時、足元を見なくても
「あ、いま俺内股ちゃうん」
と感じ、すぐ足元を見る。すると実際は内股ではなく左右の足が平行に並んでいる。
すなわち内股ではなくても外股でない事を感じるようなのだ。
しかも非常に気の抜けたリラックスした状態での事。
これまでの人生で、物心付いた頃からずっと外股を意識し続けてきて、でも実際は外股が自身の本来の姿ではなく、左右並行というのが俺の本来なんだろうと思う瞬間。

女子の内股にも様々な意見がある。
骨盤の歪みやO脚も指摘されている。しかしその殆どは、可愛く見せるための演出であるように思う。
あちらこちら、特に海外から日本の女子の内股を批判する声があるけれど、俺はあれでいいと思う。
可愛らしい。外股は色気が無い。
わざと内股にして可愛く見せるという意識は、ファッションの一部として非常に良い事であると思う。
そして彼女らもいつか俺と同様に、気の抜けたときに本来の自身の立ち方を知るだろう。

2010年9月4日土曜日

ICOCA

JR大阪駅でICOCAに5000円チャージしよ思てお札入れてたら
ビィィィィィィィィィって警報なった。

結構うるさくって周囲の人が変な目で見ながら通り過ぎていく。
入れたお金は3000円、取り消し押しても警報は鳴りっぱなし、お金も戻ってこない。
その場を離れるわけにもいかず、けたたましい警報音を聞きながら立ちすくむ俺。
5分経過。
機械を蹴ったり叩いたりしてみた。
変化なし。
10分経過。
やっとこさ駅員が来た。
来たけど何も言わん。黙って何か作業にとりかかる駅員。
ほんで何するんかと思たら、機械を開けて、お金を全部出してデータも消去してる。
「ちょ、ちょっと!消したらあかんやん!俺がなんぼ入れてるかわかってるん?」
すると駅員
「ちょっと待っててください。データ見てきます」
と言って駅員室に消えた。
いちいちそっち行かんでもさっきデータ残ってたやん!
また3分ほど待たされて返金された。
「こっちの機械でもチャージできますからこっちでしてください!」
まるであっちの機械でチャージしてた俺が悪かったかのように指示を受ける。
「しゃーけどこっちやったら5000円チャージでけへんやん」
「いや、3000円して次2000円したら5000円できます」
結局そうしたけれど、なんとなく残尿感の残る出来事であった。

2010年9月3日金曜日

江戸しぐさ

人混みを歩いていて、いつも気になる事がある。
自分の事しか考えずに歩いている人
前方から人が来ても、よけずに(かわさずに)真っ直ぐ突き進む人がいる。
イキリやヤカラという人種ではなく、ごく一般的な人での話。

統計をとってみてわかったのは、20代の女子に非常に多いという事がわかった。
続いて30代女子、10代女子と続く。
(男子は年齢に関係なく非常に少ない。イキリやヤカラを除く)
彼女らは基本的に、何故自分がよけなければならないのかという考え方である。
たまたま知り合いで、これまで全くよけた事がないという女子がいたので、聞いてみた事がある。
「え?なんであたしがよけなあかんのん?向こうがよけてくれるもん」
と堂々と言うのだ。
決してこの女性はヤンキーでもポン中でもない。
鬼のような形相をしているわけでもない。
ごく一般的なOLである。

昔、江戸時代に生まれたというマナー哲学「江戸しぐさ」のすれ違い時のマナー「肩引き」は、人の多い江戸の町を、肩がぶつからないようにと、左肩を路肩に寄せて歩くというお互いに気を使いながら歩く方法である。
本来日本人は(勿論、今もそういう人が多いけれど)実に謙虚で思いやりの心があった。
ところがこういう意見を聞くと情けなくなる。

さらに前方だけでなく、後方も全く気にしていないようだ。
意味も無くだらだらだらだらと歩いている女子。
後方からいかにも急いでいる感じの人が来たのなら、スッと身をかわして先に行かせてあげればいいと思うけれど
「そんなん急いでる人の勝手やん、急いでるんやったらちゃう道行ったらええねん」
と全く聞き入れない。
女子の後ろを歩いていて、イライラした経験をお持ちの方も多いはず。
彼女らは、実にマイペースであり、後方の事なんて全く眼中にはないのだ。

さらに後方を全く気にせず急に立ち止まる。
自分が急に立ち止まる事で、後方を歩いている人がぶつかるかもしれないなどと考えた事もない。
俺も大きなダンボール箱を肩に担いで歩いているときに、前の女子が急に立ち止まってぶつかった経験がある。バランスを崩してダンボールは落としてしまった。
箱の中のワイングラスは粉々に割れた。

確かに車社会でも、週末になるとこういう運転する人が増加するとお嘆きの人も多いけれど、歩行者間でも同様の事が起きているのだ。
勿論、前述の女性へ社会のルールや一般常識として、それがいかに人として良くない事かを説いたけれど、全く受け入れる気持ちなど持ち合わせていない様だった。

2010年9月2日木曜日

水虫菌

水虫菌ってどこにでもおんねんてね。
床にもいっぱいいてるからすぐに人の足に取り付く。
なので素足になる時は注意が必要なのだとか。
実際問題、俺はしょちゅう素足になる。
まず飲んだらどこでも靴下脱ぎます。
全部じゃなくても半分は絶対に脱いでる。(半分ずらしてる)
これがまた気持ちええんですわ。
ホテルの床にも水虫菌は存在します。
スリッパだって消毒してるかどーかわかりませんし。
なのでいつ感染するかわからんとです。

でもね、実は感染するまでに少々時間がかかるのだとか。
いくら酔っ払ってシャワーせずに寝てしまう時でも、俺は絶対に帰宅したら手と足を洗うようにしてるんです。
そーすることで付着してる水虫菌も死滅するというから正解でした。
もちろんシャワーやお風呂で洗えば問題ないのですが、それをせずに寝てしまう時に、繁殖して水虫になるんですって。
なので絶対の絶対に手と足は1日1回洗いましょう。
だからこんだけ何処ででも素足になる俺でも水虫にはなった事ないんです。

2010年9月1日水曜日

サカムケ

サカムケキライ
サカムケなったら痛いモン
なんや知らんけどサカムケしょっちゅうなんねん
イタイイタイねん
しょっちゅうイタイイタイねん
ソフトなサカムケならいつも爪切りでカットする
でも今回のサカムケはハードなサカムケ。爪の付け根のとこが半分に割れて血でとんねん
普通にしとったらなんともないねん
しゃーけどポケットに手入れる時いっつもそこがポケットの入口のとこに当たって激痛が走る。
シャンプーしとったら髪の毛がそこの間をこすって激痛が走る。

なので昨日バンドエイドを貼った。
ほなら数人から「指どーしたん?」と聞かれました。
「ん?サカムケ」
「サカムケ?あはははは」
サカムケごときで大げさだと皆笑う。
しゃーけどポケットやシャンプー痛いねんもん